こちらの案件は、成約済みです。
鳥取県琴浦町の手作りパン工房「はな・はな工房」が設備一式を引き継いでくれる後継者を募集!
掲載事業者への直接連絡は事業者様のご迷惑になりますのでお控えください。 ご質問・ご相談は お問い合わせフォーム からお気軽にご連絡ください。
鳥取県での事業承継にあたっては各種支援制度が活用できる可能性があります。
適用には条件があり、審査が入る場合もございますので、まずは以下リンクをご確認いただきお問合せください。
鳥取県事業承継関係補助金
※事業者様のご迷惑になりますので、直接のご連絡はお控えいただきますようお願いいたします。
目次 :
鳥取県琴浦町の手作りパン工房「はな・はな工房」
鳥取県のほぼ中央に位置する小さな町、琴浦町は日本海と大山から連なる山々を臨む自然豊かな活気に溢れた町です。手作りパン工房「はな・はな工房」は、国道9号線沿いの道路から少し中に入った所にある木を基調とした可愛い雰囲気のお店です。
パン職人歴40年のベテランの国頭誠(くにとう まこと)さんが1人で運営しています。店にはふわふわでやわらかいパンを求めて地元のお客さんがやってきます。国頭さんは、店舗販売だけでなく、地元の保育園、病院、社会福祉施設等の事業所でも販売しています。
毎日、愛情込めて焼かれるパンは、いつ食べてもふかふかでやわらかいと評判です。チョコバナナにシナモンロール、あんパン、カレーパン、えびかつ、チーズロールと、甘い系からおかず系までたくさんの種類のパンが常時店頭に並びます。普通のパン屋では1個売りが基本ですが、ここではサイズを小さくして2個入りにして販売しているものもあり、女性やお子さんに人気です。ラカントと北海道産小麦粉にふすま(小麦ブラン)をミックスした低糖質パンや、低カロリー甘味料 ラカントS®を使ったヘルシーなあんぱん等、健康に配慮したパンも揃っています。
経営者の紹介
店主の国頭誠さんは、25歳から40年間パン職人としてやってこられた大ベテランです。地元で30年近く営業してきた老舗のレストラン「こがね」のベーカリー部門にパン職人として10年間勤めました。2017年に「こがね」が閉店することになり、経営者からパン部門を譲渡したいという話をいただき、建物、パン作りに必要な機材類一式を受け継ぎ、独立しました。元々のお客さんの応援もあって独立後もスムーズだったといいます。
国頭さん「ずっとサラリーマンのパン職人でやっていこうと思っていましたが、パン部門を破格で譲渡してもらえたので独立しました。店名もパン部門の名前だった「はな・はな工房」を受け継ぎました。これも縁ですね」
ただ、店が少し奥まった場所にあり、立地条件がよくないため国頭さんは経営の安定を図るために地域の事業所で外販もしています。
国頭さん「こがねのパン部門で作っていたときのレシピは全く受け継ぎませんでした。
柔らかい、ふわふわ、口どけがいいことが信条です。この3つのイメージを大事にしています」
これまでの経験で学んだことをベースに独自のレシピで改良をしながらやってこられたそうです。
「時間が経ってもやわらかい」「いつ食べてもふわふわでおいしい」とお客さんに言ってもらえるのが一番嬉しいそうです。
後継者を募集する理由と後継者への想い
今回後継者募集に踏み切ったきっかけは、体力のある内に、次世代にバトンタッチしたいと考えたからです。
国頭さん「65歳になりますし、職人人生を終わらせようと思っています。まだ、パンの機材も十分使えます。事業を起こしたい方がいれば、使ってもらいたい」
後継者に求めることは、店舗を新たに確保しなければならないので、これからパン屋を開業したい方を希望されています。すでにパン職人として働いており、独立したい方、新規でパン屋を始めたい方が一番いいとのこと。また、もの作りをしているが、パン屋に興味があるからやってみたいと希望される方もいいのではとのことです。
国頭さん「引き継いでくれた方が10年先、20年先にやってよかったという世界が広がってくれれば嬉しいです」
引き継ぎの条件と要件
譲渡の対象となるのは、パン作りに必要な機材一式の資産譲渡です。機材はレストラン「こがね」のパン部門のときからずっと使ってきたものですが、定期的にメンテナンスをしているので十分使用できます。店舗は古いため賃貸契約は継続できません。
