【譲渡金額変更】山形市の中心部近くにある、味噌つけめんが人気の「らーめん天将」が後継者を募集!
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山形県の中央部に位置し、蔵王山と月山を一望できる景色豊かな中山町。山形グルメとして有名な芋煮会発祥の地でもあるこの町に、「らーめん天将」はあります。長く地域に愛されてきたラーメン店が、新たな担い手を募集しています。
未経験からラーメンの道へ
山形県中山町の人口は、約1万人ほど。山形市の中心部からは車で15分〜20分と好立地の地域です。店舗は国道からほど近く、10台は停められる広い駐車場もあります。お昼時には、たくさんのお客さんが仕事の合間を縫って訪れる人気ぶりです。
店主の梅津さんは、現在68歳。元々ラーメンが好きだったことをきっかけに、未経験から40代でラーメン店を開業しました。
梅津さん「1998年にフランチャイズとして開業したのが始まりです。経験もなくゼロからのスタートだったので本部から技術を学べることは良かったのですが、次第にラーメン作りにも自分の好みが出てきました。スープの味や麺の美味しさにもっとこだわりたいと考え、2004年にフランチャイズを辞めて完全に独立したんです」
その後2008年には現在の場所に店舗兼住宅を建て、移転。今日に至るまでの20年以上、夫婦二人三脚でお店を切り盛りしてきました。現在は昼のみの営業ですが、以前は夜もお店を開いていたそうです。
梅津さん「昔は休みなく、深夜1時まで営業していたこともありました。だいぶ苦労してきましたね。夜も営業していた頃は、アルコールやおつまみの注文も多かったです。地元の消防団や商工会などの集まりにもよく使ってもらっていました」
らーめん天将が提供する麺は、全て自家製麺。お客さんからも「美味しい!」と好評だそうです。
梅津さん「自家製麺は大変です。麺はデリケートで、日によって変わります。寝かせる時間によって、同じように切っても太さが変わるんです」
名物の「味噌つけめん」は商品化も
そんならーめん天将で一番人気のメニューは、「味噌つけめん」。具だくさんのつけ汁は酸味もあって、さっぱりとした食べごたえの美味しさです。
梅津さん「エビ油を使っていて、味噌も独自に調合するなどこだわっています。実は、今後商品化されて、とあるスーパーから販売される予定なんですよ」
商品化のきっかけは、スーパーの社長さんが味噌つけめんを好んでよく食べていて、「商品化したい」と声を掛けてくれたことだったそうです。
梅津さん「『味噌つけめん』と、背脂が乗った『チャッチャ系らーめん』、そして激辛の『地獄味噌らーめん』がうちの三本柱だね」
『地獄味噌らーめん』はフランチャイズ時代の看板メニューで、当時から辛いものを好きなお客さんで賑わったそうです。
大病をきっかけに承継を決意
そんな梅津さんが事業承継を決意したきっかけは、自らを襲った病によるものでした。
梅津さん「2020年に心筋梗塞を患い、ドクターヘリで運ばれました。今は元気になりましたが、あまり無理もできないということで昼だけの営業にしたんです。その頃から新型コロナウイルスの流行が始まり、タイミングが重なったこともありました」
料理は全て、梅津さんが1人で調理しています。盛り付けやチャーシューのカット、配膳やお会計は奥様が担当しています。カウンターとテーブル席以外に座敷席もあり、30席ほど(現在は感染対策により20席ほど)の広さなので、奥様も配膳や食器下げの作業が多く、負担も感じているそうです。
梅津さん「土日だけはパートさんにお手伝いをお願いしていますが、昼営業だけでは平日まで人を雇えないので大変です。せっかく味噌つけめんの商品化が決まったところで店を手放すのも残念な気持ちはありますが、夜も営業できるような若い方にそろそろ継ぐべきかなと考えています」
常連のお客さんにも買い手を探していることは伝えていて、「いつまで営業するんですか?」「寂しくなります」と、梅津さんが身を引くことへの反響は大きいそうです。
梅津さんご自身も「お客さんと会えなくなるのは寂しいね」と話します。
店名やメニューの引き継ぎも可能
梅津さんは、売買での承継を希望されており、希望譲渡金額は1,980万円です。
梅津さん「店舗の2階部分に住居があるので、ここに住んでいただけば、仕事もしやすいと思います。私はこの地域の住民として、ここで生活しながらお店を続けてきたので、後継者の方にも近隣の方とのお付き合いは続けてもらえると嬉しいですね。最初は古い厨房設備を直した上で売却する予定でしたが、現状のままで、その分金額を抑えて購入いただけるようにしたいと考えています」
そして、「引き継ぐ方の希望通りにお店を営業してほしい」というのが、梅津さんの考えです。
梅津さん「この店を継ぐ人が自分の思い通りにやりたいなら、一切口を出すつもりはありません。ただ、今でも来てくださる常連の方はたくさんいるので、店名やメニューを引き継いだほうがすぐ軌道に乗るだろうと思っています。もしメニューもそのまま継ぎたいのであれば、全てのレシピをしっかりと教えますよ」
また、店舗周辺には夜遅くまで営業しているお店が少ないそうです。夜も営業することで、以前のような地元住民からの需要が期待できると話します。
梅津さん「昼営業だけに切り替えてから2年経った今でも、夜営業についての問い合わせがあります。近くの飲食店からも、『らーめん天将さんが夜営業を止めて寂しい』と言われました。夜にも営業することで地域の活気づくりにも繋がるので、次の方にはぜひやってほしいですね」
「命がけ」で続けてきた店
最後に、改めてこのお店に対する梅津さんの想いを伺いました。
梅津さん「この店を建てるためにローンを抱えて、命がけでここまでやってきたという想いがあります。『ダメだったら死ななければいけないな』と覚悟していたほどです。そのくらいの思い入れがあるので、ラーメンが好きで、この仕事に命をかけて取り組めるような熱意のある方に継いでほしいですね」
お話の節々から、ラーメンと、そしてこのお店への愛情が伝わる梅津さん。そんならーめん天将の想いごと引き継いで、地域に根ざしたラーメン店の運営に挑戦してみませんか?
事業者情報
商号 | らーめん天将 |
所在地 | 山形県東村山郡中山町長崎224-27 |
代表者 | 梅津 清 |
業種 | 飲食業 |
創業 | 2008年(旧店鋪1998年) |
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