国産材「八女杉」の販路を開拓し、地方と都市をつなぐ存在に。福岡県八女市「八女流」の社長を募集 !
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福岡県最南部に位置する八女(やめ)市は県内一の森林面積を誇り、江戸時代から続く歴史ある林業地です。
そんな八女地域から産出される八女杉の中でも、とりわけ品質の高い杉を昔ながらの工法で伐採加工したものだけが名乗ることができる「八女熟杉」の製材を手がけるのは「株式会社八女流」。
この度、現在代表取締役を務める沖雅之さんと共に経営を手がける、新たな代表取締役を募集します。
国内製材業は、販路を失っている
沖さんは、八女流の目指す姿が達成できるのであれば自身は社長という立場にはこだわりがないそうです。国内の製材業について沖さんは次のにように考えています。
沖さん「日本に住み家を建てようと考えた場合、住宅展示場に行きハウスメーカーの提案を受け、家を建てることが多いでしょう。そこで使われる木は外国産がほとんどです。もう少し頑張る方は、設計士に頼んで家を建てます。その上で山や自然に興味のある方は、木材にもこだわりを持ち地元の木材を指定してくれます。
このような状況で、国内の中小製材業は販路を失ってしまいました。社名が「◎◎木材」であっても、実質的には工務店として製材業以外を行っていることも。例えるなら「肉屋のコロッケ」。肉よりもコロッケのほうが売れてしまう。しかもコロッケに使っている肉が、自分たちの肉ではなかったりします。肉は先代が販売しているけれど、継ぐ予定の息子からするとコロッケメインじゃないとやっていけない。そんな状態です。
そんな中私たち八女流は、近くのハウスメーカーさんに一括で床板を納品できています。これは非常に珍しいことです。地元の材を使いたいと考えているハウスメーカーさんが、地元の材を使いたいとお声がけいただけました」
地域商社を見据えつつも、まずは製材業を伸ばしたい
地域産業を新しい視点で活性化し地方と都市を繋ぐ存在となるべく、面白法人カヤックのグループ会社となり、新たなチャレンジを続けています。
沖さん「製材業だけにこだわるつもりはありませんが、まずは製材業を伸ばす必要もあります。具体的には、私たちが加工する八女杉の販路を開拓する必要があるので、『工務店で営業をやっていました』、『住宅を売っていたので工務店の気持ちはわかります』という方は八女杉の販路開拓という観点からは即戦力でしょう。逆に、製材業に全く関係ない方は難しいかもしれないですね。国産材の使われ方への問題意識を持っていて、経験は問わない、ぐらいがちょうど良いかもしれません。
製材業の経験は問いません。八女杉の販路開拓によって製造業を伸ばせるイメージがある方、将来的に地域商社を見据えた経営ができる方、国産材の使われ方に問題意識を持っている方からのご応募をお待ちしています」
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