【譲渡金額変更】観光で賑わう金沢で、北陸の海の幸を堪能できる「武蔵 はな乃」の後継者を募集!
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目次 :
空間作りにもこだわった海鮮和食料理店
石川県金沢市にある「武蔵 はな乃」。2010年にオープンした、13年目の海鮮和食料理店です。食の宝庫金沢の四季折々の食材を使った料理を、こだわりの空間と器で楽しむことができます。
現在の営業時間はディナータイムのみで、18時から23時頃までです。一人当たりの客単価は、6,000円から10,000円程度。お酒を飲むか飲まないかで単価に差は出ますが、地元ならではの食材をふんだんに使ったコースを注文される場合は8,000円から10,000円。単品を注文される場合は、1人5,000から6,000円程度だと言います。
主な客層について、オーナーの小山和之助さんはこう話します。
小山さん「会社員現役の役職者や経営者など、50代の方がメインです。引退された60代以上の方もいらっしゃることがありますが、若い人は基本的に観光客以外はあまり来ないですね。この辺は遅くまで営業しているお店が少ないので、2軒目に行くとしたら駅のあたりまで行くことになります」
経営者の紹介
オーナーで料理人の小山和之助さんは、京都や東京の飲食店にて和食の腕を磨き、2010年に金沢市に「武蔵 はな乃」を創業。
オープンした3ヶ月後には東日本大震災を経験し、一時期自粛ムードでお客様が減少したこともありました。その後2015年3月には北陸新幹線が金沢まで開通。観光客の増加で売り上げも伸びるかと思いきや、想定外の事態に。地元住民に愛されてきたお店であるがゆえに、集客が安定するまでには少し時間がかかったといいます。
小山さん「新幹線効果があると思っていたんですが、周辺にお店ができすぎてお客様が分散しましたね。ここがオープンした12年前は、周辺には飲食店が10店舗もありませんでした。今は70店舗ぐらいある代わりに、それに見合った大きさのホテルがたくさん建っています」
小山さんが約13年間お店を続けてきて良かったことは、普通に生活していたら会えない人に会えることだと言います。
小山さん「お店をしていたことで地元会社の社長とたくさん知り合うことができました。社長たちに『マスター』と呼んでもらって仲良くしていただけるのはありがたいですし、いろいろなことを教えてもらい、お客さんに育てていただいた感覚です」
なかでも印象に残っているのが、金沢に来て一番最初に良くしてくれたお客様にいただいた言葉だそう。
小山さん「一番最初に良くしてくれたお客さんに言われた、『仲間を作って、いろいろな所のご飯を食べて勉強してこないと駄目だぞ』という言葉を今でも守っています。勉強のためにさまざまなご飯を食べに行ったことで、仲間や先輩とつながることができました。今でもかわいがってくださりますし、良い思い出ですね」
後継者を募集する理由と後継者への想い
今回承継を決めたきっかけは、親御さんから地元に帰ってきてほしいと言われていたことと、地元に貢献したい思いがあったからだと言います。
小山さん「地元は同じ石川県の加賀市なんですが、私が三兄弟の長男ということもあり、母と祖母のいる地元に戻ってきてほしいと何度か言われていました。ただ、加賀は人が少ないこともあり、しばらく金沢でお店をやっていたんですが、ばあちゃんがもう94歳ということと、地元にも貢献できたらいいなという思いもあるので、帰郷することに決めました。金沢には帰ってこようと思ったらいつでも帰って来れるので、一旦帰って親を納得させて、またI will be backする予定です(笑)」
よく来てくださるお客様や仲間内には、承継を考えていることをすでに伝えており、残念がってくれるお客さんが多いそうです。後ろ髪を引かれるような気持ちになることもあるようですが、「近いのでまた遊びに来ますよ」とお伝えしていると言います。
後継者に求めることについて、小山さんはこう話します。
