幅広いメニューが魅力の高梁駅前のお好み焼店「じゅうじゅう亭」。地元から観光客まで愛される店の後継者を募集
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岡山県中西部に位置する高梁市。備中松山城の城下町として栄えてきた街です。”天空の城”と呼ばれる、雲海に包まれた天守の姿で知られています。高梁市は武家屋敷などが残る「小京都」です。また、市西部にある重要伝統的建造物群保存地区の「吹屋」も有名。
そんな高梁市の中心部・備中高梁駅から約150mのところにあるお好み焼・鉄板焼の店「じゅうじゅう亭」では、後継者を募集しています。
1997年に異業種から脱サラして開業
じゅうじゅう亭の店主・小見山 止農夫(こみやま しのぶ)さんは岡山県出身。社会人になってからは、広島市で衣料品関係の仕事をしていました。
小見山さん「妻の出身地である高梁市に転居することになって、そのタイミングで脱サラすることになったんです。高梁市の土地柄を考えた結果、飲食店をすることにしました。そして考えた結果、広島に住んでいたのでなじみがあり、未経験でもやりやすかったお好み焼の店にしたんです。こうして1997年に、現在地で創業しました」
小見山さんは衣料品店での仕事で、店舗設計をすることもあったそうです。そのためじゅうじゅう亭のオープン時には、設計の仕事は未経験ながら小見山さん自ら店舗の設計を手がけました。
「当店のある物件は、それまで飲食店が入居したことがありませんでした。だから厨房設備などもありません。厨房設備をはじめ、飲食店として必要な部分もすべて私が設計しました」と小見山さんは振り返ります。
広島・関西のお好み焼きからご当地料理まで、豊富な鉄板焼きメニュー
じゅうじゅう亭の魅力は、鉄板焼料理をメインとした非常に豊富なメニューです。お好み焼は、広島風と関西(大阪)風の両方がラインナップ。焼そばや焼うどん、焼飯、一品料理まで幅広いです。さらに定食もあり、ランチタイムにはお好み焼とごはん・味噌汁のセットランチもあります。
高梁市のご当地料理である「インディアントマト焼そば」や、近隣地域のご当地料理「かきおこ」「ホルモン焼うどん」「蒜山焼そば」「そばめし」なども。「星の王子様」「マウンテン焼」「カルボナーラ焼そば・うどん」「焼肉エッグライス」など、オリジナルメニューもありました。
関西風豚玉ランチセット
小見山さん「もともとは広島風のお好み焼をメインとしていました。しかし小さな街にある店ですから、メニューを増やさないと商売にならないかなと思い、少しずつ増やしていったんです。そのうちお客様からの要望に応えるようになって、いまのような豊富なバリエーションになりました」
平日昼はサラリーマン、夜や休日は観光客で賑わう店
じゅうじゅう亭は高梁市の中心部にあるため、平日の昼は地元のサラリーマンなど勤め人が昼ご飯として利用することが多いそうです。いっぽう平日の夜や休日になると、地元のファミリー層に加えて観光客の利用が多いとのこと。
小見山さん「地元の方はお好み焼、とくに広島風を注文される方が多いですね。観光客の方は、高梁のご当地料理であるインディアントマト焼そばの注文が多いです。事前に下調べして、インディアントマト焼そば目当てで来られますね」
観光地であり学生の街である高梁の駅前で、駐車場もある最高の立地
そんな小見山さんが後継者を募集する背景は、年齢を考えてのことです。
小見山さん「年齢的に営業を継続するのが大変になってきたので、引退を決めました。ただ、これだけ地元の人が通ってきていただけ、観光の方も多い店。ぜひ残していって欲しいと思い、後継者の募集を決めました」
小見山さん「高梁市は、移住者の多い街です。市なども移住者を積極的に募集していますが、就労先の多くは特産品であるブドウ栽培や、トマト栽培などの農業。移住者の中には、農業より商業が得意な人もいると思いますし、飲食店をやってみたいと思っている人もいるのではないかと思います。そういった方にとって、当店はピッタリだと思うんです。
