成約案件インタビュー

【成約事例紹介】地域で愛された中華店「桃屋食堂」跡地に、定食とお弁当のお店「和ぎ家(なぎや)」がオープン!第三者承継マッチングにて、場所を引き継ぐ後継者が決定

長年地域住民に愛されてきたまちの中華店「桃屋食堂」(山口県長門市)は、オープンネーム事業承継「relay(リレイ)」と山口県長門市が連携して進めている「事業承継支援業務」において、この場所を引き継ぐ後継者との第三者承継マッチングを実現いたしました。

本記事では「桃屋食堂」第三者承継マッチング概要および、2025年10月9日に開催された引継ぎセレモニーについてご紹介いたします。

今回の事業承継成立について

山口県長門市にあるまちの中華店「桃屋食堂」は、大阪や神戸で修行を積んだオーナーが手がける本格中華の味わいが長年地域住民に親しまれ、なかでも看板メニューの「肉飯」は長門市のふるさと納税返礼品としても人気を博していました。

オーナーはご自身の年齢を考慮し、この場所を次世代につなぐことを決意。「地域に長年愛され続けてきたこの場所を使い、愛されるお店を作ってほしい」との思いから、2025年3月よりオープンネーム事業承継「relay(リレイ)」で後継者募集をし、このたび見事マッチングが成立いたしました。

「桃屋食堂」オーナー 竹原智彦さん
「桃屋食堂」店内

この場所を引き継ぐこととなった南 直代さん(山口県長門市)は、新たに定食とお弁当のお店「和ぎ家(なぎや)」を開店し、2025年10月10日(金)にオープンいたしました。

引継ぎセレモニーの開催について

このたびのオープンにあたり、引継ぎセレモニーを開催いたしました。継ぎ手の南 直代さんと長門市の職員が出席し、多くのメディアも取材に訪れる中、花束贈呈や挨拶が行われ、和やかな雰囲気のなかで進められました。

引継ぎセレモニーの様子

店名の「和ぎ家(なぎや)」は、長門市の海沿いの町という立地や、南さんの父親が漁師として海に親しんで育ったことにちなんだ「凪(なぎ)」が由来です。ロゴも海をイメージしており、訪れる人が“和んで集える家”のような場所でありたいとの想いから名付けられました。今後「和ぎ家(なぎや)」は、昼は定食とお弁当を提供し、金曜・土曜などの週末には居酒屋としての営業も予定しています。

セレモニーでは、南さんは「ひとりでも楽しいし、みんなが来ても楽しい、地域に愛されるお店にしていきたい」と意気込みを語りました。

「桃屋食堂」の想いを受け継ぎ、地域のために新しい一歩を踏み出した南さん。relayを通じてつながったご縁が、また地域に新たな物語を描いていきます。

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