地域住民との関わりを大事にする北九州市の老舗寿司屋「幸すし」が後継者を募集！
こちらの案件は、後継者候補の求人情報です
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こちらの案件は福岡県北九州市との連携案件です。
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目次 :
寿司屋の後継者候補を採用してます！
事業名：幸すし（こうすし）
所在地：福岡県北九州市小倉北区（北九州モノレール「香春口三萩野」駅から車で5分）
譲り手にお話を聞きました
大将 原田耕治さん
大分の中津から北九州の小倉までを結ぶ中津街道。その街道沿いの住宅街の中にお店を構える老舗寿司屋「幸すし（こうすし）」。先代から受け継ぎ半世紀以上続いてきたお寿司屋の大将である原田さんは、2018年度の「北九州技の達人」にも選ばれるほどの名手です。技術は確かでありながらも敷居の高くない価格設定により、幸すしは若い世代にも親しまれています。
原田さん「もともとここはおふくろのお店だったんですよ。で、昔ここで職人さんが調理してくれてたんですけどあんまりいい人じゃなくて、親父が『出ていけ』って言ったら出ていっちゃって笑 親父は親父で料理ができない人だったから代わりに僕が料理を始めたんです。小学5年生の時から魚をさばいてましたね。
聞けばおじいちゃんがものすごい料理人だったらしくて。親には似ずおじいちゃんに似たんでしょうね、人から習わずに自分で魚をさばいて技術を身に着けていきました」
中学を出てすぐ調理師専門学校に通い始めたという原田さん。当時の学校での経験や出会いが今の技術の土台を作ってきたそうです。
原田さん「専門学校時代の友だちがいろんなところに働きに行くんですよ、ホテルとか料亭とかに。で、今じゃ大問題になっちゃいますけどね、とある地方の高級ホテルの調理場に友だちがいたんで遊びに行ったら、そこの料理人の親父から『お前天ぷら揚げてこい』って言われて急に白衣を渡されて。完全な部外者がそこで天ぷらを揚げてるんです笑 でもそういう経験のおかげで、ホテルの調理場の裏の仕事を見せてもらい学ばせてもらったんですよね」
そういったご経験やご縁の繋がりで、19歳のときには小倉寿司組合の立ち上げに参画されたといいます。さらには、27歳の頃に寿司組合の青年部を福岡で立ち上げたのを皮切りに、他県での立ち上げも頼まれ、長崎・熊本・鹿児島・宮崎などでも青年部をつくっていったそうです。
原田さん「性格的に頼まれたら嫌って言わないタイプなんです。若い子たちが育つためにやろうよっていうそんな感覚でした。そういうことをやってたら、どんどんいろんなことがくっついてきて、いつの間にか全国の青年寿司研究会の全国会長をやってました笑」
そんな原田さんは、60歳になったらお店を閉めるつもりだったそうですが、根強いファンもいたことから、気づけば10年が経っていたそうです。
採用する理由 ：年齢を考慮し早いうちに後継者を探していきたいため
業務内容 ：調理および接客
業務時間 ：11時00分~19時00分（休憩60分）
休日休暇 ：水曜日、週休2日制
契約期間 ：1年
試用期間 ：3ヶ月
賃金 ：月給16万円（上階住居に無料にて住み込み可）
後継者候補の希望：地域のお客様に愛される寿司を提供したい強い意欲がある方
経験の必要性 ：なし
4階建ての建物からなる幸すしは、貫禄ある外観の重厚な雰囲気とは裏腹に、店に入ればお話好きの大将が落語家のごとく楽しくお話をされるのが特徴的なお寿司屋さん。お値段は比較的リーズナブルでありながらも、北九州の魚介類をふんだんに使った味わい深いお寿司を堪能できます。
原田さん「僕自身が後を継いでほしいと思ったことはないんです。ただ、どうやったら次の人に技術を伝えられるか、事業を承継できるのかっていうのは、今関わっている方々のなかでも話題にあがっているんです。事業承継の話をもっと聞きたいしやりたいという話を皆から聞いているので、ちょっとでも裾野を広げていけるよう、皆に話がいくように自分も動いていこうかなという気持ちです。
やりたいならお店ごとどうぞと思ってます。ただ、僕らのような個人店は、味じゃなくてそこの店主にお客さんが紐づいているじゃないですか。あの人がいるからお店に通うといったような。だから、継承するのは全然いいんだけど、新しい店主にしっかりお客さんがつくまでは、継承しきるまでは僕が一緒にお手伝いできればと思いますね」
2018年には「北九州技の達人」として認定されています。
譲り手の「おすすめポイント」
1 50年ほど経つ内外装ですが、まだまだ綺麗です。 2 ご本人さんのやっていくぞという気持ちさえあれば、技術はしっかりお伝えできます。 3 2～3階は住居としても使えますので、住居兼店舗として使っていただいても構いません。 |
譲り手の「検討・懸念ポイント」
１ 最寄り駅からは遠いところにあり、歩くと20分以上かかるので、お客さんには車で来ていただく必要がありますね。 ２ 4階建ての建屋でエレベーターがないので、階段の上り下りが大変と感じる人もいるかもしれません。 ３ 寿司の技術は教えていければとは思いますが、魚の目利きがもともとできる人でないと難しいかなとは思います。 |
譲り手が考える「未来へ向けた可能性」
1 お寿司というと古くからあるイメージではありますが、好奇心を持ってチャレンジし続けることで、まだまだ新しい食べ方に出会えると思います。 2 地域との繋がりを持つことで、技術をさらに磨いていけると思います。 |
継ぎ手へのメッセージ
原田さん「お人柄を直接話して確かめたいですよね。僕らみたいな個人店舗っていうのは、お客さんとの繋がりを持たないと継承できないですから。突然やってきて『僕がやりますよ』って言ったって、譲るこっちとしても『この子がこれから頑張るんだよ』ってお客さんに認めてもらうようにもっていかないと、僕らみたいな個人のお店は継承できないと思いますね。そういった点もふまえて、頑張っていきたいと思ってくださるかたとお話してみたいなと思います」
事業者情報
| 商号・屋号 | 幸すし |
| 所在地 | 福岡県北九州市小倉北区（北九州モノレール「香春口三萩野」駅から車で5分） |
| 選考ルート | 応募フォームの回答→現地面談 |
注意・禁止事項
事業者さまに直接ご連絡をおこないご迷惑をかける事案が多発しております。
利用規約にて直接のご連絡はご遠慮頂いております。
Q&A
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