毎朝市場で仕入れる魚と郷土料理が魅力の小料理屋。大分県臼杵市の「小料理屋つわの」が後継者を募集!
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目次 :
臼杵で40年続ける小料理屋。魚料理や郷土料理を提供
大分県北東部に位置する臼杵市。豊後水道に面する豊かな漁場からは、アジやサバを中心に多くの魚が水揚げされ、400年以上前から続く味噌や醤油を中心とした発酵文化は、臼杵の食文化に彩りを与えます。豊後水道へ流れる臼杵川の南側の浜町で、約40年間営業を続けるのが「小料理屋つわの」です。
毎朝、臼杵市場で仕入れた新鮮な魚がイチオシ。お刺身や焼き魚などはもちろん、臼杵ならではの郷土料理を味わうことができます。観光地である臼杵城下町が近いことから、地元の方のみならず、観光客まで訪れるお店です。
経営者の紹介
「つわの」は、佐藤豊治さんと喜美子さん夫婦が1984年に創業。豊治さんの両親が料理店を営んでいたことから、自然と飲食業を始めることになったといいます。現在では4人兄弟のうち、豊治さん含め3人が臼杵市内で飲食店を経営しています。
豊治さん「創業当初は、時代の影響もあり、周辺に大手企業の工場や支社が立ち並んでいました。そのおかげで人の流れが激しく、非常に賑わっていましたが、毎日忙しく大変でしたね。現在では、長年の常連さんが中心です」
「私が毎朝臼杵魚市場に行って、競りで仕入れています。冬になると、フグのシーズンになるので魚目当てで来店される観光客の方もいますね」
カウンター5席、小上り1席、6名の座敷が2席と、こじんまりとした落ち着きのある店内。料理場との距離が近いカウンターでは、お客さんとのコミュニケーションも多いといいます。
喜美子さん「お客さんを見て、何を求めてきているのか判断しています。静かに飲みたい方もいれば、料理やお酒と一緒に会話を楽しみたい方もいますからね」
常連さんとの付き合いは、お店の外でも。毎年、花見のシーズンが終わる時期になると開かれる「花見忘年会」は佐藤さん夫婦にとってもいい思い出だと語ります。
豊治さん「コロナ禍になる前まで、30年ほど続いた花見忘年会。そこで、常連さんの横のつながりもできて、またお店で偶然一緒になって、盛り上がる。いい循環がつくれたイベントでした。毎年声を掛けて、集まってくれるのも、非常に嬉しかったです」
後継者を募集する理由と後継者への想い
豊治さん「年齢的にも、早く引退したいと思っていました。3年ほど前から常連さんにも、リタイアしたい旨は伝えており、みなさん分かってくれている状態です。寂しい気持ちもありますが、体力的にそろそろ引き時かなと考えています」
飲食店をやってもらえるのであれば、分野は問わないといいます。一方で、長年この地に根づいて営業をしてきたため、臼杵への想いもあるといいます。
豊治さん「飲食店であれば、どんな分野でもいいかなと思っています。ただ、この土地の人としっかりコミュニケーションを取って欲しいですね。ただ料理を提供するだけでなく、お客さんと対話をして、関係性を築ける方を希望しています。欲を言えば、同じ小料理屋がベストです」
引き継ぎの条件と要件
店舗は2階部分も含めて売却を希望しています。店内の設備も含めて、全て引き継ぎが可能です。
豊治さん「土地や店舗はもちろん、店内の設備もすべて引き継ぎるので、すぐに営業できる状態です。もちろん、購入後のリフォームなどは自由に行ってもらって構いません。夫婦二人三脚で営業してきたため、従業員などはいません」
魚料理が売りの「つわの」。仲買人の権利も持つ豊治さんから、臼杵市場とのつながりもつくることが可能です。
豊治さん「臼杵市場とのつながりもあるので、市場関係者とつなげることも可能です。アジやサバ、カツオなどが揃っていますよ。つわのの一番の売りである魚。その仕入れもご相談ください」
「また、魚や臼杵の郷土料理などの調理も引き継ぎ可能です。引き継ぎ後、少しの期間教えることもできます。私としては、アレンジしてもいいので、黄飯やきらすまめしなどの郷土料理は1品でも残してほしいと考えています」
あとを継ぐメリットと課題点
一番のメリットは引き継ぎ後、すぐに営業ができること。2階を住居としても使えるので、住み込みで営業することもできます。
一方で懸念点は、地域に慣れることができるかどうか。歴史も文化も醸成してきた街だからこそ、その点に抵抗がないかは重要だと言います。
豊治さん「今なお城下町の風情が残る中心地。400年の歴史を誇る発行文化や郷土料理などの食文化。そういった文化が生活に根づいているからこそ、覚えることも多いのかなと思います」
大分県臼杵市ってこんなところ
県庁所在地である大分市に隣接する臼杵市。山側では、土づくりから力を入れる「ほんまもん農産物」などの農業が盛んです。海側では、漁業はもちろん、造船業も発展しており、現在でもその技術が受け継がれています。臼杵城跡公園を中心に、城下町の風景が残り、高い石垣や瓦屋根、白壁、石畳など往時に思いを馳せることもできます。
歴史、文化、食が交差して、今なお進化するのが臼杵。この地で、新たなチャレンジをしてみませんか。
事業者情報
商号・屋号 | 小料理屋つわの |
本店所在地 | 大分県臼杵市 |
設立年月 | 1984年 |
譲渡内容 | 不動産含め、店内の設備すべて |
譲渡理由 | 高齢化による後継者の募集 |
譲渡後の関わり | 郷土料理や魚料理の調理の指導などは可能 |
メリット | すぐに営業が可能 |
課題点 | 土地に慣れられるか |
求める買い手像 | 対話がしっかりできること |
許認可内容 | 飲食店営業許可 |
従業員数 | ご夫婦のみ |
選考フロー | ヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談 |
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Q&A
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