成約案件インタビュー

【成約事例紹介】コーヒーへの夢を抱いて、広島へUターン。37年愛された喫茶「カントリーロード」が、新たな一杯とともに再び扉を開く

広島県三原市大和地区で長年にわたり地域住民に愛されてきた「カントリーロード」は、オープンネーム事業承継「relay(リレイ)」と広島県三原市が連携して進めている事業承継支援において、新たな後継者との第三者承継マッチングを実現いたしました。

本記事では「カントリーロード」第三者承継マッチングの概要と、2026年4月13日に開催された引継ぎセレモニーについてご紹介いたします。

今回の事業承継成立について

白竜湖のほど近く、小早川 幸(みゆき)さん・信子さんご夫妻が営んできたログハウス風の喫茶店「カントリーロード」は、1987年のオープン以来、カントリー風の温かみある空間の中でハンバーグなどの手作り洋食を提供し、地域の人々が気軽に立ち寄れる交流の場として長く愛されてきました。遠方からわざわざ足を運ぶ常連客も多く、食事を楽しむだけでなく、人と人をつなぐ場所としての役割も担ってきたお店です。

(左から)小早川信子さん、幸(みゆき)さん

そんな中、信子さんの体調不良をきっかけに2024年12月をもって惜しまれつつ閉店。「この場所を活かし、地域に根付いたお店を続けてくれる方に引き継ぎたい」という思いから、オープンネーム事業承継「relay(リレイ)」にて後継者募集をスタートされました。複数のお問い合わせが寄せられる中、見事マッチングが成立したのが、広島市出身の大濱 健吾さんです。

大濱さんは、大学卒業後、大阪のコーヒー会社に7年間勤務。喫茶店での販売・接客業務から店舗運営業務まで幅広く経験を積む中で、「いつか自分のカフェを持ちたい」という夢を温め続けてきました。

独立を検討していた大濱さんは、relayの後継者募集記事を通じて「カントリーロード」と出会います。小早川ご夫妻の想いと、白竜湖そばという店舗の立地に強く惹かれ、大阪から広島へのUターン移住とともに、建物を借り受けるかたちでの事業承継を決意されました。

新生「カントリーロード」のこれから

「COFFEE HOUSE COUNTRY ROAD」として2026年4月14日に新たなスタートを切った大濱さん。外観はそのままに、豆にこだわったコーヒー主体のカフェとして生まれ変わります。高品質なコーヒーと、訪れる人がゆったりとコーヒーブレイクを堪能できる空間づくりに力を入れ、「地域のにぎわいを守り続けたい」と力強く語ります。

37年間にわたって人々をつないできた温かい場所が、新たなコーヒー文化の発信地として息を吹き返します。

COFFEE HOUSE COUNTRY ROAD 公式Instagram:https://www.instagram.com/c.h.countryroad/

引継ぎセレモニーの開催について

大濱さんから小早川さんへ、新しい一杯を手渡す

オープン前日の2026年4月13日、「カントリーロード」の引継ぎセレモニーが開催されました。譲り手の小早川さんご夫妻、継ぎ手の大濱さんご夫妻、三原市職員が出席し、多くのメディアも取材に訪れる中、花束贈呈や挨拶が行われ、和やかな雰囲気の中で執り行われました。

セレモニーの場で小早川さんは、大濱さんへの信頼と安堵の気持ちをあふれるように語られました。やりたいことへの熱意が伝わり、すてきな人に出会えたと心から喜んでいる様子が印象的でした。大濱さんもまた、37年間この地で積み上げられてきたものを受け取った責任感とともに、地域のにぎわいを守っていく強い意志を表明されました。

広島県三原市とrelayが連携した事業承継支援の取り組みの中から生まれた今回のマッチング。地域行政とrelayが手を携えることで、地域に根付いた事業の灯が次世代へと受け継がれていきます。

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