神武の里たかはるで平成の時代に経営してきた 「記念品サンアイ」空き店舗を活用できる方を募集!
こちらの案件は、後継者募集中です。
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目次 :
高原町の記念品店
「記念品サンアイ」は、宮崎県の山々の麓にある高原町で、1987年にオーナーの宮原さんが創業し、2019年に閉店したお店です。
記念品や贈答品などを取り扱っており、事務用品やOA機器も扱われていました。販売先は町内に住む一般顧客が中心で、とくに冠婚葬祭での贈答品がメインでした。
宮原さん「冠婚葬祭といっても、地方では若い人が少ないので結婚式など祝い事での需要はあまり多くはありません。一方で葬式での香典返しなどは田舎であればあるほど多く、そうした時の人のつながりは強いので、贈答品の需要は高かったですね」
経営者の紹介
宮原さんは、いろいろなサービス業を経験しており、最終的に選んだのがギフトの販売でした。
宮原さん「ギフト店としての仕事自体は波にのっていましたね。高原町の人口は少ないですが、助け合いの町であり、力を貸してあげる慣習があります。助け合いの精神があるからこそ、ギフト店は順調に売上を伸ばし生活できたのだと思います」
もともと記念品サンアイから100メートル先の場所で、1975年に学生向けの店として文具店をオープンしていた宮原さん。それから12年後に大人向けのギフトショップとして記念品サンアイをオープンし、2店舗を運営してきました。
しばらくは2店舗を経営していましたが、2000年に宮原さんが脳出血で倒れてから記念品の店だけを残すことに。
宮原さん「20年程前に脳出血で倒れて半身不随になったので、2店舗を運営するのが難しくなり文具店は貸店舗という形で他の方に引き継いでもらい、記念品を扱う店舗だけを残しました。その時は大変でしたが、リハビリを頑張り、発病して100日目で歩いて家まで帰れるほどにまで回復はしました」
空き店舗活用者を募集する理由と空き店舗活用者への想い
2019年まで「記念品サンアイ」を運営していましたが、令和に入る前にお店は閉店しています。
宮原さん「令和という新しい時代に入り、小学生がITについて勉強しているというのが衝撃でした。自分はもともとパソコンの基礎も習っていなかったので、ITが当たり前の時代になれば今の事業は続けていけないだろうと感じたのがお店を閉めようと思ったきっかけでしたね。区切りのいい平成のうちに店を閉めようと思いました」
時代の区切りと共に自身の引退を決心するも、空き店舗をきっかけに、チャレンジしたい人を応援したいといいます。
宮原さん「経営が大変だったからではなく、自分で引退を決意しました。だからこそ、次につなげるためにも、新しい人にこの場所を活用してもらい、新たなことを始めて欲しいと思っています」
貸し出し条件と要件
今回予定しているのは、1階部分を居抜き物件の賃貸として貸し出すことです。
2階建ての建物の1階に入っているのが「記念品サンアイ」ですが、基本的に2階は宮原夫妻の住居となっており今後も住む予定です。そのため、1階を居抜き物件として賃貸で貸し出すことにしました。室内には陳列棚が残してあるので、物を置くにはとても便利です。
宮原さん「私たちが2階に住んでいるので、基本の流れとしては1階のみ居抜きで借りてくれる人を募集したいですね。将来的に住むことを検討してもらっても問題ありませんが、スタート時は現状の流れで検討してくれると助かります」
場所を活用するメリットと現状
1,500メートル級の霧島山系からの水が高原町内を流れており、水がとにかくおいしいのが特徴で、自然豊かなことから空気も澄んでいて、とても住み心地がいいエリアです。
宮原さん「とくに引き継ぐ方への業種業態は問いません。また、人口動態の観点から福祉施設的な利用もできるのではないかと考えています」
こう話す宮原さんですが、高原町内を流れる霧島山系の水は大変おいしいとのこと。このおいしい水を活かした何かをはじめるのもいいかもしれません。
また、高原町は天孫降臨の地と言われている霊峰高千穂峰の麓にあり、初代天皇である神武天皇の御生誕の地であることから、「神武の里たかはる」というコピーがついている場所でもあります。
宮原さん「神話・伝承を活かして仕事をしている人は少ない感じがします。神々が祀られている場所とも言われているこの場所のもっとうまい活用方法があるのではないかなと感じていますね」
神秘的なスポットも多く、水や空気もおいしい高原町で、新しい事業をはじめてみませんか。
宮崎県西諸県郡高原町ってこんなところ
宮崎県の南西部に位置する人口約8,300人の町で、国内初の国立公園に指定された霧島火山群を境として鹿児島県と接しています。
町内の約50%が山林原野で占めており、水と緑に囲まれた自然豊かなエリア。新鮮な野菜や果物の宝庫となっており、全国的にも評判の高い宮崎牛の一大生産地としても有名です。
神武天皇が生誕した町として、「神武の里たかはる」という名でも知られています。日本の神々が住んでいた高天原(たかまがはら)の名に由来した名前がつけられたとも言われており、神秘的な観光スポットも人気です。
事業者情報
屋号 | 記念品サンアイ |
本店所在地 |
宮崎県西諸県郡高原町
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設立年 |
1987年(昭和62年)
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貸し出し内容 | 居抜き物件として貸し出し |
貸し出し理由 | 閉店店舗・施設の次世代のための有効活用、町内商工業の活性化 |
貸し出し後の関わり | 特になし |
メリット |
神武の里たかはるとして神々が祀られる場所として有名
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求める借り手 | 神武の里という点をもっと活かしてくれる方 |
選考フロー | 担当者からヒアリング→カジュアル面談→現地面談 |
宮崎県高原町では、高原町へ移住(定住)し高原町内に住宅を新しく取得する場合に活用できる「高原町住宅支援金交付事業」や空き家バンクに登録されている空き家や空き店舗をリフォームする場合に活用できる「空き家リフォーム事業」、高原町内で起業する場合に活用できる「高原町創業・起業支援事業費補助制度」という補助事業がございます。適用には条件があり、詳細は高原町役場産業創生課にお問合せください。※譲渡時期によっては各制度が終了している場合もございますので予めご了承ください。※事業者様のご迷惑になりますので、直接のご連絡はお控えいただきますようお願いいたします。
注意・禁止事項
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