ラグビーの街、東京都府中市で現役選手が来店するニュージーランドスタイルカフェ「CHAPTER1 COFFEE」の後継者を募集!
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目次 :
「ラグビーのまち」で愛されるニュージーランドスタイルカフェ
東芝ブレイブルーパス東京、東京サントリーサンゴリアスというラグビートップチームが活動拠点を構え「ラグビーのまち」と呼ばれる東京都府中市。
京王線分倍河原駅から徒歩15分ほどのところに、ニュージーランドスタイルのカフェとして親しまれている「CHAPTER1 COFFEE(チャプター1 コーヒー)」はあります。
ニュージーランドの首都ウェリントンでは、カフェの数がアメリカ・ニューヨークを凌ぐと言われるほど、コーヒー文化がトレンドなのだそう。エスプレッソとお湯をブレンドしたロングブラック、ダブルエスプレッソにスチームミルクを注ぐフラットホワイトなどが、ニュージーランドスタイルコーヒーの特徴です。
経営者の紹介
店主の石川藍(いしかわ あい)さんは、2015年に前オーナーがオープンした「Cafe+64(カフェプラスシックスティーフォー)」のオープニング時の従業員でした。
ワーキングホリデーでニュージーランドに滞在していた石川さんは、2011年のカンタベリー地震を機に志半ばで帰国。自然が多いニュージーランドの風土が忘れられず、国内のニュージーランドスタイルのカフェで働きたいとの思いで探していたところ、「Cafe+64」の求人を見つけたのだそうです。
その後、縁がありオーナーとしてお店を引き継ぎ、同じ場所で「CHAPTER1 COFFEE」として再出発することになりました。店名は、石川さんにとっての『第一章』という意味が込められています。
石川さん「土地柄、ラグビー選手の来店が多いお店です。『JAPAN RUGBY LEAGUE ONE』のシーズンは毎年12月から5月までですが、チームは8月頃から始動します。なので8月から翌年の5月までほとんど毎日ラグビー選手が来ますね。チームの一日のスケジュールに「CHAPTER1 COFFEE」の時間があるのではないかと思うほどです。
基本的に彼らは寮で食事をしてから来るのですが、外国人選手の中にはどうしても和食が口に合わない、という方もいます。ラップサンドとかクラブハウスサンドなどのメニューは、喜んで食べてくれますね」
身体が資本である選手の健康を考え、石川さんは選手からのリクエストに柔軟に対応することもあるようです。
石川さん「彼らに対しては店のフードメニューは『あってないようなもの』で、ある選手からタンパク質とミネラルを摂りたいと言われたら親子丼にしようとか、ある選手には今炭水化物を摂れないのであれば、チキンとアボカドなどでサラダにしようとか、リクエストに応えています。
そこはもう『クラブハウス』と化していますね。私も彼らの『お母さん』だと思って接しています(笑)」
後継者を募集する理由と後継者への想い
2020年にスタートした「CHAPTER1 COFFEE」を営む上で、石川さんにはある考えがありました。それは「CHAPTER1 COFFEE」は3年間で区切りをつけるということ。
石川さん「もう一度、ニュージーランドのカフェで働きたいなと思っていました。ニュージーランドスタイルのコーヒーをもっと極めたいとか、そんな大きな目的じゃなくて、私にはニュージーランドのような大自然のなかでの生活が合っていると思うからです」
そして、ちょうどその3年を迎え、この度「CHAPTER1 COFFEE」を引き継ぐ人を募集することを決断しました。
石川さん「『Cafe+64』の頃も含めて7年間、ラグビーを全く知らなかった自分が選手と接してきたことや、近所の人たちにも休業中にカフェの植木に水やりをしてもらったりと府中の人たちの優しさにも触れてきました。私の不在を惜しむ声をいただいたこともあり、この場所を去ることについては葛藤もあります。
とはいえニュージーランドへ行きたい気持ちは変わりません。それならば、今の営業スタイルのままどなたかに引き継いでもらうことが最良ではないかと思いました」
引き継ぎの条件と要件
後継者を募集するにあたって、引き継ぐものは店舗(賃貸)全てとなります。ただし、不動産屋からは、近隣のラーメン屋、定食屋などと業種が被らないようにとのお達しがあるそう。
厨房はリースのものは一つもなく、エスプレッソマシンの他、食洗器、オーブン、フライヤー、冷蔵庫、冷凍庫、パンを捏ねるミキサーなど、カフェでありながら重飲食が可能な設備となっています。
石川さん「できればニュージーランドスタイルのコーヒーメニューは続けてほしいと考えています。ラグビー選手たちのリクエストを聞いてメニュー以外のものを作るところまでは引き継がなくても良いと思いますが、基本メニューは彼らが喜ぶものを中心としていますので、必要であればレシピをお渡しします」
また、一度に多くの来店があるからこその心構えも必要だと言います。
石川さん「20~30名の人が一気に注文してくるので、それに対応できるスキルが必要となってきます。ラテアートを一度に20個作ることもあるので、『じっくりコーヒーを淹れたい』と思う方には向かないかも知れません。カフェ初心者でも経験者でも、そのあたりは3カ月程度で引き継ぎをしたいと思っています」
あとを継ぐメリットと課題点
「CHAPTER1 COFFEE」を引き継ぐメリットは、ラグビーシーズンには多くの選手たちが毎日来店してくれることで一定の売り上げが見込める点だといいます。
石川さん「ランチ以外の時間は、年配の方や小さな子供を連れた主婦の方のテイクアウトでの来店が多いですね。最近はマンションも多く建設されるようになりましたので、やり方次第で昼間の売り上げももっと伸ばせると思います」
課題点としては、訪れるラグビー選手の中には日本語が苦手な外国人も多いので、外国人とのコミュニケーションに慣れていない人にはやや難しいと感じてしまうかもしれないとのこと。また、シーズンオフの6月、7月は閑散期となるため対策が必要です。
現役ラグビー選手が訪れる一風変わったニュージーランドスタイルカフェを引き継ぎ、「ラグビーのまち」を盛り上げていきませんか?
東京都府中市ってこんなところ
東京都府中市は東京都のほぼ中心に位置し、人口は約26万人。
住宅地もありながら、他の都市のベッドタウンとは異なり、行政機関や企業のオフィス、研究所、工場などの働く場も多く、夜間人口と昼間人口がほとんど変わらない生活環境の都市として知られています。
スポーツの文化も深く、社会人ラグビーの「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」に加盟する2チーム(東芝ブレイブルーパス東京、東京サントリーサンゴリアス)が府中市をホストエリア(活動拠点)とするなど、「ラグビーのまち府中」として有名です。
事業者情報
商号/屋号 |
CHAPTER1 COFFEE(チャプター1 コーヒー) |
所在地 | 東京都府中市美好町 |
設立年月 | 2020年5月 |
譲渡内容 |
店舗(賃貸)、エスプレッソマシンの他、食洗器、オーブン、フライヤー、冷蔵庫、冷凍庫、パンを捏ねるミキサーなど |
譲渡理由 | 店主離日のため |
譲渡後の関わり |
完全譲渡前の約3カ月間で引き継ぎ |
メリット |
常連客のおかげで一定の売り上げが見込める |
課題点 |
外国人とのコミュニケーションに慣れている方を推奨(シーズンオフは閑散期になる) |
求める買い手像 |
守秘義務を守れる方 |
許認可内容 |
飲食店営業許可・菓子製造許可 |
従業員数 | 1名 |
選考フロー |
電話面談→カジュアル面談→現地面談 |
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