じゅうじゅう亭は、最高の立地だと思います。高梁市街地、しかも駅のすぐ目の前にありながら、広い道路に面し、駐車場もたくさん。こんなにいい立地はなかなかないですよ。しかも高梁市には大学・短期大学もあり、学生が多いです。古い町並みの残る小京都で、備中松山城もある観光地でもあります。地元の常連客も多い店ですし、集客面で有利なのは事業承継した場合に大きなメリットになるのではないでしょうか」
なお、じゅうじゅう亭から約150mのところにあるJR備中高梁駅は、2017年に大規模リューアルを実施。新しい駅は複合施設になっており、市立図書館が入りました。市立図書館はツタヤに運営が委託され、中にはスターバックスコーヒーが入っています。若者を中心に人気のスポットなので、集客の面で注目の施設です。
鉄板焼き店の宝である「なじんだ鉄板」を生かしてほしい
じゅうじゅう亭を事業承継した場合、店舗だけでなく厨房にある調理器具や食器などの備品もすべて受け継げます。ほぼ店舗そのまま承継可能です。小見山さんによると、なかでも調理で使う鉄板を承継できるのは、大きなメリットがあるとのこと。
小見山さん「お好み焼など鉄板焼料理を経験した方ならわかると思うのですが、調理用の鉄板は新品よりある程度”なじんだ”もののほうが、使いやすいんですよ。当店の鉄板は1997年の創業時から使用しており、”なじみ具合”は抜群です。鉄板料理人にとって”なじんだ鉄板”は宝ですので、これは大きなアドバンテージといえますね。しかも手入れやメンテナンスはキチンと行っていますので、まさに最高の状態の鉄板ですよ。ぜひ”よくなじんだ鉄板”を活用して、さまざまな料理にチャレンジして欲しいですね」
じゅうじゅう亭は、すべての席がテーブルまたは小上がりの座敷となっています。そして、すべての席に鉄板が備え付けてありました。鉄板で熱々のお好み焼などを食べられるほか、お客が自分でお好み焼を焼く「セルフスタイル」も可能です。
また現在、じゅうじゅう亭と取引のある仕入れ先も紹介してもらえます。高梁市は小さな街ですので、新たに仕入れ先を探すとなると、岡山市や倉敷市などへ行かないといけませんので大変です。そのため仕入れ先の紹介は、高梁市でお店をするにあたって大きなポイントのひとつといえます。
小見山さんは鉄板焼の魅力について「アイデア次第でさまざまな料理ができるのが、鉄板焼料理の魅力だと思います。ぜひ当店の鉄板で、さまざまなアイデアを生かしてもられたらと思います」と語ります。
もちろん新しい料理でなく、いまある料理を受け継いでもらっても構いません。メニューのバリエーションも豊富ですから。期間を決めて、私が調理方法を指導し、味やメニューを伝授するのも可能ですよ」と小見山さん。
小見山さん「当店は駅前にあるうえ、広い道路に面し、駐車場もあります。中心部なので、まわりに企業や官公庁もあるという好立地で、大学・短大・高校、さらに図書館もあって若者の集客もしやすいです。地元の常連さんも多く、観光地なので観光客の来店もあります。店舗はほぼそのまま使用でき、なじんだ鉄板をはじめとする機材・備品一式も承継可能。仕入れ先も承継できます。お好み焼や鉄板焼の店をしたい方にとって、最高の条件だと思いますよ。
ちなみに、お好み焼・鉄板焼以外でも可能ですが、せっかく鉄板がそろっているのでお好み焼や鉄板焼の店をして欲しいなという気持ちはありますね」
お好み焼や鉄板焼の店をやってみたい方、小見山さんの手によって”よくなじんだ鉄板”と店舗を承継し、小京都・高梁の街でお店をしてみませんか。
事業者情報商号 | じゅうじゅう亭 |
所在地 | 岡山県高梁市 |
代表 | 小見山止農夫(コミヤマ シノブ) |
業種 | 飲食 |
募集形態 | 事業譲渡 |
選考フロー | ヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談 |
注意・禁止事項
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