農地・牧草地合わせて6ha!米作りと黒毛和牛の繁殖をしている宮城県加美町「今野牧場」の後継者を募集!
こちらの案件は、後継者募集中です。
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目次 :
農地・牧草地合わせて6ha 米作りと黒毛和牛の繁殖をしている今野牧場
宮城県の北西部に位置する加美町は、豊かな自然に恵まれ、広葉樹が自生する山々は四季折々の景色を楽しませてくれます。100万都市の仙台市までは、車で約1時間で行ける場所です。
今野さんご夫婦が営んでいる今野牧場は、水田と牧草地を合わせて約6ha。ここで米作りと転作で「ホールクロップ」を栽培、そして黒毛和牛の繁殖をしています。「ホールクロップ」とは、稲の穂と茎葉をまるごと刈り取ってロール状に成型したものを、フィルムでラッピングして乳酸発酵させた牛の飼料です。この飼料は自家の牛達の餌として消費されています。また「ホールクロップ」の栽培は、牛を飼っている農家であれば助成金制度の対象になるのだそう。
牧場で使用される水は、すべて山水で賄われているため、水道代はほとんどかかりません。春から秋までは稲刈りや牛の飼料作りに忙しいですが、冬場は牛の世話だけになり、専門のアルバイトの方に牛の世話を頼むこともできるため、旅行に行ったり、ゆっくりする時間も作れるそうです。
経営者の紹介
生まれも育ちも宮城県加美町の今野さんは、高校卒業後ご両親の元で農業を始めました。
先祖代々の農家の今野家は、今野さんで7代目。ご両親の代までは農業だけだったため、雪深くなる冬場は出稼ぎに出るのが普通でした。11月から3月迄の期間は、出稼ぎに出て土建業などの仕事をしたそうです。
今野さん「生まれてきたときから継いだようなものです。冬の間、出稼ぎに出ると夫婦が別々に暮らさなければならないので、競走馬を育て始めることにしました。宮城県の旧鳴子町(現大崎市)で『川渡の馬市』が1年に1回あって、高く売れたときは嬉しかったですね」
代々馬を飼っていた環境でもあり、今野さんはサラブレッドの血統の根幹となる「繁殖」を中心に行う生産牧場を始めました。景気のいいときは、3頭で746万円もの高値が付いたそうです。売買後に馬が勝ったときは賞金の中から一定の割合で配当金も出るのだそう。
競走馬の繁殖は15年間続けましたが、バブル崩壊後は競馬場の廃業が続いたため、現在は黒毛和牛の繁殖に切り替えています。
後継者を募集する理由と後継者への思い
今野さんは現在75歳、高齢になり健康に不安が出てきたことや、お子様が仙台に住んでいるということもあり後継者を募集することに決めました。
今野さん「農業が好きな人が好ましいですね、この建物と農地をうまく利用してもらえればいいなと。田んぼとマッチするのは牛なので今と同じようなやり方を継承してもらうのが一番。でも動物は何を飼ってもいいですよ。ここでやっていこうと思ってもらえるのなら、成功してもらいたいのでできる限りのサポートはします」
周辺には空き家も多く、ご家族での移住でも住む場所には困らないと話します。
引継ぎの条件と要件
今回の引継ぎの対象は、農地、ハウス、畜舎などです。農作業の機械類は新しいものがあるそうですが、今のところは売却予定とのことなので、早いタイミングであればそのまま引継ぎの対象に加えることが可能です。譲渡形態については基本的には後継者の方と話して決めていきたいとのこと。現在飼育している牛は引継ぎの対象外です。
取引先などは市場もあり、すべてノウハウは引き継いでくれます。また、山水は無料で利用できるので牧場の水道料金はかからず、今野さんはお風呂や生活水としても利用しています。
また、この地域は雪が多いので冬場は農作業が休みになり、牛の世話のみになるので比較的ゆっくりできるとのことです。今野さんも牛の世話になれたアルバイトの方に頼んで、温泉に出かけたり、家族で旅行に出かけることもあるそう。アルバイトの手配に関しては、今野さんに相談可能です。
あとを継ぐメリットと課題点
60年近く今野牧場を運営してきた今野さんから、取引先や様々なネットワークの引継ぎ、ノウハウ等を引き継げるのは後継者にとっても嬉しいポイントです。牛の世話などは、前述の通りアルバイトの方に頼むこともできるので、運営次第では無理なく休みを取ることも可能です。今野さんご夫婦も用があるときや忙しい時はアルバイトの手を借りているそう。
一方、近年の物価高騰や世界情勢の影響もあり、これまで安定していた子牛の取引き価格の低下や、飼料代の高騰は課題だといいます。また、徒歩圏内に買い物できる場所がないため、車での移動が必須となります。
6haの広大な牧場と農地を活用し、今野さんが長年作り上げてきた大切な場所を引き継いでいきませんか?
宮城県加美町ってこんなところ
雄大な薬莱山がそびえ、鳴瀬川の清流にはぐくまれた緑と水の美しい自然に恵まれたところです。広葉樹が自生する山々は、四季折々の景色を楽しませてくれます。今野牧場から車で15分くらいの場所には気軽に利用できる日帰り温泉があります。
仙台市までは、車で約1時間とアクセスの良さも魅力。加美町では子育てサポートの一環として、子どもの医療費助成を行っており、お子さんが高校を卒業するまでの間、医療費は無料、0歳児から2歳児の保育料も町独自で減免しています。マイホームを購入したい新婚・子育て世帯、新規転入者を対象に最大100万円の住宅支援補助があり、空き家バンクも開設しています。
事業者情報
商号・屋号 | 今野牧場 |
本店所在地 | 宮城県加美郡加美町 |
譲渡内容 | 60haの農地・牧草地 ハウス 畜舎 農業用機械(ただし、タイミングによる) |
譲渡理由 | 高齢による体調不安 |
譲渡後の関わり | 基本的になし |
メリット | すぐに農業や畜産を始められる 水道代がほとんどかからない |
課題点 | 買い物が不便 |
求める買い手像 | 農業が好きな方、動物が好きな方 |
選考フロー | ヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談 |
注意・禁止事項
事業者さまに直接ご連絡をおこないご迷惑をかける事案が多発しております。
利用規約にて直接のご連絡はご遠慮頂いております。
Q&A
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