こちらの案件は、成約済みです。
創業20年。ゼロからつくりあげた老舗ログハウス専門事業の後継者募集。
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目次 :
宮崎県で唯一のログハウス専門会社「ログハウス・ビルド」。ログハウスキットを輸入・販売・建築する会社で、土地探しのお手伝いから建築プランニングのマネージメント、アフターサービスまで一貫して行う会社です。
ログハウス一筋で20年。宮崎唯一のログハウス専門事業者の後継者募集
宮崎県宮崎市の中心街にほど近い江平(えひら)五差路交差点。
宮崎駅から車で2-3分のこの場所は、何本もの道路が交差する交通の要所。
徒歩圏に江平商店街、一番街、若草通と商業的な活気を持つこの場所に、ログハウス・ビルドは20年前に立ち上がりました。
代表の松元寛(まつもとひろし)さんは、20年間ログハウス一筋のエキスパート。丁寧な対応が評判を呼び、宮崎県内だけでなく全国各地に数多くの建物を生み出してきました。
豊かな木の香りに包まれ、環境や人体に優しく、居住性と夢を兼ね備えたログハウス。日本でもアウトドアブームの到来とともに人気が高まっています。業績も順調なログハウス・ビルドを、次の世代に承継したいと考えています。
土地探しから完成まで。トータルプロデュースでご家族に寄り添う
▲松元さんが手掛けたログハウス
ログハウスの「ログ」とは丸太のこと。ログハウス・ビルドのログ材は厳寒の地で育まれたフィンランド産、カナダ産のキットを使用しており、施主の望み通りにカスタマイズして直輸入しています。松元さんはその工程全てに関わり、進行管理とトータルプロデュースを行います。
▲代表の松元さん
図面や工事等は専門家や専門業者に依頼。まずは図面を作成し、役所などとの打ち合わせ、設備機器の選定、見積もりの選出など調整を行った上で、キットを取り寄せ着工となります。大工、屋根、電気、水道、基礎工事の業者など、全て松元さんが探し見積もりをとります。
▲クライアントと細かい打ち合わせを重ね、図面を50回以上書き直すことも
松元さん「家づくりは一生ものだし人生で最大の投資ですから、ご家族でとことん相談してもらいます。親子関係や将来の夢、それぞれの趣味や人付き合いなどによって家の形も変わります。だから家とは直接関係のないことまで全部お聞きするんです。それを聞いておくと、こっちの方が住み心地がいいよとか、動きが楽になるよとか様々な提案ができるので。お互い本気すぎて小さな喧嘩になることもありますよ(笑) 。そのくらい安易な妥協をしない方が良い家になります」
45歳で脱サラ。ツテゼロ、コネゼロから資料を手に全国を飛び回った日々
元々サラリーマンだった松元さん。「自分の力で何かをやってみたい」という思いから45歳で脱サラ、2000年にログハウス・ビルドをはじめました。
松元さん「ログハウスに挑戦したきっかけは漠然としたものかな。僕自身がアウトドアが好きだったので、退職後バックパッカーで海外を回りながら、ログハウスおもしろいかもなぁと漠然と。将来の見通しがあったわけではないけど、ピンときたんです」
ログハウスの事業をすると決めたものの、ツテもコネもなかった松元さん。自治体や商工会、銀行の創業塾で学びつつ、山の伐採の現場に参加して木の加工について学んだり、北海道のログハウス会社を訪問したりと、独学で準備をはじめました。
松元さん「北海道のログハウスの会社を全て周りました。“すみません宮崎からきたんですけど、ちょっと見せてください”って(笑)。まずはいろはのいを見て、色々教わって体験して。北海道内や帰りがけには長野県などで別荘地帯のログハウスをたくさん見て、写真をたくさん撮らせてもらったり、住人に話を聞いたりしました」
こうしてアクティブに情報収集を行っていき、20年前の2000年4月、江平五差路の一角に事務所を構えログハウス・ビルドをスタート。
開業後1年はひたすらパンフレットを配布し続ける日々でした。
しかし、その中の1枚が宮崎日日新聞の部長の目にとまり小さな紹介記事が掲載され、その読者が1軒目の顧客となりました。
業務が急拡大。それでも、自分で走り回って土地探し
▲松元さんが手掛けた一軒目のログハウス
それからは少しずつ問い合わせも入るようになり、業務量が増えていきますが、松元さんはそれでも自分で動いて顧客のために土地探しから行います。
地図で希望範囲の目処をつけ、自分で使えそうな土地を探すのです。ネット情報に頼らず自分の目で確かめることで、取りこぼすことなく予算に合った理想の土地に巡り合うことができます。
松元さん「まずは住みたい希望地をヒアリングします。ゼンリン地図に希望する小学校などを中心として、直径2〜3㎞くらいの範囲を決め、その中にある道路を車で全部回り、ここなら家を建てられるかもしれないっていう場所に印をつけていく。車で何日も何日も。雑木林や変形地、あるいは人が住んでないような家も全て印をつけます。
安くて広くて立てられそうな土地を探して百ヶ所くらいの候補地をあげ、印をつけたところを今度はお客さんに周ってもらいます。嫌なところから消して絞っていき、残った候補から優先順位をつけてもらい、僕が法務局に行ってベスト1から地主さんを探す。県内だったら直接行き、県外だったら手紙を書いて。例えば、“予算200万円しかありませんがこの土地を譲っていただけませんか”って。一つずつ一つずつ交渉していくと、不思議と必ず縁のある土地にたどり着けるんですよね」
