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廃業したら困る人がいっぱいいる。酪農家の仕事を支え運ぶ「横山牧場」の後継者を募集!

北海道
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北海道紋別市は北海道の東部に位置し、冬になると流氷が見られることでも有名なまちです。この街で運送業を行う有限会社横山牧場。酪農に必要な重機や飼料の運搬を一手に行い、酪農家にとって必要不可欠な存在になっています。

現在横山牧場の代表を務めるのは、3代目社長である横山秀一さん。もともとは名前の通り、酪農を営んでいましたが、横山さんの代で運送業一本に切り替えました。しかし横山さんは今年で69歳。今まで通りに会社を経営するのがだんだん難しくなってきたため、現在後継者を募集しています。

運送屋として23年。酪農家やメーカーを支える存在としてあり続ける

3代続く横山牧場はもともと200頭近くの牛を飼育する、地域でも最大規模の農家でした。23年前に、酪農と平行して運送業をスタートします。

横山牧場3代目・横山秀一さん

横山さん「もともと酪農をしていた時に、餌を港から持ってくる仕事やたい肥を畑に持ってくる仕事が常時あったものですから、これならいっそ運送業も始めようとのことで、親父と一緒にはじめました。

はじめは牧場から草を刈って飼料にして、得意先の牧場に運んで入れるという仕事が主体でしたが、『農機具も運んでくれないか』といった具合で次から次へと仕事が出てきて、今では農業に関する運送はすべてやっています。

農家さんからのいろんな要望に応えられるように、いろんな車両を揃えました。うちにはトレーラーからクレーンがついているダンプから、重機用の大きなものまであわせて40台近くありますね」

横山牧場には酪農家だけではなく、農機具メーカーからの運送依頼もあるそうです。

横山さん「農機具メーカーは農機を運ぶための大きな機械を持っていないので、メーカーから運送を頼まれることもあります。大きな農機は道幅がギリギリなので、運転手は大変ですよ。

『夜中に機械が壊れたから急いできてほしい』という依頼もありますが、酪農家がやってほしいところはとにかく全部やろうと思って仕事は受けています。農業機械を運ぶメーカーさんは4社くらい。飼料を配達する農家さんは、20〜30軒じゃききません。50軒くらいはありますね」

廃業したら困る人がいっぱいいる。事業を継続する後継者を募集

依頼する農家さんやメーカーさんのリクエストに一手に応えるスタイルで運送業を行っている会社は少なく、横山牧場にはたくさんの仕事が舞い込んできます。

横山さん「実は営業にはそんなに行ったことがないんですよね。土曜日になると『あれ持ってきて』『これ持ってきて』と次の1〜2週間の仕事がだーっと入ってきます。運送業以外で農協関係の仕事を一手に引き受けているので、畑の処理から種まきまでやることもあります。

主な運送範囲としては、豊富町から富良野市、浦幌町、別海町あたりまででしょうか。一気に運びきれない時もあるので、1日目の朝に荷物を積んで帰ってきてというのを、2日に渡って繰り返すこともあります」

また、横山牧場では130haを超える牧草地を使って牧草ロールやサイレージ(発酵飼料)の生産も行っています。下の写真は刈り取った牧草を重機で圧縮している場面。この上にビニールシートをかけて発酵させ、サイレージにしていきます。

サイレージの入れ物は、奥行き60m、高さ2m、幅15mの巨大なもの。山上に3基つくることを目指しています
サイレージを入れる前の空のバンカー

地域の農業を運送面から支えてきた横山さんですが、ご年齢により仕事を続けるのが大変になってきているそうです。

横山さん「もう本当に体力がないですよ。でもこの仕事が好きだから続けています。もともと運転することも車も好きで、高校に行く時も車屋さんになりたいなと思っていたけど『長男だから家を継ぎなさい』って言われて継ぐしかなかったんですね。今は運送業という形だけど、夢が叶ったようなものです。

あとは私たちが今やっていることを、誰かがやらないと農家はみんな困ってしまうわけ。『もう辞めようかな』と思うときもありますが、今までやってきた仕事を投げ出すわけにはいかないので、誰かこれを継続してやっていってほしいと思っています」

農家さんに必要とされたからこそ、今まで会社を続けてきた横山さん。ご家族を含めて周りに引き継ぐ方がいないため、現在全国から広く後継者を募集しています。

後継者には取引先からトラックまで、全てを引き継ぎ

今回引き継ぎを希望する方には、屋号から取引先、トラックなどの器材を含めて、横山牧場のすべてを引き継ぐ予定です。

横山さん「後継者にはあるもの全部、引き継いでほしいです。今持ってる40台近く車両、農家さんやメーカーさんなどの取引先、途中で変えるのは構わないけど、17人いる従業員も屋号も譲りたいと思っています。ある程度慣れて、信頼関係が築けてから屋号を変えるぶんにはいいのではないでしょうか」

後継者になった方には、経営が軌道に乗るまで横山さんから指導を受けることもできます。

横山さん「やりたい人なら、未経験でも大丈夫です。1年くらいついて教えてあげれば、一連の流れを掴むことができると思います。その後、本格的にお任せすることができればなと思っています。

引き継ぎが完全に終わったら、私は引退したいですね。引き継いでやってくれる人がいれば、全部譲りたい思っています」

若くてやる気のある人に来てほしい

最後に横山さんから、後継者へのメッセージを伺いました。

横山さん「先程も言ったとおり、酪農や運送についての知識はなくてもいいです。従業員にお願いするわけだから、大型車の免許もなくても構いません。自分で全部やらなくても、それはそれで構わないと思うんですね。知識はなくてもできますが、全部あげるしやり方も教えるので、やるからにはしっかり会社を経営してほしいです」

横山さんの想いを引き継ぎ、酪農家に必要不可欠な運送の仕事を維持し続ける後継者を募集しています。

事業者情報

商号 有限会社 横山牧場
所在地 〒099-6241 北海道紋別市沼の上767
代表者 横山 秀一
創業 1928年4月 個人事業で酪農開業
業種 運輸業
従業員 17名
営業時間 7:00〜17:00
定休日 土曜日,日曜日
応募条件 紋別に住んで後継者となってくれること

relayでは事業の買い手を募集しています。

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