国内外からの観光客も多いすすきのエリアで、和洋ダイニングの後継者候補を募集！

札幌市は、北海道の政治、経済、文化の中心地であり、国内でも5番目の人口を誇っている街です。碁盤目状に整備された街並みで中心部も緑豊かなため、観光だけでなく、住みたい街としても人気のエリアとなっています。

その札幌の中に日本三大歓楽街のひとつ、すすきのがあります。大通とすすきのの間に位置する商業施設のビルの中に、和洋ダイニングの「魚桜 咲（うおざくら さき）」があります。

5,000円以内で気軽に飲める店

魚桜咲は、2013年にオープンし、2017年9月に現在のオーナーが引き継いでから約6年ほどお店を運営しています。

オーナー「当時は飲み放題がメインの海鮮居酒屋で、平均単価も3,000円ほどでした。少しづつ改善していき、現在では平均単価4,400～4,500円で提供しています」

以前の客層としては学生さんが多く単価が安い店でしたが、新たなコンセプトを定着させたことによって単価アップが可能となりました。

オーナー「20代〜40代のサラリーマンが5,000円以内で気軽に飲める店というコンセプトで行ってきたので、定着率があがってきました。現在では女性のグループも多く見られます。カップルでのご利用も増えてきましたね」

店内は86席で個室が8部屋あり、貸切では120名まで対応可能。個室でも部屋ごとをつなげることで24名まで入ることができます。海外の居酒屋をイメージしたデザインで、夜景も見えるお洒落な和洋ダイニングとして人気です。

オーナー「ピザやパスタ、アヒージョもあれば、刺身やカキ、ステーキなど、和洋のメニューが楽しめる店です。夜5時から11時半まで営業していますが、昼はケータリング事業を行なっています」

昼の営業に関しては現在いろいろ考えていることがあるそうです。

オーナー「今後の課題としては昼をどうするかがキーポイントですね。いろいろなニーズはあると思います。たとえば、昼の外国人向けのインバウンドの食事処や企業向けの貸会議室で食事付きのセットとして打ち出すなどの需要は結構ありますね」

少人数グループの利用にも最適

現在運営している会社の従業員も、グループで打ち上げや宴会で魚桜咲を利用しています。

オーナー「飲食店は多くありますが、小さい店が多いので、5,6人で集まって飲めるような店は意外と少ないですね。だから、うちの会社の社員もここを利用していますし、5,6人のグループで飲んでもらえるように宣伝しているので、他の会社の方も頻繁に利用してもらっています」

また、現在は知り合いにだけですが、一部貸会議室的な利用もしてもらっているそうです。

オーナー「マイクも揃っているし、大型スクリーンもあります。サッカーのファンクラブの方や経営者の会など、貸会議室的な利用で食事を提供したこともあります」

個人でも企業でも応募可能

今回、魚桜咲では1、2年後の後継者候補として将来を見据えた求人を募集しています。

オーナー「必ずしも飲食店の経営の経験がなくてもかまいません。居酒屋のバイト経験でも問題ないと思っており、専門性がない方からの応募も問題ありません。性別は問いませんし、個人でも企業でも受け付けます。個人的には、お店が洋風でお洒落な雰囲気の店なので、女性がオーナーになってくれると、おもしろい店になっていきそうという期待感はありますね」

ここで心掛けている経営手法としては“猫派の商売”を実施しているそうです。

オーナー「犬は人に付き、猫は家に付くということわざがありますが、まさに人ではなくお店にお客さんが付くような商売を心掛けています。お客さんの要望に応えることで、お客さんがどんどん家族や友達、知り合い、クライアントなどを連れてきてくれるので、どんどんお客さんが広がってきていますね」

キーワードは北海道の食材とインバウンド

ここで商売をするうえでキーワードとなるのは、北海道の食材とインバウンドです。

オーナー「北海道は、海も山もあり、魚をはじめ、山菜やフルーツ、お菓子などいろいろなものが人気です。地元の人も、地元産のものを味わいたいと思っていますし、観光客も北海道の食材を楽しみに来ています。今後は、中国本土から来る観光客にどう対応していくかがポイントとなってきますね。事業としてはすでにできあがっているので、あとは後継者候補の方が、今後どのように引き継ぎ経営していくかが楽しみです。引き継いだあとは、お客として、定期的に利用させてもらいます」

最後にオーナーからメッセージをいただきました。

オーナー「広さがある店で、社会人の方にゆっくりと飲んだり話したりできる店づくりをしています。そのため、企画や工夫、昼間の時間帯をどう活かすかなどをしっかり考えていけば、成功すると思っています。通いたくなるようなお店を提案していけば、うまくいくのではないかと思います」

北海道の食材を利用し、今後インバウンド需要にも取り組む和洋ダイニング魚桜咲で、後継者候補として一緒に働きませんか。

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