生乳本来のうまみとおいしさが味わえる"低温殺菌製法"で瓶牛乳の製造をする、福岡県の「株式会社柳川牛乳」が後継者を募集！
製造業
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目次 :
後継者を募集してます！
事業名：株式会社柳川牛乳
所在地：福岡県柳川市
不動産：賃貸
方 法：株式譲渡
譲り手にお話を聞きました
代表 江村さん
福岡県柳川市の「柳川牛乳」は、100年以上続く牛乳の製造販売をしている現役の牛乳屋さんです。現在、製造しているのは牛乳とコーヒー牛乳の2種類で、どちらもレトロな瓶詰で紙の蓋を使用しています。みやま道の駅では、別の事業者にはなりますが、柳川牛乳を使用したソフトクリームも販売されています。
「柳川牛乳」は、1902年(明治35年）に柳川市で牧場を開いたことから始まり、1920年(大正9年）には、牧場で搾乳をし、牛乳の販売を開始しました。柳川市で牧場を始めたのは、この界隈にはお寺が多く、牛のエサとなる草が豊富にあったことがきっかけでした。牧場で牛を飼い、搾乳する牧夫の方は島原の方から来てくれていたそうです。
平成始めの頃からは周囲にマンションが増え、牛を飼うことが難しくなったために酪農をやめ、現在は付近の牧場から生乳を仕入れています。「柳川牛乳」では、生乳を低温殺菌し、瓶詰までを行なっています。牛乳本来のおいしさが味わえる「低温殺菌牛乳」を100年以上作り続けており、飲めばその味がわかるというファンも多くいます。
江村さん「味が違うと言っていただいています。75℃で15分の低温殺菌を行うことで、牛乳本来の濃厚なうまみを味わってもらえます」
江村さんはご両親の後を継いで25年以上続けて来られましたが、ご自身の年齢を理由に引退を考えているとのことです。
引き継ぎについて
譲渡する理由 ：年齢・体力面を考慮して
譲渡する内容 ：株式譲渡、各種設備一式、賃貸借契約、ノウハウ、顧客
継ぎ手への希望 ：2025年3月までに引き継ぎ可能な方、低温殺菌の牛乳製造に共感し、アイデアでブランド力を高めてくれる方
譲渡後の関わり ：承継完了まではフォロー
経験の必要性 ：なし
譲渡できる許認可：乳製品製造業、乳処理業許可証
建物土地は賃貸契約になりますが、現在使用している設備はすべて使用することができます。現在、「柳川牛乳」では、熊本などの牧場から搾取した生乳を持ってきてもらい、工場で低温殺菌し、瓶詰をしています。契約しているお客さんのご自宅へ配達している他、道の駅や柳川市の施設「水の郷」、そして市内のパン屋さんなどでも販売されています。配達は一部業務委託をしており、柳川市内、佐賀県境エリアに140から150世帯の配達先があります。
江村さん「長年やってきて、柳川牛乳の牛乳じゃないと満足できないと地域住民の方に言っていただけるのはうれしいですね」
譲り手の「おすすめポイント」
1 生乳本来の味が楽しめる低温殺菌技術が強みです。タンパク質の変性が少なく、自然な味に近い状態で届けられます。 2 100年続く会社なので、地元民の中には記憶として残っており、ブランド力を高めることができれば販路が広がると思います。 3 柳川市内、佐賀県境エリアに140から150世帯の配達先があります。 |
譲り手の「検討・懸念ポイント」
１ 設備が古いためメンテナンスや改修となると、費用がかかります。 ２ 種類を増やすには設備投資が必要です。 ３ 低温殺菌は手間と時間がかかるのでやり方が合わない方は大変かもしれません。消費期限が比較的短いのが特徴です。 |
譲り手が考える「未来へ向けた可能性」
1 牛乳瓶、紙蓋という昔ながらの容器を使用しており、ブランド力さえ高めることができれば、新たな販路が広がると思います。 2 日本で販売されている牛乳のほとんどが「高温殺菌法」です。低温殺菌という生乳本来の味を残した製法技術の希少性をPRするのもいいかもしれません。 3 アイスクリーム等、加工を工夫すれば商品のラインナップが増やせる可能性があります。 |
継ぎ手へのメッセージ
江村さん「元々、好きな方が引き継いでくださるのが一番だと思っていました。牛乳製造に興味を持ってくれる方が引き継いでいただきたいですね。長年購入を続けてくれているお客さんのためにも続けてもらえたら嬉しいです。ノウハウは伝えられますので、長年、続いてきた牛乳製造をそのまま引き継いでいただければ大変嬉しく思います」
事業者情報
| 商号・屋号 | 柳川牛乳 |
| 本店所在地 | 福岡県柳川市 |
| 許認可 | 乳製品製造業、乳処理業許可証 |
| 従業員数 | 3名（内・牛乳製造工場長1名） |
| 選考ルート | ヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談 |
注意・禁止事項
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利用規約にて直接のご連絡はご遠慮頂いております。
Q&A
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