新潟県南魚沼市「サンバレーひぐち」。 四季折々で賑わう民宿の後継者を募集!
こちらの案件は、後継者募集中です。
本案件の一次対応は事業者より委託を受けて relay が行っています。ご質問・ご相談は お問い合わせフォーム からお気軽にご連絡ください。

新潟県中越地方に位置する南魚沼市。お米のトップブランド、コシヒカリの生産地として有名です。そんな南魚沼市の玄関口、関越自動車道の六日町ICから、車で約3分の立地にある民宿「サンバレーひぐち」。
冬季には2~3メートルも積もる豪雪地ですが、東京から車で約130分、上越新幹線では東京駅から越後湯沢駅まで約80分。越後湯沢から六日町まで車で約30分という利便性の良さもあって、四季折々、様々なお客さんでにぎわう民宿です。
「ガンバレーひぐち」の別名でも愛される民宿「サンバレーひぐち」。住まいやこだわりの取り引き先も含めて、あとを引き継ぐ後継者を募集します。
スキー客、工事関係、お子様連れの家族から学生まで幅広い客層
春は新緑と山菜、夏は避暑・合宿・登山・鮎釣り、秋は全山紅葉、ハイキング茸狩り、冬はスキー、スノーボードのメッカと四季折々変化に富んだ自然に恵まれた南魚沼。「サンバレーひぐち」はビジネス、レジャー、合宿のお泊まりに会合、各種宴会にと四季を通じて利用されています。
晴れた日には民宿から、霊峰「八海山(はっかいさん)」の山並みが美しく見えます。
経営者で創業者の樋口昭夫さんが撮影した八海山の写真も、食堂に飾ってあります。妻の満恵(みつえ)さんの出身は松之山(現十日町市)で、ブナ林が美しい「美人林」の写真も。

昭夫さんは、東京深川の生まれ。3才で母の実家がある六日町へ移住しました。
趣味は写真撮影で、一昨年くらいまでオリジナルのカレンダーを作り、お客さんにプレゼントして、大変喜ばれていたそうです。「やめた年は寂しかったわね」と満恵さん。

昭夫さん「家族ぐるみで来てくれるからね、本当にありがたい。民宿の仕事は、いくつになってもやりたいのだけど、私たち夫婦もだんだん高齢になってきたので……」
昭夫さんが民宿を始めたのは、昭和47年(1972年)。当時はスキー場がとてもにぎやかな時代でした。
今とは別の場所で6年間営業してから、高速道路の建設で立ち退くことになり、現在の場所へ移転しました。高速道路、新幹線、ダムの建設。工事関係でのお客さんが宿泊しました。

冬は、スキーのお客さん。「ムイカスノーリゾート」が、車で約5分の近場にあります。中・上級者用のコースの他、スノーエスカレーター完備のキッズパークもあり、小さなお子さんも楽しめるスキー場です。
夏には合宿の受け入れもあり、関東などから多くの大学生が夏休み、宿泊します。「合宿免許(車の免許取得のための合宿)」でも利用されました。
満恵さんは「うちの孫たちも、大学生のおにいちゃん、おねえちゃんにかわいがってもらってねえ。わいわい、にぎやかだったわね」と話し、笑顔になりました。
自慢の料理とお酒。取引先も引き継げる
しかし最盛期は昭和50年~60年代で、今はその三分の一くらいになってしまったそうです。
昭夫さん「でも、インターネットを使って、SNSでの発信をうまくやれば、もっとお客さんは増えると思うんです。若い人なら、そういうの上手でしょう」
と期待しています。今、予約は電話のみの受付で行っています。
宿泊は、素泊まり、朝食付き、夕食付、二食付きと選べますが、食事つきを選ぶお客さんがほとんどです。南魚沼といえば、やっぱりお米の美味しさが魅力。せっかく南魚沼に泊まるなら、ぜひ「南魚沼産コシヒカリ」を賞味したいという方が多いのです。

今も、その美味しさには自信をもって提供しています。車で10分ほどの地域(青木新田)で作られた南魚沼産コシヒカリを、農家さんから直接、仕入れています。
昭夫さん「一口で南魚沼産コシヒカリと言っても、地域で微妙に味が異なるんですね。魚野川(うおのがわ)のこっちと向こうでも違うと言うし。私は、ここから近い、その地域のお米が美味しいと思って仕入れているんです。うちの方のお米は特に美味しいですからね。水分が多くてもっちりと、香りも良くて」
春にはゴゴミやウドなどの山菜、夏には魚野川で採れた鮎など川魚、秋にはキノコ……。食材も豊富な南魚沼です。
「民宿なので、むしろ家庭料理が喜ばれるだろうと思って」と、民宿ならではのおもてなしを心掛けているそうです。
新潟といえば、美味しいお酒も有名です。地元の銘酒「八海山」、同じ市内の「鶴齢(かくれい)」なども取り扱っています。
長年築いてきた関係も引き継ぎたい

事業の引継ぎには、お米の生産者さんや酒屋さんなどの取引先の紹介も可能です。
昭夫さん「問屋さんも喜ぶから、ぜひ紹介させてもらいたいです」

ちなみに、八海山の蔵元「八海醸造」がある長森には、お蕎麦屋さんやお菓子屋さんなど集まる「魚沼の里」があります。そこでは「雪室」や酒蔵の見学もできます。
鶴齢の蔵元「青木酒造」がある塩沢には、三国街道旧塩沢宿を再現した「牧之(ぼくし)通り」があります。
どちらも車で10~15分の距離。観光にもおすすめできます。
充実した施設と住居を是非活用して欲しい
民宿施設は4畳半から21畳まで、合計14部屋あり、全て和室(畳)です。
宴会場が和室と洋室あり、それぞれ50名まで宴会できます。食堂は41名まで利用できます。
他にも男女別のお風呂、コインランドリー(全自動洗濯機3台、ガス乾燥機2台)もあります。

民宿施設以外も、自宅として2部屋とユニットバスの引き継ぎを希望されています。家族で住んでも十分な広さがあります。
昭夫さん「民宿をやりたいという人がいて、雪国で暮らしてみたいねということであれば、ぜひ今の民宿を承継してほしい。このまま使えるから十分に活用して、続けていってもらいたい。そのために必要なこと、たとえば除雪などについても、機材の貸し出しなど支援したいと思っています」
長女の由里子さんが今、東京に住んでいて感じるのは、「南魚沼の四季のすばらしさ」だそうです。
由里子さん「冬は除雪で大変ですが、雪が降るのを楽しみにしています。寒い中に帰ってきて、あったかいコタツにあたるのもいいし、春が来るなとワクワクするのも、山菜採りに行くのも楽しいですよ。ここは自然の魅力にあふれています。
四季折々のすばらしさたっぷりの南魚沼で、民宿を引き継いでみませんんか?
事業者情報
所在地 | 新潟県南魚沼市余川1784-6 |
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代表者 | 樋口昭夫 |
創業 | 昭和47年7月 |
業種 | 旅館業 |
会社形態 | 個人 |
従業員 | 2名 |
営業時間 | 終日 |
定休日 | なし |
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