エンタメで青梅を元気に!熱きオーナーが築いた「餃子 火の鳥」の居抜きを利用し、街を盛り上げてみませんか?
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東京都青梅市。JR青梅線河辺駅北口より徒歩15分に位置するエリアに「餃子 火の鳥」はあります。お店のオーナー・菊池 康弘さんは、現在、閉店後の店舗を利用する人を探しています。
俳優から社長に。転身の理由
「餃子 火の鳥」は、菊池さんが社長を務める株式会社チャスが運営しているお店です。菊池さんは、会社の社長になる前は俳優として活動をしていたといいます。
菊池さん「10代後半から28歳まで、有名演出家のところで芝居をやったり、俳優さんの付き人をしていました。けれど、『俳優で食べていくのは難しい』となり、その後はテレビ業界に入って制作をしたり、ドキュメンタリー映画を撮ったりを始めたんです」
華やかな表舞台から裏方の道に進んだ菊池さん。そこから、飲食店を開業するまでの経緯はなんだったのでしょうか?
菊池さん「当時のテレビ業界の労働環境などを理由に辞めて、地元・青梅に帰ってきた後、『自分は何ができるかな?』と考えたんです。俳優時代、10年ほど飲食店でアルバイト経験があり、人並みに仕事ができました。なので、『できることは飲食店しかない!』と思ったんですよ。その頃、ちょうど家の近くの焼き鳥屋の居抜き物件があったので、その店舗を自分たちで内装をリノベーションして始めたのが最初。『炭火やきとり火の鳥』という名前の店舗です」
「できることは飲食店しかない」の通り、その後、順調に店舗を拡大。2年目に2店舗目をオープンすると、3年目には3店舗目…と軌道にのり、現在は合計5店舗の飲食店を運営しています。
街になかった映画館を作った
実は、菊池さんは映画館を経営しているという顔もお持ちです。
菊池さん「都心から地元に帰ってきた時に、『人が少ない』『娯楽施設がない』『働くところが少ない』『飲食店が少ない』と感じました。なので、大好きなエンターテインメントで街を盛り上げたいと思ったんです。
実は青梅は元々、映画館の街だったけど、50年前にすべてなくなってしまったんです。街を盛り上げたい、当時を知るおじいちゃん、おばあちゃんにも喜んでもらいたいの気持ちで、2年前に映画館をオープンさせました」
生まれ育った地元にエンターテインメントで貢献したい。菊池さんは「飲食もエンタメ」と話します。この思いが、菊池さんの経営の源であると感じました。
20年以上の付き合いがある右腕の退職で、閉店を決意
そんな、街を盛り上げるエンターテインメントのうちの1店舗を閉めようと考えたのには理由がありました。
菊池さん「このお店の店長は、私と20年以上の付き合いがあるんです。俳優をやっていた時のアルバイト先で出会ってからの仲でして。その彼は山梨県にあるうなぎ屋の息子で、このたび後を継ぐことになりました。元々、後を継ぐ気はなかったけれど、ご両親も高齢になり、色々考えた上での決断だったと思います」
「うちの会社は店長が店を作る」というのが、株式会社チャスの特徴だといいます。つまり、長年働いてくれた店長が抜けることは、お店そのものが変わることを意味するのです。
菊池さん「別の店舗も拡大中で、今いる他のスタッフを配置するのも難しい状況です。そのため、店を閉めることを決めました」
地域に根付きやすい立地
お店のあるエリアは飲食店が少ないこともあり、現在、多くの常連客に支えられているといいます。
菊池さん「この場所は中華料理屋の居抜き物件で、中華料理屋さん時代から来ているお客さんが多いのが特徴です。常連さん同士がすごく仲が良くて、アットホームな感じで居心地が良いと思います」
「土地柄、自分を出すよりも地域住民を受け入れるスタンスの方がうまくいく」と話す菊池さん。言葉通り、お客の要望に答えてきたそうです。
菊池さん「例えば、メニューにない商品でも、お客さんから『こういったものが食べたい』と言われたら、可能な限り答えてきましたね。やっぱり、喜んでもらえるのは嬉しいし、それでお客もつきました。無理をする必要ないですが、飲食店経験の有無よりも、地域を受け入れて頑張れる方におすすめしたい場所だと思っています」
お店のサイズはカウンターが12席、テーブルが20席あり、菊池さんは「少し設備を入れ替えてラーメン屋をやるのが良いのではないかと思う」と話します。もちろん、どんなお店にしてもらっても大丈夫ですが、程よい広さのホールとこまわりが効くキッチンに最適なのではないか、との考えをお持ちのようでした。お客さんが付けば長く営業できそうな、魅力あるエリアなのではないでしょうか。
困難にも負けず、前に進んできた
実は、今回閉店する店舗はコロナ禍に出したお店でした。開店して1週間後に、1回目の緊急事態宣言が出たタイミングというから驚きです。なぜ、そのようなタイミングで、新たに飲食店を始めたのでしょう。
菊池さん「コロナになる前の12月に、うちの会社の稼ぎ頭だったお店が火事になってしまったんです。100名以上が利用できる場所だったこともあり、当然、働く従業員もたくさんいました。だから、『なんとかしないと』と思い、この店を開店したんです。コロナ禍で新しい飲食店を3店舗も出したのは珍しいんじゃないでしょうか(笑)」
しかし、いくら従業員のためだとはいえ、不安や恐怖はなかったのでしょうか。
菊池さん「あまり落ち込んだりはしなかったですね。どうしようもないこともあるじゃないですか。そういった時は『やり続けないと前に進まない』の精神で頑張ってきました。失敗してもいいからやり続ける。結果的に、会社の経営はうまくいってるし、あの時に挑戦して良かったなと思います」
地元を盛り上げたいという熱い思いを持っている菊池さん。その熱を引き継ぎ、エンタメで青梅をさらに活気ある街にする。そんなチャレンジをしてみませんか?
事業者情報
商号 | 餃子 火の鳥(株式会社チャス) |
所在地 | 東京都青梅市 |
代表 | 菊池 康弘 |
業種 | 飲食 |
募集形態 | 事業譲渡 |
選考フロー | ヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談 |
注意・禁止事項
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