滋賀県・日野町の銘茶「北山茶」をつくる唯一の製茶所「木田製茶」!茶畑と工場の後継者を募集

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滋賀県・日野町の銘茶「北山茶」をつくる唯一の製茶所「木田製茶」!茶畑と工場の後継者を募集

滋賀県の南東部、大阪と名古屋の中間点に位置する滋賀県蒲生郡日野町。約21,000人が住む日野町は東に鈴鹿山系を望み、近江牛や日野菜の栽培でも知られる、自然環境に恵まれた町です。

また、滋賀県は「朝宮茶」「土山茶」などお茶の産地としてもよく知られており、日野町にある「木田製茶」では、生産者が1軒となった「北山茶」を生産しています。しかし、代表の木田光夫さんは70歳を過ぎ、年齢的な理由もあり、後継者を募集しています。

日野町の特産品「北山茶」の製造から販売まで手掛ける

 

木田製茶で製造しているのは、日野町の特産品であり、ふるさと納税の返礼品にもある「北山茶」です。もともとこの近辺は昔からの茶どころであり、室町時代には天皇へ献上するような高品質のお茶を生産していました。

ところが、いつの間にか日野町ではお茶の栽培が途絶えてしまいます。

木田さん「昭和45年ごろにパイロット事業で山を切り開いて畑を作るとなったときに、獣害に強いお茶を栽培しようということになって再開しました。高校を出てから京都や大阪に働きに出ていたのですが、父親から『手の付いていない茶畑があるから』と半ば強制的に畑を託されましたね」

当初は国の助成事業からのスタートだったため、生産した茶葉はすべて農協の工場へ出荷されていました。

木田さん「何とかして自分で育てた茶葉を自分で商品化したくて、昭和58年に工場を建てて100%自社で製品化できるようになりました。生産量は一番茶・二番茶・秋冬番茶合わせて18トンほど。スーパーや農協、観光課のショップなどにコーナーを設けて、直売としても一部置かせてもらっています」

現在、木田製茶では緑茶だけではなく、紅茶も製造販売しています。

いま、北山茶を製造しているのは木田製茶だけ

 

現在では北山茶を生産しているのは、木田製茶1軒だけとなっています。

木田さん「開墾する時期にオイルショックになって整地があまり進まなかったせいもあって、あまり条件のよくない階段状の畑ばかりになって。当初25件ほど農家はあったのですが、高齢化と収入減でやめられる方が増えて、10年ほど前から私だけになってしまいました」

もともとは2町程度(1町は約1ヘクタール)だった木田さんの茶畑ですが、お茶の栽培を辞められる方から畑を託され続けて現在は5町余りの畑を切り盛りしています。

木田さん「このあたりは静岡や三重と比べてお茶の成長が遅くて、新茶が遅い分不利な土地柄です。古くからのお茶の産地ではないし、周囲もやめてしまう方ばかりで、相談相手がいないのはきつかったですね。信楽や土山の友人に聞きながら、できる限りの世話を必死でやってきました」

そういった努力の甲斐もあり、現在では日野町の特産品として「ふるさと納税」の返礼品としても使われるようになりました。

思い入れのある茶畑を守り続けてほしい

 

畑の拡大とともに生産量も増え、設備投資をして安定した品質のお茶を栽培してきましたが、年齢が70歳を超え肉体的にも限界が見えはじめました。

木田さん「今の面積の畑を夫婦だけで続けていくのはさすがに難しいのでは、と思うようになりました。『徐々に縮小していこう』と妻とも相談しましたが、どの畑にも愛着があるし、日野町の特産品としての位置づけもある。山間部の畑なので手を入れなくなると山に戻ってしまい、畑のあった場所へも行けなくなる。それに、だんだんと畑が荒れていくのを目にするのもつらい。畑を減らすのではなく、誰かに守ってもらえたらと考えるようになりました」

承継に関しては、茶畑や工場など、お茶にかかわるすべてを引き継ぎたいと考えています。

木田さん「いきなりすべてを引き継ぐのではなく、いったん従業員として入ってもらって、生産の流れや技術を覚えてもらうといいのではと考えています。3年くらい従事すればだいたいは頭に入るし、コツもわかるのではないでしょうか。元気なうちに承継したいので、やりたいという意欲のある方がいれば、すぐにでも引き継ぎをはじめたいです」

屋号の引継ぎは応相談ですが「北山茶」の名前は残してほしいとのことです。

商品と一緒に信用も売るのが大切

 

木田製茶では、20年以上、近隣の小学生に向けて茶摘み・お茶の淹れ方教室・工場見学をしているそうです。

木田さん「小学生にお茶の淹れ方を教えると、ペットボトルの味との違いに驚いてくれます。その姿を見ると、この仕事を続けてきてよかったと感じます。お茶づくりを好きにならないと続かない仕事ですね」

一方で、お茶の業界は厳しい状況が続いています。

木田さん「コロナ禍でお茶を使用する葬式や会合が減っており、販売価格が下がっています。近年ではペットボトルのお茶が主流になっていることも、原因として考えられます。これからは地産地消に力を入れつつも、販路の拡大が大切になってきます。例えば、今までは取り組んでこなかったインターネットでの販売などもチャンスがあると思います」


木田さん自身も、これまで直売やクラウドファンディングなどさまざまな手を打ってきていますが、お金ばかりを追いかけるとうまくいかないとも話します。

木田さん「お金を追いかけるだけでは、当初は対価として合わないと感じるかもしれません。お茶を作って販路を広げるのは、もちろん大切です。しかし周囲から信用を得ることが、仕事をする上で一番大事なことなのではないでしょうか。信用を得てこその商売ですし、そういう心持ちで仕事すると、生産者の顔が見える商品を作り出せるようになると考えています」

 木田さんが懸命に守ってきた「北山茶」のブランドを引き継いで、さらに大きくする挑戦をしてみませんか?

 


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