贈答や健康食品として全国で大人気!砂丘長いも事業の後継者を募集!
こちらの案件は、後継者募集中です。
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目次 :
鳥取県中部に位置する北栄町(ほくえいちょう)は、名探偵コナンの作者である青山剛昌氏の出身地としても知られるまちです。
JR山陰本線の由良駅から車で 7 分、多くの畑の真ん中に位置する「大栄(だいえい)農産」は、鳥取県中部の砂丘地で栽培される「砂丘長いも」を生産・販売しています。
贈答や健康食品としても全国から注目されている砂丘長いも。大栄農産を運営する吉村徹哉さんは、30年以上かけて積上げてきたノウハウや販路を、次の方に引き継ぎたいと考えています。
砂丘長いもは、肌がきれいで長くまっすぐなのが特徴です。適度な粘りがあり、すりおろしてとろろにして食べるだけでなく、お好み焼きやかき揚げなど、さまざまな料理で楽しむことができます。
当時25歳の吉村さんが、お父様の農作業の手伝いをしていた時に、自分で作った野菜を自分で値付けすることができない(当時は、JAが値付けするのが主だった)ことに矛盾を感じ、自分で販売できるようにしたいと思い、昭和63年に大栄農産を創業しました。
販路は30年前に作り上げたので、営業よりもまずは生産量の向上に重きをおきたい
農家の収益が上げられる商品の順番は一般的に、薬→ギフト→高級食材→一般食材の順と言われていて、砂丘長芋は、薬もギフトも対応可な農産物です。
若かりし頃の吉村さんの“自分が育てた農産物の値段を自分で決められないのは、面白くない”という思いから、営業活動をしていった結果、 健康食品や自然食品のメーカー、サプリメント会社などと取引できるようになっていったといいます。
吉村さん「販路は、30年前に苦労して開拓していきました。その中で、今の大きな顧客の柱の一つになっているのが、全国の保険会社の営業の方々です」
当時鳥取県の中心となる道路の9号線の上下で直売所をしていた時のこと、某保険会社の支社長になっていた高校の同級生が立ち寄ってくれたといいます。
吉村さん「“この長芋は、重量感と高級感とボリューム感があって、健康食品でもあるし、これはいい!”と全国の支社や営業所に広めてくれたんですよ」
その後、吉村さんも全国の支社に営業に回ったそうです。砂丘長いもは、“健康に良くて長生きできる”として、保険会社の営業の手土産げにピッタリだと、全国の営業メンバーにファンが増え、リピーターも増えました。
吉村さん「今では収穫時期が近づくと、お客さんの方から“今年はまだですか”?と、催促の連絡がくるんですよ」
コロナの影響で一時的に需要が減ったこともありますが、現在は回復してきており、この事業を承継するにあたっては、販路拡大しなくてもいいことがメリットになります。
コロナの影響に加え、2022年には作業場や事務所が全焼し、大きな痛手となったが、なんとか出荷しないといけないと立て直したという吉村さん。
まずは、保険会社などへの販売を増やし、健康食品会社などへの納品も増やしていきたいと考えています。
砂丘長いもの生産を増やして、余裕が出てくればメロンなども任せたい
砂丘長いも生産の繁忙期は、毎年9月〜翌年の6月頃までとなり、吉村さんは、この期間に全国に発送できるような生産量が確保できるように砂丘長いもを作っていきたいと考えています。
吉村さん「以前は、全国販売を行っていましたが、近年は生産が追いつかないため、地域限定の受注販売としています。しかし、砂丘長いもの全国販売をまたやりたいです」
まずは、全盛期の半分の生産量に減ってしまった砂丘長いもの生産量を増やして全国販売を目指し、それが毎年確実にできるようになったら、ギフトに関するメロンなどの生産を増やしていくと、可能性が広がると感じていると話します。
吉村さん「農業は、最低でも1年間経験して、サイクルを知る必要があります。できれば2年、ベストは3年くらいで生産に関することを教えていけたらと思っています」と、ノウハウまで丁寧に教えていただける環境が整っています。
生活するために、車があると便利
吉村さん「この事業を引き継ぐとなったら、取引先はそのまま引き継ぐことができるし、生産に必要な機材もすべて使っていいですよ。屋号もそのまま使ってほしいです。そうでないと、お客さんが混乱しちゃいますからね」
生産に必要なものは全てゆずれるといいますが、仕事場となる畑は、車がないと不便な場所にあるので、車は必要だといいます。畑は大きな自動車道路のすぐ近くにあり、北栄町の隣にある倉吉市から車で約15分くらいで通える距離にあります。
吉村さん「住む場所はどこでもいいと思うが、便利なのは中部かな?家から畑まで来ないといけないので、生活に必要なものとして、車は必須になりますね」
元気なうちに教えられることは教えておきたい
事業承継を考えるようになったのは、生産量が追いつかなくなってきたのと、吉村さん自身も年齢を重ねるにつれ、このままではなくなってしまうと感じたからだといいます。
吉村さん「これまでは自分が若かったため、年々畑ができなくなった周りの高齢者から継いできたが、生産が追いつかなくなっていることと、自分もいつかは引退する時が来るので、自分でできることに限界を感じ、応募しようと思いました。」
ご自身の体が動くうちに教えられることは教えておきたいと、そろそろ次へ引き渡す段取りをして、生産の調達の跡継ぎができたらと考え始めたと言います。
30年前の苦労がなくなるのは悲しい。さらに発展させてくれるイキのいい人に来てほしい!
吉村さんが後継者を募集することになった理由の一つが、自分が苦労して開拓してきたことがなくなってしまうのは悲しいので、なんとかしてくれる人が現れてくれたら嬉しいという想いです。
吉村さん「せっかく作り上げてきた販路やお客様との関係性を継いでいってくれる人がいたら嬉しいし、砂丘長いもの生産量が全国に行き渡るくらい確保できるようになったら、メロンや梨など他の農産物にもチャレンジしていきたい気持ちもあるので、それをやってくれるイキのいい人に来てほしいです。
農産物は 1 年かけないと分からないが、近年の異常気象の影響もあり、毎年同じように、とはいかないので、2年か3年で覚えてもらって、引き継げたら嬉しいです」
砂丘長いもを再び全国に広めていき、またメロンの生産もやっていきたい、という吉村さんの思いと共に、砂丘長いもの生産事業を継いでみませんか?
事業者情報
商号 | 大栄農産 |
所在地 | 鳥取県東伯郡北栄町東園626-2 |
代表者 | 吉村 徹哉 |
業種 | 農業 |
従業員 | 3名 |
定休日 | 不定休 |
応募条件 | 屋号の承継 |
注意・禁止事項
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