元診療所をリノベーションしたゲストハウス。地域を照らす拠点「tu.ne.Hostel」の後継者を募集!

千葉県
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年間平均気温16℃以上の温暖な気候に恵まれ、マリンスポーツを目当てに訪れる観光客も多い千葉県館山市。JR館山駅から徒歩7分の場所にあるのが宿泊施設「tu.ne.Hostel(ツネホステル)」です。

ツネホステルは館山市で不動産業を営む漆原秀(うるしばらしげる)さんが2年前に創業し、ビジネスホテルやリゾートホテル、旅館しかない館山駅の徒歩圏内で、気軽に一人旅ができる宿として親しまれてきました。

コロナ禍にも関わらず経営は堅調ですが、漆原さんの「もっと若い人にお願いして、館山の未来を照らしてほしい」という想いで、運営を引き継ぐ2代目マネージャーを募集します。

「館山の未来を照らす存在」ツネホステルを機に新店のラッシュが続く

もともとは、賃貸住宅の大家業を営んでいた漆原さん。館山市で生活する中で目にする、ある光景がツネホステルを創業するきっかけになったと言います。

「tu.ne.Hostel(ツネホステル)」オーナー 漆原秀さん(左)

漆原さん「当時、駅前の商店街通りが非常に寂しい状況になっていて、子どもたちに胸を張って『未来のある街だね』って言えないなっていう責任感を感じていました。自分がやってきた不動産を絡めて、何をやればこの商店街が活性化するきっかけを作れるかなと考えた時に思いついたのがゲストハウスだったんです。

そこからいろんなゲストハウスを全国見て回って、館山らしいゲストハウス、かつ、まちおこしのきっかけになる拠点を探すうちに元診療所だった今の物件に出会いました。そして築38年だった物件を購入しまして、仲間たちとDIYで改装して、2019年の6月にここを開業しました。

私がこの宿を始めたことがきっかけで、館山市の行政にも関心を持っていただいて、今では官民連携の「館山リノベーションまちづくり」っていう事業にも発展しています。あとは2年間で今までこのエリアになかったタイプの新しいお店なんかも合計7店オープンして、このまちが確実に変わり始めたという実感を持っています」

館山の地域活性化のパイオニア的存在として評価されているツネホステルですが、オープンした年から経営的に厳しい外部要因も多かったそうです。

漆原さん「開業1年目の秋に令和元年南房総台風があって、地域が大きな打撃を受けたりだとか。それから立ち直ったと思ったら、2年目にコロナがやってきて、決して順調な経営というわけではありませんでした。

元々ゲストハウスってことでスタートしたので、2段ベッドが並んだ相部屋タイプの部屋がメインでした。ただコロナが来て外国人のゲストが減ったということと、密になりやすい相部屋タイプが避けられがちになってきたので、追加投資をして別館を設け、個室を増やしました。結果的には個室を増やした後、個室タイプは稼働率が9割以上を継続できていて、経営も健全な状態に戻す事ができました」

お客さんとの出会いとまちの変化がやりがい

漆原さん「お客さんに喜んでもらえたり、素敵なレビューをいただいたり、思い出してお手紙を送っていただいたりとか、事業を運営する中でサービス業としての喜びは大きいです。1つ印象的なことでいうと、開業した年に1週間ほど滞在してくれたドイツの方と意気投合して、帰った後に自分の敷地内にツネホステルまで9123kmみたいな立て看板を作ってくれて。

自分が旅に出なくても世界中のいろんな人に出会える。これがやっぱりゲストハウスならではの醍醐味ですね。

あと、ツネホステルができてから数ヶ月ごとにいろんなお店がオープンして、まちが変わり始めているっていう実感を感じることができるのは、本当にやってよかったなと思います」

