岩手県遠野市の地域憩いの居酒屋「恋灯り」お店の雰囲気を大事にしながら引き継いでくれる人を募集!
こちらの案件は、後継者募集中です。
- 譲渡希望金額
- 500,000円
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カッパ伝説や座敷わらしなど、伝承民話の里として知られる岩手県遠野市。2011年に発生した東日本大震災で大きな被害を受けた地域でもあります。困難を乗り越え、被災後まもなくの2012年3月に遠野駅近くで「恋灯り(こいあかり)」をオープンしたのは遠野出身の斉藤トメさん。
「家族のように過ごせる雰囲気を大切にしてきた」と話す斉藤さんですが、ご自身の年齢も踏まえて、地域の憩いの場であるお店を、数年後に引き継いでくれる人を募集しています。

地域の常連さんに愛される居酒屋
もともと斉藤さんは別の場所で20年ほどスナックを経営されていましたが、テナントが空いたことを機に現在の場所に居酒屋をオープンしました。初めて内装を見たときに、雰囲気が非常に良く、魅力的に感じたことから移転を決断したそうです。近隣のお店は金曜と土曜のみの営業が多い一方で、恋灯りは月曜日の定休日以外は、ほぼ毎日営業しています。
斉藤さん「お店を閉めてしまうと私も暇ですからね、ほぼ毎日営業しています。結果的に地域の皆さんが集まれる場所になっているので良かったと思っていますね。お客さんからは、山菜や川魚など地域の食材を使った料理が特に人気です。お店ではカラオケも楽しんで頂けますよ」

常連さんは恋灯りを自分の家のように大事にしてくれているそうで、川魚はお客さんが釣ってきてくれたものを調理されているのだとか。他にも斉藤さんの畑で作っている枝豆や、地元の食材や季節食材を使った料理が人気です。
年齢と身体的な理由から承継を決意
約10年に渡って地域の憩いの場としての役割を果たしている「恋灯り」ですが、斉藤さんは自身の年齢を理由に、閉店を考えるようになりました。しかし、閉店ではなく承継することに決めた理由は、常連さんからの強い要望でした。

斉藤さん「常連さんに、店を畳むことを考えていると話したところ『残してくれ!』って頼まれましてね。とはいえ、私も高齢なので毎日お店に立つのは正直しんどくて…。どうしようかと考えているときに、常連さんから『事業承継はどうか』と話を持ちかけられました。お店を譲ることで、地域の憩いの場を残すことができるならばと、承継することを決めました」
「常連さんは家族みたいなもの」と話す斉藤さん。事業承継という新たな選択肢を受け入れたことを考えると、斉藤さんにとっての常連さんの存在の大きさがうかがえます。
お店の雰囲気を維持してくれるなら若い人でも大歓迎
恋灯りの客層は定年退職を迎えた世代が多いことから、「お店にマッチする店主は50~60代の方かもしれない」と話す斉藤さん。しかし、お店の雰囲気をそのまま残してくれる人であれば、若い人でも大歓迎とのことです。

斉藤さん「常連さんから『お店の雰囲気をそのままにして欲しい』と強く要望されているので、お店の雰囲気はこのまま大切にして欲しいですが、年齢は問いませんよ。一人旅で遠野にフラッと立ち寄った若い人がお店に来てくれることもあります。私もお店に行きたいですし、要望があればお手伝いもしますよ」
住む場所の提供も可能
店舗は賃貸で、店内のカラオケ設備はリース品ですが、その他の物は「ほぼ全て承継したい」と話す斉藤さん。承継後、すぐにお店をオープンできる環境が整っていると言えるでしょう。


また、希望者には店舗から車で5分ほどの場所にある斉藤さんのご自宅(戸建て)の空き部屋を住居として提供することも可能です。
斉藤さん「住む場所は提供するので、遠方に住んでいる方でも大丈夫ですよ。家族での移住も大歓迎です」

斉藤さんが培ってきたお店の雰囲気と常連さんとの繋がりを大切にしながら、居酒屋経営にチャレンジしてみませんか?
事業者情報
商号 | 居酒屋 恋灯り |
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所在地 | 岩手県遠野市新穀町6-32 多田金ビル1階 |
代表者 | 斉藤トメ |
創業 | 2012年3月 |
業種 | 飲食 |
募集形態 | 事業譲渡 |
選考フロー | ヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談 |
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