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【譲渡金額 変更】下呂温泉に向かう観光客が多く訪れる岐阜県中津川市の「そば工房 旺麦」が後継者を募集!
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目次 :
温泉の行き帰りに立ち寄るお蕎麦屋さん
岐阜県の中津川ICから程近くに店を構えるのは、創業23年を迎える「そば工房 旺麦(おうばく)」。
73歳の店主・⻑瀬充廣さんが作る最高級の石挽きそば粉を使用したメニューには定評があり、下呂温泉に通じる道に面しているため、観光客も多く訪れる賑わいのあるお店です。
店名の「そば工房 旺麦」は、京都府宇治市にある「黄檗山(おうばくさん)萬福寺」から取ったもの。長瀬さんが座禅修行をした際に、僧侶の話に感銘を受けて、お寺から名前を拝借したといいます。
経営者の紹介
長瀬さんの前職はタクシー運転手。とにかくタクシーを走らせ、200人いる運転手の中でトップの成績を維持していたと言います。仕事も順調に進んでいた頃、長瀬さんはそばと出会いました。
長瀬さん「雑誌に載っているお店は本当に美味しいのか?という自分の中の疑問を確かめる目的で、名古屋から信州まで、有名そば店の食べ歩きをしていたんです。そのなかで、自分にも挑戦できるのでは?と感じたことから、運転手時代に調理師免許を取得しました」
その後、長瀬さんは高齢のご両親をサポートするために地元である中津川にUターンをします。
長瀬さん「Uターンしてきて、そのうちに両親も亡くなりました。そこで、思い切ってそば屋でもやるかとなったわけです。名古屋で開催されていたうどんの研修会に参加して、そこで知り合った建設会社の方に依頼して突貫工事で店を作ってもらい、あっという間に今の店が誕生しました。
ただ、店はできて味は知っているものの、うどんの研修だったからそば打ちができない(笑)。何万円もする専門書を読み込んで独学しました。また、店を作ってくれた建設会社の人がそば屋経験者だったので、オープンから3日間はその方に打ってもらい、横で必死に覚えました」
後継者を募集する理由と後継者への想い
23年間、お客さんのためにそばを作ってきた長瀬さんですが、将来を見据えて元気なうちに後継者を探すことにしました。
長瀬さん「私は子どもが3人いるのですが、それぞれ事情があり、この店の後継者がいません。私も日に日に年齢を感じています。店を潰すことも考えましたが、まだ出来るうちに後継ぎを探せればと思ったんです」
お客さんが来てくれるのは「そば粉が美味しいからだ」と長瀬さんは謙遜しますが、今では人気店の仲間入りを果たし、特に十割そばは早い時間から食べに来るお客さんもいるほど人気とのこと。
長瀬さん「下呂温泉の観光客がよく来てくれるのですが、温泉に向かう日の昼に店に来てくれたお客様が、翌日、帰る前にもう一度来るケースも多いです。
『美味しい、美味しい』と言ってくださるのが何よりも嬉しくて、一生懸命やることで固定客が付いて、お店も安定していくと考えていますし、それが生きがいになるはずです」
そして、長瀬さんが望む後継者は「そば屋をやりたいご夫婦」です。
長瀬さん「広いため、一人でやるのは難しいです。また経験上、人を雇うと何かと問題が出てきます。夫婦ならそういった問題も乗り越えられますし、私は妻と2人でずっと頑張ってこれました」
引き継ぎの条件と要件
今回、譲渡の対象となるのは55席ある広い店舗と店外の倉庫、調理器具一式です。引き継ぎ後、すぐにそば屋を始めることができる状態が整っています。なお、譲渡金のほかに、⼟地の契約金と月々の賃料約3万円が発⽣します。
長瀬さん「ローンも完済しており、店の修繕も特段必要ありません。そばを打つ機械もあり、すぐに利益が望める状況と言っても良いです。頑張ってやってくださるご夫婦には、技術や引き継ぎ先などすべてを教えようと思っています。土地にある駐車場は15台停められます。
また、現在は使っていない和室があるので、そこで休憩を取ることもできますし、移住者ならばアパートが決まるまで生活することもできると思います
あとを継ぐメリットと課題点
観光地に近いエリアのそば工房 旺麦。長瀬さん曰く、そば屋は広い土地と相性が良いそうです。
長瀬さん「店舗も広く、駐車場も広いので、昼の営業だけで12万円ほどを売り上げる忙しい日でも、大勢のお客様を迎えることができます。
下呂温泉に行くには必ず店の前の道を通りますので、紅葉や桜など、観光シーズンには、本当に凄い人数が訪れます。周りにそば屋が少ないこともあり、知らないうちにお客さんが入ってくださるありがたい状況です」
長瀬さん「 創業当初は昼の部が終わって、休む間もなく夜の仕込みをしたのに、お客さんが来ないという日もあり辛かったですね。ただ、その後は順調にやってくることができました。お酒は利益率が高いので、お酒のつまみになるメニューを複数追加して夜営業をすれば、ずいぶんと経営が楽になると思いますよ」
観光地で愛されるそば工房 旺麦を引き継いでみませんか?
岐阜県中津川市ってこんなところ
岐阜県の東南端に位置する中津川市は、商工業都市として成長してきた一方で、山脈や高原に囲まれる自然豊かなエリアです。
地場産業が盛んなエリアとしても知られ、2027年にはリニア中央新幹線の岐阜県駅と中部総合車両基地が、市内に誕生する予定となっており、今後の発展が期待できます。
記事にもあるとおり、観光地の「下呂温泉」へのアクセスも良好なエリアで、中津川インターで様々な方面へ行くことも可能です。自然豊かな環境と、町という機能の両方を享受できる土地と言えるかもしれません。
事業者情報
商号・屋号 | そば工房 旺麦 |
本店所在地 | 岐阜県中津川市 |
設立年月 | 2000年6月 |
譲渡内容 | 店舗設備一式 / 駐車場 |
譲渡理由 | 年齢 |
譲渡後の関わり | 有り |
メリット | 観光地に近いこと / すぐ営業が可能 |
課題点 | 夜の部における集客 |
求める買い手像 | そばに挑戦したいご夫婦 |
許認可内容 | 飲食店営業許可 |
従業員数 | 5名(事業者さんご夫婦 / パート3名) |
選考フロー | ヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談 |
注意・禁止事項
事業者さまに直接ご連絡をおこないご迷惑をかける事案が多発しております。
利用規約にて直接のご連絡はご遠慮頂いております。
Q&A
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