※1 2020/2021/2022年度。デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「国内ビジネスマッチングプラットフォーム市場の現状と展望【2023年版】」
※2 デジタル田園都市国家構想についてはこちら
relayのポイント 3points
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「誰」の承継かわかる
「誰がどんな想いでやってきた事業か」をオープンにすることで、「儲かるか儲からないか」だけではない、想いを引き継ぐ新しい承継文化をつくります。
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地域に根ざした
ネットワーク地域には「自分の事業なんて承継してくれる人はいない」と声をあげずに諦めている人がたくさんいます。小さな声を拾い上げられるよう、地域内のさまざなプレイヤーと協業しながらネットワークを築いていきます。
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手数料ゼロ
(売り手側)引退をむかえる中小企業経営者の資産形成は大きな課題です。relayでは、後継者募集時の記事制作料および事業譲渡が決まった場合の売り手側の手数料は完全無料とします。
「relay」について about “relay”
relayは、"事業主"と"承継してくれる人"をつなぐ事業承継マッチングプラットフォームです。
事業を引き継ぎたい事業主の記事を掲載し、それを見た承継候補者とマッチングします。
後継者募集事業の財務・営業情報等の
実態調査について
掲載されている後継者募集事業の企業価値算定を外部の専門家に依頼することができます。
事業譲渡契約前にキャッシュフロー構造や過去の状況と事業計画との整合性の検討など財務デューデリジェンス(実態調査・価値算定)をご希望の方は下記の専門家へご相談ください。
所在地 : 宮崎県宮崎市大字恒久5244番地1
TEL : 0985-53-4168
http://www.hase-consul.co.jp/
所在地 : 宮崎県宮崎市月見ヶ丘6丁目7-24-101
TEL : 0985-40-1436
https://www.mieruka-miyazaki.com/
デューデリジェンス(以下DD)とは、事業譲渡の最終契約を締結する前段階で行われる対象会社の調査のことです。 譲渡前に潜在的な財務・法務等のリスクを洗い出すことで、譲渡後に企業価値を毀損させるような予期せぬ事象が生じることを防ぐ必要があります。譲受者が対象会社の実態を把握し譲渡のメリットとリスクを理解することで、取引を円滑に実行することが可能となります。
※地域ごとに、事業承継に関わる補助金なども準備されています。詳しくは中小企業庁および各自治体のホームページをご覧ください
成約までの流れ how to sign a contract
- 日南市長
- 﨑田 恭平
事業承継は日南だけでなく全国の地方都市で問題になっています。
それは地域経済の縮小や定住人口の減少だけでなく、受け継がれてきた産業や伝統文化が途絶えてしまうことでもあります。伝統文化は地域に住む人達にとっての”ほこり”であり、地域のアイデンティティでもあります。
しかし、家業の延長で成長してきた地域の中小企業にとって第三者承継は簡単に受け入れられるものでは無いのも事実です。
承継する側も受ける側も互いに歩み寄りつつ、事業承継を円滑にマッチングするシステムの整備が日本の地方の魅力を守ることに繋がると信じています。
- 一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス
代表理事 - 木下 斉
事業継承があまりに閉鎖的で、マッチングビジネス事業者中心で運んでいるのが現状です。地方においてより事業売買がフェアに行われることは、事業継承だけでなく、各事業者の出口を作り出すことにもなり、新たな挑戦者を生み出す土壌作りにも役立つと言えます。今までは事業を立ち上げたら生涯やり続けるという稼業的な価値観でしたが、これからは起業し、事業を一定まで育てたら売却して次の挑戦をすることも地方でどんどん行われるべきです。そのためにも、事業に関する情報が透明性を持って共有され、適切に売買されるプラットフォームが期待されます。
地域活性化はその地域内の資本でダイナミックに挑戦が起き続けることでしか達成されません。事業継承と共に新たな挑戦サイクルを早めることを新たなサービスの役割として期待しております!
- 株式会社油津応援団
代表取締役 - 黒田 泰裕
(中小企業診断士)
我が国は今、団塊経営者の大量引退期を迎え、数十万の団塊経営者が引退時期にさしかかっています。宮崎県でも経営者交代が進み、30代、40代の若い多くの後継経営者が誕生しています。
その半面、今でも70代、80代の経営者の半数が後継者難や将来への不安から廃業を考えています。私が中小企業診断士として経営相談にあたる現場でも事業承継問題は、切実な問題になっており、十分利益も出ているのに、泣く泣く経営を断念する企業もあります。
今こそ地域一体となった事業承継支援が求められています。創業者とのマッチングによる承継支援も効果的だと思います。
私自身2018年2月の「日本一のカープ駅をつくる」プロジェクトでFAAVOでクラウドファンディングを行い、資金調達に成功、カープ油津駅が誕生しました。宮崎でなじみの薄かったクラウドファンディングが身近なものになり、地域振興や商品開発に挑戦する若者が次々と資金調達するようになったのも彼の大きな功績です。
彼の持っている豊富なネットワークやスキルが事業承継に悩む人、企業の大きな力になることを確信しています。
- 株式会社ドーガン・ベータ
ファンドマネージャー - 津野 省吾
年々廃業する企業が増加する中、帝国データバンクが発表した「全国社長年齢分析(2020年)」によると、全国の企業の社長の平均年齢は59.9歳で過去最高を更新し、1990年以降右肩上がりの推移を見せています。
年代別の内訳を見ると60代以上が5割以上を占めており、全国的にも「事業承継」が喫緊の課題であるということは一目瞭然です。
直近10年では経営者の親族内承継の割合が急減し、第三者などの親族外承継が増える一方で、後継者不在に悩む経営者、M&Aを含む第三者承継に自社が対象とならないと考える経営者が多く存在しており、売り手には事業承継に関する正しい知識・情報が、買い手には事業承継を考える企業情報が浸透していないとのではないでしょうか。
そんな、日本全国に共通して存在する「事業承継」の解決にチャレンジは勿論、一筋縄ではいかないでしょう。齋藤さんの持ち前の突破力と巻き込み力をフル活用して、事業承継を考える地域の零細・中小企業の経営者を正しい方向に導く事業承継プラットフォームへの成長を期待しております。