国頭さん「店の立地もあまりよくないので、機材類一式を移してどこか別の場所で始められる方がよいと思います。移転費用さえ出してもらえれば、無償で譲渡させてもらいます」
現在借りている店舗内のモノはすべて処分して空にしなければならないため、まだ十分使用できる機材を次世代に引き継いで使ってもらいたいと希望されています。
移設のための段取りや準備に関しては、国頭さんが協力してくださるとのことです。
国頭さん「鳥取県内の中部、西部で開業されるなら、指導もできます。パン作りが初めての方であれば従業員という形で雇用してもらえればパン作りの指導や機材一式の使い方も伝えられます。パンの売り方も多様化しているので、キッチンカーでの販売やネット販売、山奥でパン屋を始めることも可能だと思います」
あとを継ぐメリットと課題点
あとを継ぐメリットは、パン作りの機材一式がすべて揃うので、店舗さえ整えば鳥取県内だけでなく、全国どこでも営業が可能なことです。また、鳥取県内の中部エリア(倉吉市、湯梨浜町、北栄町、琴浦町、三朝町)、西部エリア(境港市、米子市、日吉津村、大山町、伯耆町、江府町、日野町、日南町、南部町)で店舗を構える場合は、パン作りが初めての方でも国頭さんの指導を受けることも可能です。加えて外販にも力を入れていたので、今ある店舗の近くで開業される場合は、外販をするためのコース作りも伝授できるとのことです。
課題点は、店舗を探さなければならないことです。
国頭さん「私の店は立地条件が悪かったので売上に苦労したので外販でカバーしてきました。店舗を構えるのなら国道沿いとか立地条件のいい場所を選んでほしい」
国頭さんの機材と思いを引き継ぎ、新規でパン屋を始めてみませんか?
鳥取県琴浦町ってこんなところ
鳥取県琴浦町は中央に位置する人口約1万6千人の小さな町です。鳥取を代表する肉や牛乳などの畜産物をはじめ、日本海に育てられたトビウオや白イカといった魚介類、 雄大な大山の裾野で育てられた梨など農産物にも恵まれています。
国頭さん「地元を愛している方々が多く、たいていのものは揃っているので生活面に必要なものは地元で調達できます」
琴浦町は住みたい田舎ベストランキングを1位を受賞するなど、子育てをはじめとした暮らしが充実ししています。空き家ナビを活用し、事務所兼住宅を購入した場合については町から手厚い支援金があります。
琴浦町の担当者「事業用の物件探しについても町のサポートや商工会の創業支援を行っていますので、いつでも気軽に相談してほしいです」とお話しくださいました。
手厚いサポートの中で新しいチャレンジをしてみませんか?
事業者情報
商号・屋号 | はな・はな工房 |
本店所在地 | 鳥取県東伯郡琴浦町 |
設立年月 | 2017年 |
譲渡内容 | 資産譲渡(パン調理に必要な機材一式/レシピや調理技術も伝授可能) |
譲渡理由 | 年齢。次世代への引継ぎ。 |
譲渡後の関わり | 要相談 |
メリット | パン調理に必要な機材一式は無償 場所を問わずパン屋の営業可 |
課題点 | 店舗の確保 |
求める買い手像 | 新規でパン屋を始めたい方、独立したい方 パン職人経験なしでも可 |
許認可内容 | 菓子製造業 |
従業員数 | なし |
選考フロー | ヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談 |
注意・禁止事項
事業者さまに直接ご連絡をおこないご迷惑をかける事案が多発しております。
利用規約にて直接のご連絡はご遠慮頂いております。
Q&A
- 迷いがある状態でも話を聞くことはできますか?
-
お問い合わせをすると、案件担当者とカジュアルに情報交換ができるようになります。
まだ迷っているけど少し話を聞いてみたい。という方もお気軽にお問い合わせください。 - 事業承継の専門的な知識がありません。何かサポートはありますか?
- relayには、全国各地に事業承継をサポートするrelayアドバイザー・専門家が登録しています。初回は30分無料で相談することが可能です。ぜひご活用ください。