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宮崎県都城市で、農地6,600平米と農機具一式を引き継ぐ就農者を募集!
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こちらの案件は都城市がサポートする「移住応援給付金」の対象案件です。適用には条件があり、審査が入る場合もございますのでまずはお問合せください。
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目次 :
浅野農園について
「浅野農園」は、宮崎県都城市高城町の農地6,600平米(地目:田3300{半分は借地}畑3300)でピーマンやナスを栽培しています。ピーマンは農薬や化学肥料の使用を50%以下に抑える『特別栽培』で生産するなど高品質。
就農当初は冬に収穫できる野菜を中心に栽培していたそうですが、燃料費の高騰などにより採算が合わなくなったため、現在はビニールハウスや路地で夏に栽培できるピーマンやナスを中心に生産。収穫した野菜は、大手スーパーチェーンや、道の駅、中央青果などで販売しています。
経営者の紹介
浅野農園の代表・浅野隆志さんは大阪府八尾市出身。高校在学中から演劇活動を行い、卒業後は劇団の舞台に出演する傍ら、CM出演や司会業、プロデュース業などを行ってきました。1995年4月に夫婦で都城市に移住後は、農業と並行して都城ミュージカルクラブ代表理事も務めています。
浅野さん「農家になる前は、役者として全国で公演をしていました。仕事柄、家にいることが少なく、子どもが生まれたタイミングで『このままでいいのか』と考えるようになったんです。落ち着いた環境で子育てができる場所がないか探していた時に都城市の就農者募集が目に留まり、移住することにしました」
新規就農の仲間に同年代が多いことや、大阪でも自然が豊かな場所で育ったこと、何よりものびのびとお子さんを育てられることが移住の決め手となったそうです。
27年間農業に従事する中で、驚きや喜びもたくさんあったといいます。特に最初の頃は農業の知識や経験がなく、失敗も多かったそうです。
浅野さん「きゅうりがたくさん栽培できたので、翌日収穫しよう!と思っていたら、一日できゅうりが病気でになって全滅していたり、形が悪く高値で売れなかったり、豊作と喜んでいたら値崩れを起こして安価で買い取られるなど、収入に繋がらないこともありましたね」
後継者を募集する理由と後継者への想い
これまで夫婦だけで農作業を行っていましたが、70代になってから思うように身体が動かなくなってきたといいます。
浅野さん「朝起きて、最初に身体が動くのか確認します。無理なようであれば仕事を休まなくてはなりませんが、そうすると収穫が遅れてしまう。収穫だけでなくビニールハウスの設置や修繕、畑の草刈りなど、やらなくてはならないことがたくさんありますが、体力の限界を感じるようになってしまいました」
譲渡を決意した理由として「やりきった」との思いもあるそうです。
浅野さん「高校卒業後、どこかに務めることなくフリーで活動してきましたし、妻も似たような性格なので、ここまでやってこれたと思います。二人の子どもが独立して『自然豊かな環境で子育てをする』という目標を達成したこともあり、離農を決意しました」
引き継ぎの条件と要件
譲渡するのは、農地(畑6,600平米)、ハウス施設一式5連棟(1,100平米)を2棟(半分は個人所有でもう半分は借地)、軽トラック、トラクターなどの農機具一式です。これらを引き継げば、すぐにでも農業をはじめることができます。
農業は毎日コツコツと作業する必要があるため、後継者には誠実さを求めています。譲渡の際は農業委員会との交渉が必要で、一人では手が回らないため、2名以上での応募が必須です。これまで新規参入が困難だった農業のハードルが下がっており、友人や夫婦、組織として農業に参入できるチャンスです。農業が初めての方は、浅野さんから指導を受けることも可能です。
あとを継ぐメリットと課題点
浅野さん「自分の裁量で仕事できることや、早めに作業を切り上げて趣味を楽しめる時間を持てるなど自由なスタイルが気に入り、農業を続けてきました」
農作業後に演劇へ行ったり、日帰り旅行や、北海道一泊旅行に出かけるなど、夫婦そろってアクティブに楽しんでいるそうです。
浅野さんは、形が整っていない「ハネモノ」と呼ばれる野菜を直売所で販売していますが、安くておいしさは変わらないことを知っているお客さんが殺到しており、「これが結構な利益になる」と言います。
浅野さん「私たちはピーマンとナスを生産していますが、自分の作りたい野菜を栽培して、販路を見つけるなど、新たな挑戦も可能です。私の農家仲間で、複数の野菜を生産し、市内のスーパーチェーンで直売したところ、飛躍的に売り上げを伸ばした人がいます。Aという野菜だけではなく、BもCもあれば相乗効果でそれぞれ売れますし、販路が広がれば収入も増えます。台風など天候に左右されることもありますが、やり方次第で利益を得られるビジネスだと思います」
自然豊かな都城で、農業を通して新しい自分だけのライフスタイルをはじめてみませんか?
宮崎県都城市ってこんなところ
都城市は宮崎県の南西端に位置しています。広大な都城盆地の中にあり、市域中央をほぼ南北に大淀川が流れ、西は霧島山地、東は鰐塚山地に囲まれています。農業や農産加工業が盛んで、肉用牛、豚、鶏を合わせた畜産農業産出額が日本一を誇る畜産のまちです。
事業者情報
譲渡希望金額 | 7,000,000 円 希望額は目安であり、実際の交渉によって変わることがあります。 |
商号・屋号 | なし |
本店所在地 | 宮崎県都城市高城町大井手1281-1 |
設立年月 | 1995年 |
譲渡内容 | 農地、設備、農機具一式 |
譲渡理由 | 体力的な限界 |
譲渡後の関わり | 指導あり |
メリット | 必要な土地や道具が揃っている/減農薬 |
課題点 | 販路開拓 |
求める買い手像 | 誠実で責任感を持って取り組める方 |
許認可内容 | 農家登録 |
従業員数 | 0 |
選考フロー | ヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談 |
注意・禁止事項
事業者さまに直接ご連絡をおこないご迷惑をかける事案が多発しております。
利用規約にて直接のご連絡はご遠慮頂いております。
Q&A
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