2年間試行錯誤を重ねて、これからという時期のツネホステルの後継者を募集する背景には、漆原さんのある想いがありました。

漆原さん「今回後継者を募集するのは、ツネホステルが今後も地域に欠かせない輝いた存在であり続けるためには、早めにどなたかにお渡したいという想いがあります。

もともと未来を照らしていくような存在として立ち上げようと思っていたので、今51歳ですが、僕が歳をとるとともに衰えていくのではなくて、新しい30代位の方にやってもらって、10年後もこの地域を宿として照らしていくほうに未来を感じているからです」

雇用から譲渡まで、数パターンの引き継ぎ方を検討

引き継ぎにあたり、希望者の状況にあわせて3つの引き継ぎ方を想定していると言います。

漆原さん「承継のパターンとしては、買取型、賃貸型、雇用型の3つを想定しています。買取型は土地や建物、ロゴデザイン、備品などまるごと買い取ってもらうパターンです。

賃貸型は土地建物は私の所有のままで賃料を払っていただいて運営するパターンで、雇用型はやがて賃貸で借りるかもしれないけど、まずは雇用って形で半年から1年やってみて、改めて考えたいという方にオススメです。

どのパターンで引き継ぐかはその人ありきで考えたいです。その方の置かれている経済的な状況とかで、3つのうちどれにするか考えていければと思います」

近くに競合となる施設も少ないため、引き継ぐメリットも大きいそうです。

漆原さん「ビジネスホテルはあるんですけど、おしゃれなホステルみたいなところは他にないので、このエリアで競合は特にないと思います。そういう意味で、旅行者に対しても、地域おこし的な側面でも『館山にツネホステルあり』みたいなブランディングができている場所を、すぐに引き継げることはメリットだと思っています。

あとは館内の診療室だった部屋を改装して、飲食店の許可を取っている部屋があるので、飲食の経験がある方だったらここを活用して宿泊者の方に料理を提供したり、飲食店を開くことができます。

あとは駐車場の隣にある古い借家を借りて、そこで立ち食い蕎麦屋さんの運営もしています。このお店をそのままやりたいという方がいればそのままやってもらってもいいですし、リニューアルして新しいお店をしてもらっても構いません」

自分の成長と宿の成長を重ねて、地域を照らしてほしい

最後に漆原さんに、引き継ぎを希望する方へのメッセージを伺いました。

漆原さん「抽象的になってしまうのですが、自分の成長と宿という生業の成長を重ねて考えられるような方が理想です。あとはサービス業の経験がある方のほうが理想と現実のギャップも少ないと思います。

ゲストハウス運営ってめちゃくちゃ楽しそうなイメージもあるかと思うのですが、実態として業務の8〜9割はお客様をお迎えする前の準備とか後片付けです。日々の地道な業務を、お客さんの喜ぶ顔をイメージしならがコツコツ続けていく必要があるので、華やかなゲストハウス運営のイメージだけ持たれると『こんなはずじゃなかった』と思われるかもしれません。

あとは引き継いだら、運営のことには口出ししないと思います。責任も権限も背負って、自分ごととしてやってもらうのが理想です。ただいきなり全部というのはその方も不安だともうので、立ち上がり最長1年位はサポートできたらと思っています」

災害やコロナ禍に見舞われながらも、「まちおこしのきっかけを作りたい」という想いで漆原さんが試行錯誤しながら作り上げてきたツネホステル。地域の中でもブランドが確立している状態で引き継げる今回の募集は、ゲストハウスを運営したい方にとってはまたとない条件かもしれません。

漆原さんの想いを引き継ぎ、ツネホステルを10年後20年後も地域を照らす存在に育て上げませんか?

事業者情報

商号 マイクロホテルtu.ne.(ツネ)
所在地 〒294-0045 千葉県館山市北条1712
代表者 漆原秀
創業 2019年6月7日
業種 宿泊業
従業員 2人(その他に代表兼マネージャー1名、繁忙日にはパート1名)
営業時間 9:00〜21:00
定休日 年末年始のみ休業
応募条件 館山市内またはその付近に在住して、現在の宿泊施設の責任者になれる方
千葉県館山市で
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