45年続く、地域の数少ない小料理屋「はるめ」。なくてはならない飲食店の後継者を募集!
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目次 :
日高町に欠かせない飲食店
観光客も多く訪れる、北海道日高町。「門別競馬場」がある土地としても有名な町の門別エリアに、地域の小料理屋として愛される「はるめ」があります。創業45年ほどになる「はるめ」は、ろばた焼きや海鮮料理、うなぎといった人気メニューから、この地域であまり食べることのできない一品料理まで幅広いメニューを提供しています。
元々は建物の2階で宴会のできる飲食店を営んでいた春芽つねこさん。後に、建物を増築して、現在の「はるめ」が誕生しました。
現在、「はるめ」は17時から22時の夜のみ営業をしていますが、近くの法人企業から仕出しの依頼が多く、売上の半分以上を占めています。
店内は、25名から30名ほどが入るスペースになっており、「コロナの時は使っていなかった」という、以前運営していた70名から80名までの対応可能な2階の宴会場を利用するお客さんもいます。
客層は主に、地元の牧場関係者や、近隣市町村の常連のお客さんが中心ですが、札幌や帯広に行くという観光客が、ネットを見て訪れることもあるそうで、平日・週末と関係なく、様々な人に支持されています。
経営者の紹介
お客さんから「ママ」と慕われる春芽さんは、元々ご実家だった今の店舗で生まれ、大学卒業後は役場に6年間務めていました。その後、2年間札幌に行き、実家の飲食店を継ぐことになりました。
春芽さん「本当は役場に残りたかったんですけどね。継いでくれと言われたので技を習い、お店を始めました」
長年、現在はお亡くなりになったご主人と2人で一緒にお店を切り盛りし、現在は仕出しの注文が多い時は数名のパートが、夜の営業では2名の従業員がお店に入ります。
春芽さん「店を始めた時はちょうどバブルの時代だったから、苦労したことといえば、最初から忙しかったこと。その頃と比べると、今は人が減ってしまいましたね(笑)」
「人が減った」と笑う春芽さんですが、この地域にある飲食店は「はるめ」を含めて3店舗ほど。そのため、地域の人にとってなくてはならない場所であることは間違いありません。
また、仕入れは主に付き合いの長い農協を通して行われていますが、1週間から2週間に一度、苫小牧や札幌に、自ら魚を買いにいくこともあるとか。お客さんを満足させたいという春芽さんの思いが伝わってきました。
はるめでの「思い出」を伺うと、ママと慕われるお人柄ゆえのお話が。
春芽さん「子どもが2人生まれたことかな(笑)。というのは冗談で、先日の母の日にはお客様からお花をいただいたり、本当に嫌なことがなく楽しい思い出しかありません。毎日笑っています。大変感謝しています」
後継者を募集する理由と後継者への想い
今回、お店を譲渡しようと考えた理由は「年齢」だったと春芽さんは話します。
春芽さん「80歳を超えて、まだまだ元気にお店には立てているけれど、明日どうなるか分からないですからね。元気なうちに、後を継ぐ方を探したいなと思っています」
先程も記載したように、この地域は飲食店は少なく、どのお店の経営者も春芽さんと同じく、高齢化が進んでいます。後継者不足もあり、このままでは門別エリアの飲食店存続自体が難しくなってしまいます。
春芽さん「お客さんは『なくなったら困る』『やめないで』と言ってくださりました。地域の方のためにも、後を継いでくれる方が来てくれたらとても嬉しいです。飲食店の需要は間違いなくありますので」
引き継ぎの条件と要件
今回、土地と建物を含めたすべてのものが譲渡の対象です。現在の屋号を残す必要はなく、「はるめ」の伝統を残しつつ、後継者のやりたい飲食店を作ることが可能です。
春芽さん「慣れない地域に来て大変だと思いますので、最初の1年間は私もサポートさせてもらいたいと思っています。また、魚の捌きや料理全般についても、教えられることはすべてお伝えしていきます」
お店では、お客さんからのリクエストで料理を作ることもあるそうです。
春芽さん「この魚を揚げて・・・など、色々と工夫して考えながら料理をしています。長いことやってきましたので、そういった技術も教えられればと思います」
あとを継ぐメリットと課題点
春芽さん「この町は静かで、人が良いんです。とても住みやすいと感じます」
海も山もある日高町。今の時期は山菜も採れ、おいしい食材があることでも有名です。
春芽さん「『ししゃも』『ほっけ』『鱈』など、季節によって色々な魚が食べられますし、山菜も美味しいです。例えば、自分で釣った魚を使ったメニューを出すとか、そういったこともできるのではないかな?と感じます。あと、海でウインドサーフィンをやる若い方もいるようですよ」
反対に、あとを継ぐ際に苦労することはなんでしょう?
春芽さん「2021年にJRが廃線となり、電車が通っていません。バスも1日に数本とのことで、生活に車は必須となるでしょう」
とはいっても、札幌へも比較的近く苫小牧へは車で40分ほど。商業施設のある静内へのアクセスも良好で、日常生活に困ることはないといいます。また「門別競馬場」に訪れるお客さんの数もとても多いそうで、小さくても賑わいのあるというのも町の魅力。
地域の人に愛され、なくてはならない存在の「はるめ」を引き継ぎませんか?
北海道沙流郡日高町ってこんなところ
2006年、旧日高町と門別町が合併して、現在の日高町が誕生しました。
毎年4月から11月まで楽しめる「ホッカイドウ競馬門別競馬場」には道内外から多くの観客が来ることでも知られています。
太平洋でとれる海の幸は絶品で、特に「ししゃも」は、10月に「門別ししゃも祭り」が開催されるほどの名物品。町内最大のイベントで、町内外から1万人以上のお客が訪れます。
北海道の中でも雪が比較的少ないため生活上の不便も少なく、移住者も比較的馴染みやすいエリアと言えるでしょう。
参考:https://www.town.hidaka.hokkaido.jp/site/kanko/monbetutop.html
事業者情報
商号・屋号 | はるめ |
本店所在地 | 北海道沙流郡日高町 |
選考フロー | 応募フォームの回答→カジュアル面談→現地面談 |
承継を検討される方へのサポートプランもございます
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注意・禁止事項
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