こだわり続けた蕎麦本来の美味しさを伝えて創業25年!古河市の本格手打ち蕎麦店「石挽手打めん処 竹庵」の味を引き継ぎませんか?
こちらの案件は、後継者募集中です。
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目次 :
茨城県西部に位置する古河市は、埼玉県や栃木県に隣接しており、東京都やさいたま市へも50~60Km圏内と、都心へのアクセスがしやすい場所です。
また、関東平野のほぼ真ん中で、古河市のほぼ全域が平坦な地形であり、生活しやすいエリアです。農業が盛んで、レタスや白菜、人参などの名産地としても知られています。
「平成の大合併」で2005年に三和町、総和町と合併しさらに大きくなった古河市ですが、JR東北本線古河駅から車で約30分ほどの旧三和町だった諸川というエリアにある日本蕎麦店が「石挽手打めん処 竹庵(ちくあん)」です。
趣味が高じて50歳で蕎麦屋に転身!
店主の能登惠次さんは、いくつかの職を経て建設関係の仕事に就いていた頃、蕎麦打ちを趣味とし、群馬県前橋市まで蕎麦打ち教室に通っていました。そして50歳の時に開業を決意、蕎麦打ち教室を開いていた日本蕎麦店に約三週間寄宿して修行ののち、現在の古河市で「石挽手打めん処 竹庵」をオープンさせます。
能登さん「飲食店にたずさわることが初めてだったので、右も左もわからず、開店してからも相当苦労しました。古河市は妻(不二子さん)の実家でもあり、最初は親戚や近所の人たちがよく来てくれました。新聞の折込チラシなんかもせっせと作って。SNSやグルメサイトなんてなかった時代だから、昔は情報源は新聞でしたね。そこから軌道に乗り始めて、ゴルフコンペの打ち上げなどの団体客にも恵まれ、多い時は従業員5人くらいで回していましたね」
竹庵のこだわりとして、やはり手打ち蕎麦の美味しさを前面に出したメニューを心がけてきました。
能登さん「蕎麦の美味しさを知ってもらいたいと思ったら、茹で上がってから時間が経過してしまう出前は出来なかったですね。丼ものも出さず、やっぱりメインは蕎麦。このエリア周辺には他にもいくつかの蕎麦屋はあるのですが、一線を画したこだわりを持ちたかったのです」
蕎麦しゃぶ、蕎麦の実の甘酒、燻製小屋...大事なのは商品開発力
「石挽手打めん処 竹庵」の蕎麦の配合は、7:3だそうです。蕎麦は実の状態から石臼で挽くことで、常に香り高い蕎麦を提供しています。
能登さん「新そばの季節に入ると、一番最初に入るのは北海道産の蕎麦の実。それからだんだん南下してきて、11月頃になると地元・古河産の蕎麦の実が入ってきて、それを使用します。毎年その流れです」
人気メニューは「鴨しゃぶ・蕎麦しゃぶ」です。しゃぶしゃぶ用にスライスされた鴨肉をしっかり味付けされたスープでまずは鴨しゃぶを楽しみ、鴨肉のうま味が加わったスープで今度は蕎麦しゃぶを楽しむという二重の美味さ。一般的な鴨南蛮などとはやや異なる、竹庵のオリジナルメニューです。
能登さん「最高級にこだわった正鴨肉の鴨しゃぶを楽しんだ後のスープはご飯を入れて卵とじで召し上がっていただいても美味しいことうけあいです」
そして蕎麦と同様にもうひとつの看板メニューは燻製料理。蕎麦と相性の良い鴨肉をはじめ、様々な素材を自家燻製で提供します。
能登さん「元来蕎麦屋はお酒を楽しむ場所でもあるので、お酒に合うものを、と考えて自家燻製を始めました。燻製も蕎麦同様に趣味から始めて、結局店の裏に燻製小屋を建てました。蕎麦にしても燻製にしても、製法は違えど素材の美味しさを引き出すという意味では共通していますから」
妻の不二子さんも根っからの料理好きで、蕎麦の実を甘酒にして提供したり、ファミリー客のお子様向けに寒天ゼリーを何種類もメニューに加えるなど、バイタリティーに溢れています。
能登さん「飲食店を営むというのは、常に商品開発力がないと淘汰されてしまいますからね。世の中の動向や嗜好などを眺めながら、こだわるところはこだわって、新しいものを生み出していかないと。そうやって25年続けてきました。」
74歳となり、事業承継を決断
いわゆる「団塊の世代」である能登さんは74歳となり、年齢的・体力的にもそろそろ引退して竹庵の後継者を募集することを決断しました。
能登さん「このエリアも高齢化が進んでお客さんは減り、私の子供も別の仕事に就いていて継ぐことはないので、今あるこのお店を、ではなくて、私たちが作り上げてきた竹庵の『味』を誰かに引き継ぐことができたら幸いです」
挑戦的に物事を考え、手打ちそばへの強い思いを持つ人を募集!
能登さんは、蕎麦を実から挽いて手打ちし料理をする大変さを乗り越えられる人、そして向上心や発想力を持った人にと考えています。
能登さん「最初は竹庵の味を引き継いで欲しいですが、ゆくゆくは自身の味としてさらに発展させてほしいですね。世の中は時代やその場所でも変化していくので、マーケティング能力なども当然求められます。挑戦的に物事を考えて『新しい何か』を生み出せる人に引き継いでもらいたいです」
そして能登さんが自らが25年間こだわり続けてきた手打ち蕎麦への思いについても、後継者になる方へ向けて語ります。
能登さん「『日本蕎麦の手打ち』って残っていくのかなという不安があります。機械打ちの蕎麦も発展した昨今、手打ちの蕎麦の価値はこれからの若い世代にどう繋がっていくのか。そう思いつつも25年間やってきましたので、手打ち蕎麦の価値を大事にしたいという強い意志のある人が現れれば、私はそのお手伝いをしたいと思います」
竹庵の「味」を承継してほしいと考えている能登さん。
現在の店舗は能登さんの自宅も兼ねており、譲渡は難しいとのこと。より広く商売してもらうためにも都市部などにおいて「竹庵」の味を引き継いでほしいとお考えです。現在使用している石臼などの備品、レシピ、取引先などは継承可能です。
能登さん「あとは私が開業前にやったように、三週間くらいうちで修行してもらいたいな」
手打ち、手作りにとことんこだわった「石挽手打めん処 竹庵」の味を引き継いでみませんか?
事業者情報
商号 | 石挽手打ちめん処 竹庵(ちくあん) |
所在地 | 茨城県古河市 |
代表 | 能登 惠次 |
業種 | 飲食 |
募集形態 | 事業譲渡 |
選考フロー | ヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談 |
注意・禁止事項
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