成約案件インタビュー

【成約事例インタビュー】夫婦の夢を叶えるために京都から宮崎に移住。カフェを承継し、新たに喫茶店をオープン!

2021年12月末、宮崎県高千穂町の「cafe Avanti(カフェアバンティ)」がrelayを通して後継者の募集をスタートしました。2017年のオープンから地域住民や観光客に親しまれていたお店を経営していたのは隣町出身の甲斐喜代美(かいきよみ)さんです。

今回このお店を引き継ぐことになったのは、京都府で会社員をしていた水野良亮(みずのりょうすけ)さん。「いつか夫婦で喫茶店をやりたい」という夢を叶えるべく模索していたときに、以前から興味のあった高千穂で後継者募集をしているカフェがあることを知り、すぐに応募。スピーディーに話が進み、後継者の募集開始から5ヶ月後には新たなお店「喫茶Gメン」として営業を開始しました。オープンに後継者募集をしたからこそ出会ったお二人に話を伺いました。

承継者:「cafe Avanti」甲斐喜代美様
後継者:水野良亮様
聞き手:relay編集部

コロナ禍で心境に変化。事業承継を決意

ーー聞き手)relay編集部(以下、略)甲斐さんはいつ頃からお店の譲渡を検討されていたのでしょうか?

(承継者)「cafe Avanti」甲斐喜代美様(以下、敬称略):きっかけはコロナ禍でした。テイクアウトの需要が増えたことで、店内飲食を早く閉めなければならないくらい、テイクアウトの準備に時間を取られるようになってしまったんですよね。もともと、お客さんと交流する時間を大切にしたいと思っていたのに、お客さんと接する機会がだんだん減ってしまいました。次第に『もっとお客さんと色んなお話がしたい』という気持ちが強くなり、カフェを閉めて他のことにチャレンジすることに決めました。

ただ、お店を閉めるとなると片付けも大変だし、冷凍庫など新しく揃えたばかりの備品もあったので、誰かに使っていただきたいと思い、事業承継をしてみることにしました。

喫茶Gメンとしてリニューアルされた店内

ーー今回、relayで後継者募集をされた経緯を教えてください。

甲斐:後継者を探し始めた当初はFacebookを使って、高千穂町の知り合いの方に「誰か引き継いでくれませんか」というお声がけをしていました。しかし、なかなか手を上げてくださる方は現れなくて…。「やっぱり難しいかな」と諦めかけていた矢先に、高千穂町役場に勤めている元同級生が、「relayさんとの連携がスタートする」と教えてくれたんです。それからrelayさんを紹介してもらって、トントン拍子に話が進んでいきましたね。

幼い頃からの夢が叶うチャンスを発見

ーー水野さんは飲食店勤務のご経験はあったのでしょうか?

(後継者)水野良亮様(以下、敬称略):妻は飲食店でのアルバイト経験がありましたが、私は全く無かったですね。承継前は京都で一般企業の会社員として働いていました。現在、お店の調理関係は全て妻がやってくれています。

看板メニューの「あまから高千穂ビーフカレー」

ーー水野さんは、もともと喫茶店をやりたいという夢があったそうですね。

水野:幼少の頃から、私も妻も「いつか喫茶店をしたい」という夢がありました。実は、他の地域で承継の話が進んでいた時期もあったのですが、現実味がなくて最終的に頓挫したんです。半ば諦めていたときにインターネットでrelayさんを見つけて、以前から興味があった高千穂で喫茶店ができるかもしれないということで、すぐに連絡しましたね。

出会った当日に承継を決意

ーー12月末に募集を開始してから、約1ヶ月で承継が決まりました。それぞれ引き継ぎの決め手を教えてください。

甲斐:コロナ禍にも関わらず、水野さんは京都からわざわざお店に来てくださって、本当に動きが早かったですね。もともと私も会社員を卒業して、素人からavantiを始めたので、未経験の水野さんに初めの一歩として頑張ってもらいたいという応援の気持ちもありました。お話をする中で、水野さんの「やりたい!」という気持ちが全面に出ていましたし、ご夫婦で喫茶店をするってすごく素敵だなと思って、水野さんにお願いすることに決めました。

水野:甲斐さんから色々なお話を聞いて、自分の空回りのやる気しかなかった状態から「頑張ったら自分たちもできるかな」という安心感を与えていただきました。高千穂からの帰り道にrelayさんから電話をもらって、「甲斐さんが水野さんにお任せしたいとのことです」と一報をもらった時には非常に嬉しかったことを今でも覚えています。

水野さんが大好きな音楽を取り入れた店内

ーー水野さんは京都から宮崎への移住となりましたが、移住に際して大変なことなどはありましたか?

水野:やはり距離がありますので、本当に移動時間が長かったことと、当たり前ですが引越しの荷造りや荷出しは大変でしたね。移住に必要な各種手続きや、前職を辞める手続き、支援金の手続きなど事務作業に追われる日々でした。ただ、お店はすぐに始められるように甲斐さんが整えてくださっていたのでありがたかったです。

想いをオープンにしたことで実現した奇跡の出会い

ーー承継が決まってから約4ヶ月後の5月27日に、「cafe Avanti」は「喫茶Gメン」として生まれ変わりました。

水野:引き継ぎに際しては、仕入れ先やレシピも丁寧に教えていただいたので困ることは、ほとんどありませんでした。私たちが高千穂に移住してから一番大切にしているのは、人間関係です。甲斐さんからは、地域にどんな方が住んでいるのか、どんなお付き合いをしていけばいいかなどのアドバイスも頂いて、非常に助かりましたね。

甲斐:やっぱり高千穂は田舎なので、人との繋がりや横との繋がりがすごく大事になってくると思います。水野さんから相談を受けた時に「私の時はこうしていましたよ」とアドバイスをさせてもらいましたね。

ーーお店だけでなく、地域の皆さんとの交流なども引き継ぐ形となったのですね。今回、relayを使って頂いて良かった点などはありますか?

甲斐:自身の周りの人に声をかけても全然反応が無かったところから、relayさんが全国的に募集をしてくださったおかげで水野さんに出会うことができました。InstagramなどでもPRしてもらって、本当にありがたかったなと思います。実は表に出ることに最初は抵抗があったのですが、「そんなこと言っていたらいつまでも後継者が見つからない!」と思い切ってrelayさんにお願いすることを決意したんですよ。新聞にもたくさん取り上げてもらって、ちょっと恥ずかしい気持ちもあるけど、私の気持ちが伝えられて良かったなと思っています。

ーー水野さんは引き継いだお店を、地域にとってどのようなお店にしていきたいですか?

水野:甲斐さんから引き継いだお店、レシピに甲斐さんの想いも乗せて事業承継の成功例になれると良いなと思います。今後、コロナも落ち着いて良い方向に向かっていくと信じていますので、1年でも長く、1日でも長くこの土地で頑張っていきたいです。

後継者募集を全国にオープンにしたからこそ繋がることができた今回の事例。甲斐さんは今後、お客様とより交流を深められるゲストハウスの運営にチャレンジしていくそうです。ご夫婦での夢を叶えた水野さん、承継者が決まりゲストハウス経営という新たなチャレンジを始める甲斐さん。お二人の今後のご活躍が楽しみです。

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