国有林にある一軒宿「燕ハイランドロッジ」が後継者を募集。唯一無二のロッジを引き継いでみませんか？

新潟県妙高市にある｢燕温泉｣は、標高1100メートルに位置する温泉地です。そんな燕温泉の最奥、国有林内に「燕ハイランドロッジ」はあります。

オーナーの宮澤一照さんは、同ロッジを引き継いでくれる後継者を探しています。

国有林にある一軒宿

大学を卒業して東京の企業に就職した宮澤さんは数年後、父親が経営をする株式会社燕ハイランドロッジに入社。平成11年に同社の取締役に就任し、現在の燕ハイランドロッジを築いてきました。

同ロッジは、国有林内のブナ森に囲まれた一軒宿。周囲に建物は一切なく、大自然を堪能できる場所に存在します。

宮澤さん「常連の方から海外のお客様まで、通年で幅広い層にご利用いただいています。お部屋の種類も複数あるので家族旅行や一人旅行、ワーケーション目的で宿泊するという方もたくさんいらっしゃいますし、今の時期は、最近人気のあるバックカントリー目当てに来られる方も多いです」

ロッジから見る雪景色は神秘的ともいえます。もちろん、冬の時期だけでなく「春」「夏」「秋」と、それぞれの四季を感じることができるエリアとしても人気が高く、季節を問わず多くの観光客が訪れる地です。

全国でも珍しい冷泉露天風呂

宮澤さん「その中でも燕ハイランドロッジは、他の宿泊施設には真似できない魅力がたくさんあると思います。周りに建物がない環境ですから、外でゆっくりと星を眺めたりすることができ、癒されに来たという方にすごく喜ばれますね。あと、温泉にもこだわりがあります。うちには燕温泉の源泉をそのまま引いた『硫黄美冷泉』と呼ばれる全国でも珍しい露天風呂があり、約40℃の内湯と交互に入浴する交互浴が好評です。疲労回復効果があるんですよ」

その他、館内には酵素カプセルが完備されており、温泉と合わせて利用することでさらなるリフレッシュ効果が期待できると評判を呼んでいます。

唯一無二のサウナ施設へ

宿泊客に喜んでもらえるよう、様々な取り組みを行う宮澤さんが、今最も力を入れているのがサウナです。

宮澤さん「近年のサウナブームもあり、３年ほど前から資金を借り入れてサウナへの投資を始め、実際にテントサウナを作り始めました。近日中に完成する予定です（令和5年2月27日現在）。全国にサウナ施設は数多くありますが、広大な自然の中で入るサウナと硫黄美冷泉との交互浴ができるところは、そうないと思いますよ」

現在は、敷地内に複数の小屋型サウナを作る計画も進行中だとか。

宮澤さん「サウナを出たあとベンチに座って焚き火を見ながら、家族や仲間とリラックスできるエリアも作る予定です。サウナ通の方にも満足してもらえるものになるのではないでしょうか。もちろん、積雪の時期は雪ダイブもできますよ！」

町へのアクセスも良好。宿泊業経験のない法人にもおすすめ

よりよい宿泊施設を目指し、様々な投資を行なってきた宮澤さん。今回、ご自身が専念したい仕事に集中するため、後継者を探すことになったといいます。

宮澤さん「サウナや冷泉、交互浴などニッチな分野への投資を行なってきましたが、それを認知させることに苦労したんです。ですが、売上をあげるベースは作ったので、これからはそれを回収するフェーズ。私がやってきたことを世に広めることができる企業に後を継いでもらいたいです。

引き継ぐ場合は燕温泉組合に加入する必要がありますが、地域のルールを守ることができれば大丈夫です。組合とのやりとりもあるので、最初の数年間は私が相談役や顧問として残ります。そのため、宿泊業の経験がなくても安心してください」

国有林の中にある施設とはいえ、町まで車で行くことが可能なエリア。「従業員は住み込みで働くこともできますし、車で行ける距離にあるアパートを借りて通勤するのも良いのではないか」と宮澤さんは話します。

宮澤さん「この仕事で嬉しい瞬間は、以前利用されたお客様が『またここに来たかった』と、実際に宿泊してくださることです。国有林の中にあるので、周囲に新しい建物ができることもありません。他の施設には真似ができない魅力的な環境を今後さらに広めていき、よりお客様に愛される場所にして欲しいですね」

宮澤さんが作り上げたロッジを、引き継いでみませんか？

新潟県妙高市で事業を引き継いでみませんか？

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