国内アスリートに高い評価を受けている、生体機能性を持つ唯一無二のセラミックス「BioCe(ビオチェ)」の特許技術後継者を募集！

機能性セラミックス「BioCe(ビオチェ)」 

機能性セラミックスとは、橄欖（カンラン）岩系の天然岩石を50%程度使用し、電子の放出による高い還元性能を発揮するように、いくつかのセラミックス原料と活性炭などを混合した後、高温の過熱水蒸気焼成という特殊な技術を含む2段階の焼成過程を経て製造された原料構成と結晶構造に特徴のある無機化合物材料です。

身に着けると体幹を安定させる筋肉に作用し、瞬間的にその場で体幹安定効果が現れるとされています。

「BioCe（ビオチェ）」は、機能性セラミックスの一つ。バイオシグナリングセラミックスを粉末にし、シリコンチューブに充填して開発されたネックレスなどさまざまな商品に付けられている商標です。Bio-Signaling-Ceramics（バイオシグナリングセラミックス）の一部をとって名付けられました。

ビオチェを含んだネックレスは、一部の女性オリンピックメダリストからも高い評価が得られていると聞いています。これらの商品の裏側には「機能性セラミックスの製造方法」という特許技術が存在します。

世の中の同様の製品の多くは磁気による効果を謳っていますが、ビオチェの生体機能性は磁気ではなく含有する結晶類によるものです。磁力には反応しないのでF-MRIを用いて脳内の血流状態を可視化でき、ビオチェには脳内血流を活性化させる機能があることが特許の請求項になっております。

この特許技術は、株式会社メタル・テクノと工学博士・國府俊則さんの共同名義でしたが、コロナ禍で同社が本事業から撤退する段階で開発者・國府さん一人の名義に変更されました。

開発者の紹介

本件の募集者である工学博士の國府俊則(こくぶとしのり)さんは、都城市にある株式会社メタル・テクノと、2013年に機能性セラミックス事業を始めました。國府さんが前職の都城工業高等専門学校を退職した時のことでした。

その後、同社の開発部に属しながらビオチェに関わってきた國府さん。2010年から続けてきた研究の成果もあり、セラミックスに体幹強化作用を見い出しました。

國府さん「日本では古来より水晶や黒色系の鉱石などが装身具に使われていて遺跡などから出土します。近年、人体に何らかの力を及ぼす鉱石類や鉱物結晶は一般的に“パワーストーン”と呼ばれていますが、セラミックスの分野ではそういった類いのものはありませんでした。

20年前に整体院へ行った際、整体師から『身に着けると体幹が安定するヨーロッパの商品を試してみてください』って言われて。その場で体幹バランステストをやってみると、身体にぐっと力が入ることがわかりました。そこから私たちがずっと研究していたオパールガラスでも応用できないかなと思い、実験をスタートさせました」

幾度とない実験を繰り返すうちに、継続的に開発を続けていた機能性セラミックスについても人の体幹を強化する作用があることを発見。2016年に「バイオシグナリングセラミックス（Bio-Signaling-Ceramics）」と命名されました。

そして2020年には、オリンピックメダリストたちの集いである「トータルオリンピックレディース会」の皆さんに体幹バランステストで効果を体験してもらったと言います。

國府さん「メダリストたちからは『すごい！』『自分たちも帰ってから指導に使います』と言っていただき、商品提案の話が進みかけていたんですが、その後コロナが広がってしまい、やりとりを断念せざるをえなかったのが心残りです」

都城近郊にある鍼灸院では希望される患者の方にビオチェシール等を利用いただいてますが、身体の痛みや自律神経系の不調の方がその治療効果に驚き感謝されることが多い様で評判となり、近郊のみならず県外遠方からも治療に来られているそうです。

後継者を募集する理由と後継者への想い

今回、國府さんが承継を決めた理由は、この特許技術を埋もれさせたくないという想いがあるからです。

國府さん「機能性セラミックスはこれからスポーツだけではなく医療など様々な分野に対応して使われる可能性を十分に秘めていると考えています。そういうものをせっかく開発したのに、このまま埋もれさせると、おそらく今後50年、100年間は誰も開発できないだろうと思っています」

後継者となる人には営業に力を入れてみて欲しいと話します。

國府さん「営業力があり、商品に可能性を感じていろいろな分野にアプローチできる方だといいですね。営業力のある方に関わってもらえればもっと広がると思っています。

引き継ぎの条件と要件

譲渡の対象となるのは、特許（専用実施権）、商標権、製造装置、ビオチェシリーズ商品サンプルなどです。

國府さんからの承継期間は1〜2年程度です。

株式会社メタル・テクノに残してある製造装置を譲渡しますが、その設置場所として60平米程度の建屋と単相・三相電源が必要です。

あとを継ぐメリットと課題点

この特許技術を承継するメリットは、さまざまな分野への応用の可能性を秘めていることです。

國府さん「日本の未来予測で明らかになっていることは“高齢化社会”です。機能性セラミックスは体幹を安定させる筋肉に作用するため、お年寄りの転倒などを防ぐことが期待できるかもしれません。お年寄りが転倒して寝たきりになってしまうケースはよく聞くので、その数を減らすことができるとよいなと思っています」

一方で課題は営業力。

國府さん「これまでで一番うまくいかなかったのは、いかに売るかというところです。株式会社メタル・テクノは営業担当者が一人もおらず、私が営業まで行なっていました。

営業先では、皆さんに体幹バランステストをしていただくと効果に驚いて購入していただけるんですが、ある程度売れたら発注がストップ。何ヶ所かで広がることはあっても、全体的な広がりは正直ありませんでした。先ほども話しましたが、営業力のある方にどんどん広めていってもらいたいですね」

國府さんのあくなき探究心と行動力で発明した特許技術を応用し、大きな可能性を秘めた機能性セラミックス事業を始めてみませんか？

宮崎県都城市ってこんなところ

宮崎県都城市（みやこのじょうし）は、宮崎県の南西端に位置する市で、宮崎市に次ぎ、県内第二の人口を擁する主要都市です。

都城市の中心駅であるJR都城駅は、九州各地へのアクセスが良いことが住みやすさのポイント。博多駅からは約3時間、鹿児島中央駅からは約1時間30分、宮崎駅からは約1時間で行くことができ、宮崎空港駅からも約1時間20分で到着します。

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