千葉県茂原市でペットと入れるカフェ「Dog Barrier free Cafe 茂原珈琲」が後継者を募集!
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目次 :
犬と一緒に入れる"ふつうのカフェ"
千葉県茂原市にある「Dog Barrier free Cafe 茂原珈琲」は“ペットと一緒に入れるふつうのカフェ”がコンセプトです。店内は段差や柱がなく、ドッグランが併設され、ワンちゃんが快適に過ごせる設計になっています。
3年前に同店がオープンするまで、茂原市には盲導犬や介助犬が入れるお店がほとんどなく、オーナーの瀬山さんは、「ないなら自分で作ろう!」と創業。
週末はワンちゃん連れのお客様が多く来店し、ペットと入れるふつうのカフェというコンセプトが浸透してきたといいます。ペットを連れていないお客様も多く、20〜40代の女性に人気なのだとか。お客様のなかには、東京や埼玉など遠方から来られる方もいるのだとか。
瀬山さん「首都圏にはまだワンちゃんが入れるお店が少ないので、遠くからわざわざ来てくださいます」
同店の人気メニューは『天空の濃厚明太カルボナーラパスタ』。ふわふわのメレンゲに卵黄と明太子をもちもちの太麺に絡めて食べる絶品パスタです。茂原市の人気店である『ら〜めん コジマル』の麺を使っています。『天空の濃厚明太カルボナーラパスタ』は現在販売を終了しており、カレーとハンバーグ、パンをメインに提供しています。
さらにコーヒーにもこだわりがあり、イタリアでもっとも愛されている『LAVAZZA』のコーヒーを提供しています。苦味がありながらスッキリと飲みやすい世界基準のコーヒーです。瀬山さんが前に勤めていたカフェで味に惚れ込み、自分でお店を始める時には『LAVAZZA』
また、カフェでは月に1回、保護犬と保護猫の譲渡会を開催。譲渡会を行うボランティア団体にカフェの一角を貸しています。累計で32回の譲渡会を通して、約100匹の里親が見つかったといいます。
経営者の紹介
瀬山さんは前職で携帯電話の商品企画やマーケティングに携わっていました。料理好きで「いつかお店をやりたい」と思い描き、脱サラをしてホットドッグの移動販売を開始。埼玉スタジアム2002をはじめとする各所でキッチンカーで販売をしていました。同時に品川駅構内のコーヒーショップでオープニングスタッフとして働いていたそう。
瀬山さん「店舗を持ちたいなとずっと思っていて、実家が茂原市に引っ越したのをきっかけにカフェをやろうと決めました。小さい頃からワンちゃんを実家で飼っていて、ペットは家族の一員でした。やるならペットをコンセプトにしようと思っていたんです」
店舗での瀬山さんの役割は、経営と仕込みと接客。営業時間はなるべくお客さんとお話するように心がけています。
しかし、オープンしたのがコロナ禍ということもあり集客に苦労したといいます。市役所近くに大きな看板を立てたり、譲渡会を市役所で広報してもらったりと工夫をしたと振り返ります。
瀬山さん「心に残っているエピソードはたくさんありますね。譲渡会でなかなか飼い主が見つからなかったワンちゃんがいて、3回目の譲渡会でやっと飼い主が見つかったんです。その飼い主とワンちゃんが譲渡会の度にカフェに顔を出してくれるようになって、嬉しかったですね。譲渡会の日になると、里帰りみたいにカフェに来てくれるワンちゃんがたくさんいます」
後継者を募集する理由と後継者への想い
承継を決意したのは、経営面に対して不安が出てきたことが大きな理由です。しかし、地域に浸透してきており、まだまだ可能性を秘めているため、瀬山さんはこの場所を引き継いでくれる人を探しています。
瀬山さん「せっかくこの場を皆さんに喜んでもらえているので、場所自体は無したくないと思っています。自分ができなかった分、誰かにこの思いを継いでほしいです」