小山さん「飲食店未経験者でも特に問題ないです。できればスピーディーかつ希望譲渡額で決まったらうれしいですが、そこさえ折り合えば、あとは好きにしてくれて構わないです」
引き継ぎの条件と要件
承継の対象となるものは、内装、コンベクション、冷蔵庫、洗浄機、ガス台、フライヤー、焼き台、グラスなどです。内装には、カウンター席8席、テーブル席8席、掘りごたつの個室1室が付いており、すべて承継されます。
舟形シンクと製氷機はリース契約中で、契約終了まであと2〜3年あるため、残金約3万円の負担は後継者にお願いする形になります。小山さんも加賀に帰ってから飲食店を営業予定のため、引き続き「はな乃」という店名を使用しようと思っているそうですが、後継者が使いたい場合は店名も承継可能だと言います。
成約後の後継者との関わり方について、伺いました。
小山さん「近所の仲間や常連客への紹介など、できる限りはしたいと思っています。今後は近くて遠い加賀に戻るので、会うことはなかなか難しいかもしれませんが、もし県外からいらっしゃる方であれば、僕が使っている業者も全部紹介します」
レシピについては、基本的に引き継ぎはない予定ですが、料理人仲間の一員として教えられることがあれば教えたいと言います。
小山さん「僕から教えるよりも、たくさん仲間を作っていろいろな人に教えてもらった方がいいんじゃないかなと思います。僕もその仲間の一員だと言っていただけるのであれば教えますが、僕も万能じゃないので、わかる範囲且つできる範囲でなら伝えます」
あとを継ぐメリットと課題点
小山さんは、「武蔵 はな乃」を承継するメリットをこう話します。
小山さん「食器など以外の設備一式はそのまま引き継がれるので、ちょっとした鍋や器を揃えるぐらいで、すぐに営業が開始できます。僕自身の強みと言ったら人柄ぐらいで、たいしたことは引き継げませんが、お客様にも仲間にも懐かれやすいので、仲間がたくさんできたと思っています」
お店の立地も良く、南町の方に行けば会社から銀行など何でもあります。外国人も多い立地のため、どのような客層もメインターゲットにしていくことができると言います。
小山さん「この周辺は観光地で、ホテルもたくさんあるので、稼ぎたいのであれば観光客を狙ってランチ営業をした方がいいと思います。ただし、競争率が高い海鮮丼以外がいいですね。あとは、他の居酒屋が開くまでの14時〜17時くらいに酒の肴を出すことも需要があると思います。今もやっていますが、蟹の提供は続けることをお勧めします!」
京都と東京で経験を積みこれからもチャレンジを続けるオーナー。コロナが収束し、ますます賑わいを見せる金沢で、事業を引き継いでみませんか?
石川県金沢市ってこんなところ
石川県金沢市は北陸の有名観光地の一つ。北陸新幹線を使うと、東京から2時間半で訪れることができます。有名な観光スポットとしては、「金沢城」や日本庭園の一つである「兼六園」 、金沢市の伝統的な町並みで茶屋や土産物店が並ぶ「ひがし茶屋街」、現代美術作品を展示する「金沢21世紀美術館」などです。
特に、「武蔵 はな乃」の近くには近江町市場が位置し、観光客向けのホテルが軒を連ねています。日本らしいスポットが多いことから外国人にも人気があります。
事業者情報
商号・屋号 | 武蔵はな乃 |
所在地 | 石川県金沢市 |
設立年月 | 2010年12月 |
譲渡内容 | 内装(席すべて)、コンベクション、冷蔵庫、洗浄機、ガス台、フライヤー、焼き台、グラスなど |
譲渡理由 | 帰郷のため |
譲渡後の関わり | 基本的になし |
メリット | すぐに営業可能 / 落ち着いた飲食店経営ができる / 観光地からも近い |
課題点 | メインのターゲット層を絞って営業することをおすすめする |
求める買い手像 | 迅速な対応が可能な方(飲食未経験でもOK) |
許認可内容 | 飲食店営業許可 |
従業員数 | アルバイト5名 |
選考フロー | ヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談 |
注意・禁止事項
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