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手塩にかけた自慢の南国フルーツを栽培!温暖な宮崎県宮崎市で、農業にチャレンジしませんか?
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目次 :
パパイア生産量国内3位の宮崎県清武町
農業大国宮崎において、日向夏や千切大根、漬物などの多くの特産物をもつ宮崎市清武(きよたけ)町。幕末の大儒安井息軒の旧宅や、船引の大楠、船引神楽、県内で初めて送電を開始した黒北発電所等、国・県から指定を受けた史跡等も数多く残っています。
そして清武町はパパイアの有名産地でもあります。宮崎県のパパイア生産量は国内3位。その中心を担っているのが清武町です。
そんな清武町船引(ふなひき)の約1haという広い敷地でマンゴー・パパイア農園を営む田代敏徳さん。パパイアは「誘引栽培」という全国的にも珍しい栽培方法を導入しており、外部視察やメディアで取り上げられることも多くあります。
清武町のシンボル的存在、900年の樹齢の大楠を有する「船引神社」の宮司との二足のわらじで活躍する田代さん。将来のことを考え農園の後継者を募集しています。
経営者の紹介
田代さんは昭和55年、大学卒業後に実家の農家に就農しました。当初はガーベラや菊などの花きを栽培し、最終的には1haのハウスでかすみ草を専業で作っていました。はじめはご両親と奥様と4人で農園を営んでいましたが、両親のご年齢にともない花きより省力化できる作物を模索していたところ、清武町が推奨していたパパイアに目をつけ18年前に導入をしました。
田代さん「当時はパパイアの栽培方法も確立しておらず、栽培マニュアルがない中で試行錯誤を繰り返し、徐々に栽培技術を確立しました」
パパイアと並行して16年前からマンゴーの栽培もスタート。マンゴーは1ヶ月〜2ヶ月の収穫、パパイアは周年出荷に取り組んでいます。
後継者を募集する理由と後継者への想い
長年パパイアとマンゴーの栽培の開拓に尽力してきた田代さん。このたび、将来を見据え農園を引き継ぐ後継者の募集を決意しました。
田代さん「雇用も入れつつ家族で農園を経営していましたが、母の他界や父の高齢化により、妻と2人でこの面積の経営を続けるのが体力的にも厳しくなってきました。それに、宮司をしながらこの面積の経営を続けるのはなおさら大変です。
娘が3人いますが、引き継ぐ意志はないようです。高齢になって慌てて後継者を考えるより、まだ体力や気力のあるうちに前向きに事業を承継しようと考えました」
また、ご家族の「忙しくてこれまでできなかった楽しみも見つけてほしい」という後押しもあって今回の承継を決意したと言います。
田代さん「船引神社は五穀豊穣・子孫繁栄の神様であり、そのご加護を受けてこれまで農業を無事やってこれたことに感謝しています。これからも宮司としてその務めを果たしていきたいですね」
承継後もそのままマンゴーやパパイアを栽培されるのであれば指導も可能です。また、JAの指導員の方や、近くには若い後継者のマンゴー農家もたくさんいます。
マンゴーもパパイアもちゃんと管理すれば毎年実ります。現在経営は順調で、どちらも宮崎の地で栽培するには適していますよ」
引き継ぎの条件と要件
マンゴーハウス
パパイアハウス。「誘引栽培」という栽培方法を導入している。
今回譲渡するのは、土地・ハウス(施設)・加温器などの機材・果樹などです。すべて売買での完全譲渡を考えています。取引先のJAも継続可能です。
田代さん「個人法人はこだわらないですが、面積が広いので一人だと大変かもしれないですね。手塩にかけて育ててきた子どもを譲るようなものだから…。お渡しする方は立派なものを作って経営を成り立たせて幸せになってほしいです」
あとを継ぐメリットと課題点
たしろ農園を承継するメリットを伺いました。
田代さん「広い面積の土地を一箇所に集約してあるのが利点の一つです。マンゴーもパパイアも、そのまま来年収穫できます。なので、すぐに収入が見込めますが、他の作物を栽培するのも自由です。資材関係も譲渡するので新しく何かを揃える必要もありません。初期費用も抑えられると思います。
懸念点としては広大な面積を一人で管理するは難しいことかな。現状二人でも持て余しているくらいですので」
宮崎県宮崎市ってこんなところ
宮崎県宮崎市の中南部に位置する清武町は、空港まで自動車で10分、港まで30分、宮崎自動車道と東九州自動車道とを結ぶ清武ジャンクション、そして東九州自動車道の清武インターチェンジや清武南インターチェンジが近くにあり、交通の便にも恵まれています。
現在は宮崎学園都市として木花地区と共に発展しており、多くの大学施設が集中しています。また、工業団地が整備されたことや、宮崎市のベッドタウンとして、著しい人口の増加が見られ住宅団地の開発も進み、更に発展を続けています。
事業者情報
商号・屋号 | たしろ農園 |
所在地 | 宮崎県宮崎市清武町 |
譲渡内容 | 土地・ハウス・機材・果樹・取引先等 |
譲渡理由 | 広大な面積を2人で経営していくことが困難になってきたため、体力や気力のあるうちに後継を探したいと考えた。 |
譲渡後の関わり | 後継者の希望による(完全に身を引くか、指導のために残るか等) |
メリット | 広い面積の農地が一箇所に集約している。 植え替えの必要もなく、そのまま収穫できる。 初期費用が抑えられる。 |
課題点 | 面積が広大なため一人での栽培は難しい。 |
求める買い手像 | 計画性を持った方 |
許認可内容 | 特になし |
従業員数 | 基本的に2人(季節によりアルバイトを雇用) |
選考フロー | ヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談 |
注意・禁止事項
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Q&A
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