閉店のお知らせはすでに口頭やSNSで周りに伝えています。悲しむお客様の声が届いたり、お客様が閉店を聞きつけてお店に来てくれたりしたのだとか。瀬山さんは「なつかしい顔が見れてよかった」と思いを馳せます。
瀬山さん「後継者の方には“ワンちゃんがふつうに入れるカフェ”というコンセプトを残してほしいと思います。できれば、譲渡会も続けてほしいですね」
引き継ぎの条件と要件
引き継ぎの対象は店舗・設備・レシピ・取引先など。ただし、エスプレッソマシンとコーヒーミル、ウォーターサーバーはリースなので譲渡の対象外です。
屋号である『Dog Barrier free Cafe 茂原珈琲』は商標登録をしているため、引き継ぎ希望の場合は相談が必要です。
瀬山さん「承継後に私が関わるとおそらくまた同じようなお店になってしまうので、なるべく関わらないようにと考えています。ただし、最初のうちはお客様の引き継ぎやワンちゃんとの接し方の注意点などをお伝えしようと思っています。承継後でも包み隠さずお伝えするので、なんでも聞いてください」
あとを継ぐメリットと課題点
茂原市の魅力は立地と飲食店の多さだといいます。
瀬山さん「茂原市は県の中央にあり、勝浦や鴨川など県の観光地にアクセスしやすい場所です。ワンちゃん連れの旅行で、カフェで休憩を取り、各地の観光地に向かう流れが出来つつあります」
あとを継ぐメリットは、店舗をパーティーやイベントなどで活用できること。
瀬山さん「店内は柱や仕切りがないので、パーティーやイベントをするのにぴったりなスペースです。先日、初めて音楽イベントを開催しました。昼間はワークショップを開催することもあります。一方、営業時間後の夜の時間帯が空いてしまっていたので、場所を貸して活用するといいかもしれません」
課題点は集客と、物件の金額が地域の相場よりも少し高めであることだと言います。
瀬山さん「ワンちゃん連れのお客さまの来店頻度は数ヶ月に一度程度です。ペットを飼っている人口は全体の1、2割しかいません。そのためペットを連れていないお客様にも来ていただけるように、新しいメニュー開発やコーヒーを打ち出した広報などが必要かもしれません」
譲渡会をはじめとした様々なイベントを開催し、地域に根付いた温かいコンセプトのお店を引き継いでみませんか?
千葉県茂原市ってこんなところ
茂原市は房総半島のほぼ中央に位置し、温暖な気候で自然に恵まれた暮らしやすいエリアです。
Dog Barrier free Cafe 茂原珈琲から車で5分ほどの距離にある“服部農園あじさい屋敷”では、梅雨の時期に鮮やかな紫陽花が一面に咲き誇り、観光客で賑わいます。ワンちゃんの撮影スポットになっており、「毎年多くの方が茂原珈琲に足を延ばしてくれる」と瀬山さんは話します。
茂原駅付近にはチェーン店舗がある一方で、市内には個人経営の商店や飲食店が多く残っています。
事業者情報
商号・屋号 | Dog Barrier free Cafe 茂原珈琲 |
本店所在地 | 千葉県茂原市下永吉894-1 |
設立年月 | 令和2年7月 |
譲渡内容 | 店舗・土地・機材・レシピ・取引先など |
譲渡理由 | 資金繰りが厳しいため |
譲渡後の関わり | 基本的には後継者にお任せ。必要に応じてフォローをする。 |
メリット | 店内に仕切りがないので、 |
課題点 | 集客/物件の金額が地域の相場よりも少し高い |
求める買い手像 | コンセプトを引き継いでくれる方。できれば譲渡会も継続希望。 |
許認可内容 | 飲食店営業許可/菓子製造許可 |
従業員数 | 2名(アルバイト) |
選考フロー | 担当者ヒアリング→カジュアル面談→現地面談 |
注意・禁止事項
事業者さまに直接ご連絡をおこないご迷惑をかける事案が多発しております。
利用規約にて直接のご連絡はご遠慮頂いております。
Q&A
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