外国人も集う場所。山形市でカフェやグランピング、ゲストハウスを営む夫婦が後継者を募集!
掲載事業者への直接連絡は事業者様のご迷惑になりますのでお控えください。 ご質問・ご相談は お問い合わせフォーム からお気軽にご連絡ください。
目次 :
山形県の県庁所在地、山形市。四方を山で囲まれ、「山寺」や「蔵王」といった自然豊かな魅力が多い街です。そんな山形市の中心部から、車で約15分ほど。宮城県仙台市との間を結ぶ国道沿いに「GLAMPiC」があります。
カフェやグランピング、ゲストハウスなどに幅広く取り組むご夫婦、芳賀潮音さん・温子さんが、事業を引き継いでくれる方を募集しています。
海外旅行をきっかけに、自分たちのゲストハウスを
夫婦で「GLAMPiC」を経営する潮音さん・温子さんは、お二人とも元々旅行が好きだったそう。海外に行くたびに泊まっていたゲストハウスを「自分たちでやったら面白いかな」と考えたのが、起業のきっかけでした。
ある時訪れたカンボジアで、現地の可愛い子どもたちに魅せられた潮音さん。「この子達と遊びながら暮らしたい」と感じ、カンボジアでのゲストハウスの運営を考えたものの、同時に厳しさにも直面したそうです。
潮音さん「カンボジアは、1杯50円のビールすら贅沢品という環境でした。これでは、ここで事業をするのは厳しいと思い、いったん日本での起業に切り替えることにしました」
帰国した芳賀さんは、地域おこし協力隊という移住制度を知り、そのタイミングで募集が出ていた縁もゆかりもない山形県へと移住します。そして事業の準備を進める中で出会ったのが「3,000坪の山付き」というこの物件でした。
利用客の住むイスラエルへ行ったことも
自らの手で建物の改装を手がけた芳賀さん夫妻。2017年にオープンしたカフェを皮切りに、グランピング、ゲストハウスなど、これまでこの場所で数多くの事業を手掛けてきました。
温子さん「特にグランピング施設は、自分たちで山の上まで資材を運んだので、肉体的にも辛かったですね」
1日1組限定のグランピングは、周りが森に囲まれ、自然そのものというロケーション。ドラム缶風呂など、日常では味わうことのできない体験は魅力的です。
グランピングやカフェ2階のテラス、ゲストハウスは犬も一緒に入れるのが特徴で、犬好き同士の繋がりで来店される方も多いのだとか。 そして、国道沿いにあるカフェの脇、階段を登った先にあるロッジ風のゲストハウスは、新型コロナウイルスの流行前まで多くの外国人客にも利用されていたそうです。色々な国籍の方との出会いの中には、印象的な思い出もたくさんあると言います。
潮音さん「たくさんの外国の方と触れ合えるのは、この仕事の楽しいところです。以前ご利用いただいたイスラエル人の方がSNSで紹介してくださったことをきっかけに、その後5組ほどイスラエルの方が泊まりに来てくれました。そして、その後私達夫婦もイスラエルを訪れ、GLAMPiCを利用してくれた方の家に泊めてもらったことは思い出深いですね」
ゲストハウスの開業当初は「ここまで来てくれる人は少ないだろう」と考えて規模を小さくしたそうですが、いざ営業を始めてみると周りに同じような施設は少ないため「もう少し大きく作ればよかった」と思うほど、たくさんのお客様が利用しているそうです。
さらに次のステップへ
ここまでさまざまな挑戦を続けてきたお二人ですが、今後さらに次のステップへ進むため、GLAMPiCの事業を引き継いでくれる方を探しています。
潮音さん「カフェに始まりグランピング、ゲストハウス、その他にも多くの事業を広げていくうちに、日々仕事をこなすことに精一杯で他の事をする余裕が無くなってしまいました。一度は事業を畳んでしまうことも考えましたが、ここまで手を掛けてきたことやリピーターとしてお越しいただく方が多いこと、利益が出ていることを考えると、やめるのはもったいないというのが正直なところです」
後を継ぐ方は、最初のうちは芳賀さん夫妻のもとで仕事を教わることになりますが、雇われ店長のような形でしっかりと裁量権を持って働き、ゆくゆくは完全に自分の店として運営してほしいと考えているそうです。 承継にあたっては、今ある設備や備品などはそのまま使用することが可能です。また、人員に関しては、現在芳賀さん夫妻のほか数名のアルバイトも一緒に働いているそうです。
潮音さん「この仕事の大変なところは、忙しい時間帯が重なってしまうという点です。チェックアウトからチェクインまでの時間で宿泊施設を掃除しなければならないのですが、カフェのピーク時間が被ってしまうので、どうしても人手が必要になります」
宿泊や飲食など業種の幅が広いため、要領よく仕事をこなそうとする姿勢や、オールマイティーに活躍できる能力が求められるでしょう。
潮音さん「裁量があるからこそ、のんびりした人や、向上心のない人には難しいかもしれません。自分で考え、行動できる人や、多くの人と交流できるこの仕事を楽しめる人には向いていると思います」
たくさんの人と繋がれる仕事
グランピングやゲストハウスといった事業を一から作るのではなく、すでに稼働しているGLAMPiCを引き継ぐことは、後継者にとってもメリットと言える条件が多いでしょう。
温子さん「GLAMPiCの利用者にはリピーターの方が多く、このコロナが落ち着けば、きっとまた利用してくれる方もいるはずです。外国の方を含め、人と人との繋がりが増えていく楽しさは、会社勤めでは絶対に味わえません。
人と触れ合える楽しさやここでしか得られない出会いは、今後GLAMPiCに関わる方にとっても貴重な経験となると思います。会社員と違い未来がどうなるか分からないからこそ、自分次第でどのようにでもなるので、本当にやって良かったと思っています」
さまざまな人が行き交うGLAMPiCを引き継ぎ、わくわくする空間づくりに本気で取り組んでみませんか?
事業者情報
商号 | 合同会社GLAMPiC |
所在地 | 山形県山形市新山514−1 |
代表者 | 芳賀潮音 |
業種 | 宿泊・飲食業 |
創業 | 2017年 |
注意・禁止事項
事業者さまに直接ご連絡をおこないご迷惑をかける事案が多発しております。
利用規約にて直接のご連絡はご遠慮頂いております。
Q&A
- 迷いがある状態でも話を聞くことはできますか?
-
お問い合わせをすると、案件担当者とカジュアルに情報交換ができるようになります。
まだ迷っているけど少し話を聞いてみたい。という方もお気軽にお問い合わせください。 - 事業承継の専門的な知識がありません。何かサポートはありますか?
- relayには、全国各地に事業承継をサポートするrelayアドバイザー・専門家が登録しています。初回は30分無料で相談することが可能です。ぜひご活用ください。