豊かな自然と好アクセス!宮崎県えびの市の居酒屋「串ぼうず喜多朗」で、新たなチャレンジを!
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宮崎県えびの市は鹿児島県と熊本県との県境、南九州のほぼ真ん中に位置するまち。市の北部には九州山脈が連なり、南部には霧島の山々がそびえる自然豊かな都市です。そんなえびの市のにぎやかな国道沿いに「串ぼうず喜多朗」があります。
“ちょっと1杯”から大人数の宴会まで対応する人気の居酒屋
串ぼうず喜多朗は、えびの市北東部に位置する飯野エリアにある居酒屋。熊本県から伸びる国道221号線沿いにあり、周囲にはスーパーや飲食店などが立ち並びます。
店内はこじんまりとした掘りごたつの個室や、40名規模の宴会にも対応できる部屋も。きちんと整頓され、清掃も行き届いている店内の様子からは、宮田さんが日々真摯に仕事に向き合っていることが見てとれます。また、13台ほど停められる駐車場もあるため、車でも訪れやすいお店です。
宮田さん「居酒屋としてお酒を楽しみにいらっしゃる方はもちろん、ご家族でご利用いただくお客様も多く、定食メニューも人気です。今はコロナ禍で利用は少ないですが、以前は大人数の歓送迎会や子どもさんの部活の集まりなどでも多くのお客様がいらしていました。精進料理や仕出し弁当などにも対応しています」
お店は宮田さんと奥様を中心に、アルバイトの手も借りながら切り盛りしています。人気のメニューは海鮮料理をはじめ、串焼きや揚げ物の一品料理。子どもにも楽しんでもらえるよう、アイスクリームやシェイクなどのメニューも用意されています。
今や老若男女が訪れる人気のお店ですが、以前は百貨店のバイヤーというまったくの異業種で働いていた宮田さん。一念発起して飲食業に参入し、多くの人に愛される店へと育て上げました。
異業種から飲食業にトライ!多くの方に愛される店へ成長
宮田さん「実家が魚屋を営んでいて、百貨店を辞めたのちに5年ほど働いていました。その後、いとこが博多で焼き鳥屋をオープンさせていたので、そこでノウハウを教えてもらったんです。さらに、板前として腕のあった弟から技術を学びました。
その弟が実家の魚屋の2階で店を開いていたことから、私は分家するような形で平成元年に新しく店を出すことに。現在の店舗から少し離れた場所に小さな店を構え、妻とふたりでスタートさせたんです」
しばらくは客足が伸びなかったものの、開業から2年ほど経ったころにバブルの影響もあって、軌道に乗り始めたと宮田さんは話します。そして、平成5年には現在の店舗へ移転。とあるジンクスを乗り越え、ますます多くの方から人気を集めるようになりました。
宮田さん「にぎやかなエリアから川を挟み、橋を渡った場所にこの店を建てましたが、当時は『橋を渡ると商売は難しい』といわれていたんです。しかし、そんなことは関係なくやってみようとチャレンジしたら、評判を呼んでお客さんが来てくれるようになりました。以前よりも店が広くなり、団体客を受け入れられるようになったことも理由のひとつですね」
お客さんの中には、毎週のように訪れる常連さんもいらっしゃるのだとか。学校の先生としてえびの市に住んでいたオーストラリア人のお客さんが、帰国後も来日のたびにお店に顔を出してくれるのもうれしいと宮田さんは言います。
多くのお客さんを日々笑顔で迎える宮田さんですが、70歳を前に引退を考えるようになりました。
引退を前に抱いた「まちのにぎわいをなくしたくない」という思い
宮田さん「70歳になったらリタイアしようと以前から決めていました。現在68歳なので、あと2年。完全に店のシャッターを降ろしてしまうこともできますが、まちのにぎわいを少しでもなくしたくないとの思いから、事業を継いでくれる方を探すことにしました」
店舗建物や厨房機器、調理器具、食器など、すべて引き継いでかまわないと宮田さんは考えています。オープンから30年ほど経っているため壁紙の張り替えなどのリフォームは推奨されるものの、必要な物は十分に揃っているため、ゼロから新たに飲食店を始めたいと思っている方にはぴったりです。
さらに、店舗裏には10年ほど前まで宮田さんご夫婦が住んでいた40坪程度の住居があります。現在は物置や休憩所として使っていますが、新たに承継する方にはこちらも合わせて譲渡したいと考えています。もちろん住まいとして活用することが可能です。
宮田さん「新たな店は居酒屋でなくても、寿司や中華などでもいいかもしれませんね。屋号も変えてかまいません。もちろん、店の味を承継したいと考えてくださる方には、味付けや作り方のマニュアルもお譲りするつもりです。魚屋の経験から、魚の目利きもお教えできます。承継いただいた後はしばらく指導者として残ることもできますよ」
また、えびのは米どころであり、農業もさかんであることから、食材の仕入れには困りません。魚は福岡や鹿児島の市場から、水揚げされたその日のうちに仕入れているとのこと。九州のあちこちにアクセスしやすいえびの市ならではの利点だと宮田さんは話します。
熱意のある若い方に、新たなアイデアでチャレンジしてほしい
今回宮田さんが承継者を募集する目的は、まちのにぎわいを減らしたくないという思い。承継後の事業は飲食店に限定せず、新たなアイデアでえびの市を盛り上げてほしいと考えています。
宮田さん「私自身30代で未経験で事業を立ち上げ、ここまで走り続けてきましたから、同じような若い方を応援したいという思いがあります。熱意ややる気があれば、経験は問いません。
創業から35年経ち、市外や県外の方にも店の名前も知っていただけて、愛着があります。だからこそ、一生懸命取り組んでくださる方にお譲りできたらうれしいですね」
また、えびの市は豊かな自然があり、山歩きやキャンプなどアウトドアを楽しみたい方にもおすすめしたいと宮田さんは思っています。
宮田さん「私も登山や魚釣りが好きで、休みの日にはよく出かけています。趣味を楽しみ、プライベートを充実させたい方にもぴったりなんじゃないでしょうか。
他にも、鹿児島や熊本、福岡へのアクセスのよさや、宮崎県内で最多の泉源数を誇る京町温泉郷など、えびの市の魅力はたくさんありますよ」
35年をかけて灯し続けたまちの明かりを消したくないという宮田さん。新たなチャレンジやアイデアで、その灯を受け継いでみませんか。
事業者情報
商号 | 串ぼうず喜多朗 |
所在地 | 宮崎県えびの市 |
代表者 | 宮田敏朗 |
創業 | 1988年 |
業種 | 飲食業 |
募集形態 | 事業譲渡(賃貸も可) |
選考フロー | ヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談 |
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