日本での歴史はまだ浅く、年々需要が高まっているログハウスの世界。今でも案件は絶えることのないログハウス・ビルドですが、松元さんは、自身の体力や年齢的なことから次の世代への承継を考え始めました。
一度は決まった後継者。しかし・・・
実は、松元さんはここ数年後継者の募集を宮崎県事業引継支援センターに相談して進めており、一度後継者候補も決まっていました。
しかし、引き継ぎが始まった矢先、その候補者さんはご体調の問題で断念せざるを得なくなってしまいます。
松元さん「実はもう廃業するという選択肢も考えたんです。辞めるのが一番簡単のような気がして。だけど、今まで建てたところはずっとメンテナンスをしたい。バトンタッチしたら、僕が完全に引退しても定期的にメンテナンスができるかもしれないし、体が続くうちは自分が建てたところは自分でメンテナンスに行きたいと思いました。
諦めるのは簡単なんだけど、まだ命がつながっている。ログハウスがずっと繋がっていけば、そこからまた利潤を生むような事業として継続できると思うし、コロナ禍の情況でも問い合わせがあるし、まだまだ発展する業界です。僕なんかより若くておおらかな人がこの仕事をすれば、数倍の事業規模になると思います」
施主が次の施主を呼ぶ。築き上げた関係を大切にしてくれる方に継いでほしい
開業してから現在まで、ホームページを通しての問い合わせは約1,000件。松元さんが一人で営業活動も行っています。
松元さん「創業当時は資料請求が来ると嬉しいもんだから、資料を持って全国どこでも車で訪ねていきました。ほとんど契約は実現しなかったけど、楽しい思い出です。
▲事務所内にはこれまで手掛けたログハウスの完成写真が並ぶ
すべてを一人で行っているので、現場があるとどうしても営業まで手が回らず、資料を送るだけという人もいました。次に承継する方は、問い合わせ対応をしっかりすることができれば、業績として大きな伸びしろになると思います」
松元さんは、ただ建物を建てるだけではなく、そこに住む人たちの生活や夢も大切にしています。外壁の塗装や薪ストーブのレンガ積みを施主やご家族で行ってもらったり、現場で大工さんと仲良くなってもらったりすることで、家を建てる段階から楽しい時間を提供するのです。
松元さんは、ログハウスの魅力についてこのように語ってくれました。
松元さん「ログハウスはお客さんが普通の家づくり以上に夢を持っているのと、こだわりがあって個性的で、できたときの喜びはひとしおです。我々は専門業者として一生懸命知恵を出し工夫しながら、経験を生かして120%の最善を尽くす。すると理想以上の家ができたって喜んでくれる。そのあと、そこで生活している子どもや家族がみんな喜んでくれる。遊びに来た友達やその子どもたちも家の中で楽しそう。そういう一つの夢みたいな光景がちゃんとした形になる。その嬉しさは何事にも代えがたいです。
最近は公共施設や店舗のログハウスも増えていて、今後ログハウスの需要や可能性は伸びていくはずです。まだ九州内でも少ないしおもしろい業界ですので、新しい事業を始めたい法人や気持ちの入った方にぜひ継いでいただければと思います」
松元さんが、未経験から20年かけて作り上げてきたログハウス・ビルド。
withコロナ、afterコロナで地方という言葉が再注目される今、宮崎県唯一のログハウス専門事業者をぜひ引き継いでみませんか?
事業者情報
譲渡希望金額 | 36,900,000 円 希望額は目安であり、実際の交渉によって変わることがあります。 |
商号 | ログハウス・ビルド |
所在地 | 〒880-0001 宮崎県宮崎市橘通西5-6-48 |
電話番号 | 0985-62-1668 |
代表者 | 松元 寛(まつもと ひろし) |
創業 | 2000年4月 |
業種 | ログハウスキットの輸入・販売・建築 国産材ログハウスの建築 在来構法住宅の建築 建築プランニングとマネージメント及びアフターサービス 土地探しサポート |
従業員 | 0人 |
営業時間 | 8:00〜18:00ごろまで |
定休日 | 不定休 |
応募条件 | アウトドアの様々な趣味を持った方々が、キャンプ場のコテージ・山小屋・ペンション等でログハウスに出会われ、興味を持つきっかけになる様です。 女性の方々は「赤毛のアン」や「大草原の小さな家」などの物語から入って来られる方も多いのですが、最近では街中でもログハウスの住宅を散見する様になってきましたので、割と身近に感じて頂ける様になったと思います。 どうしてもログハウスの住宅をとご希望される方々は、家造りの細部に関してもこだわりが強く、横並びの考え方とは違う独自の個性的な思考をされる方がほとんどです。 その様な多彩な方々を柔軟に受け止め、数千万円を安心して預けるに足る、明るくて心の広い人物が望まれる様に思われます。 |
注意・禁止事項
事業者さまに直接ご連絡をおこないご迷惑をかける事案が多発しております。
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Q&A
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