神奈川県小田原市で35年営業を続ける「蕎麦處 彌生」の場所で、飲食事業を継続する後継者を募集!
こちらの案件は、後継者募集中です。
掲載事業者への直接連絡は事業者様のご迷惑になりますのでお控えください。 ご質問・ご相談は お問い合わせフォーム からお気軽にご連絡ください。
こちらの案件は神奈川県「小田原箱根商工会議所」のサポート対象案件です。詳細はrelayお問い合わせフォームよりお問合せください。
※ご迷惑になりますので、事業者様及び商工会議所への直接のご連絡はお控えいただきますようお願いいたします。
目次 :
創業35年の蕎麦どころ
「蕎麦處 彌生(そばどころ やよい)」は、蕎麦、うどんを始め定食などを提供する創業35年の飲食店です。JR御殿場線の下曽我駅から、徒歩約10分。鎌倉時代に活躍した「曽我兄弟」にゆかりがある、歴史深いエリアに位置します。
地元客からは天ぷら系のメニューが人気で、農家や作業員の方からは、丼ものに蕎麦などが付くボリューム感のある定食が好評。東京や横浜からの来客には、鴨蕎麦が好まれています。
屋号には、地元出身の奥様のお名前「彌生」を取り入れ、開業時から地域密着で営業してきました。地域を大事にする小川さんご夫婦のもとには、日々よろず相談が寄せられるのだとか。定食メニューや農産物の商品化について、はたまた地元の不動産紹介の依頼まで。「蕎麦處 彌生」は、地域に溶け込み、人が集まる場所となっています。
経営者の紹介
店主の小川雅史さんの前職は、国家公務員。転勤が多い職場だったこと、小田原の人の良さに惹かれ、この地で飲食店を開業することを決めました。独立にあたっては、様々なジャンルの食を学んだといいます。
雅史さん「寿司の勉強をしたり、手打ち蕎麦の道場に通ったり、コーヒーの淹れ方も学びました。いろんな勉強をしたんですよ。1つのものを作り上げるには様々な面から吸収して、積み重ねることが必要だなと思ったんです」
その中で、当時は廃業が少なく事業の継続性が高かった蕎麦をメインに選び、「蕎麦處 彌生」を開業しました。栄養面も考えての選択だったといいます。
雅史さん「やっぱり、人を育てるのも健康づくりも食が原点ですからね。蕎麦は一番、栄養バランスが取れてるんですよね」
「開業当初は借金を抱えていた」と話す雅史さん。彌生さんのつながりで集客は上手くいったものの、借金の返済を滞らせないために苦労も多かったといいます。地元の宴会場として賑わっていた頃は、昼から深夜2時頃まで営業する日も続きました。そうした時期を経て、持ち前の人柄と努力で人々の心を掴み、これまで事業を継続してきました。
彌生さん「蕎麦のつゆが美味しいからって、親子で何度も店に来てくれる人もいます。面白かったのは、釜飯の釜を気に入ったお客さんに『釜を売ってくれ』って言われたことですね」
釜飯の提供を考案したのは雅史さん。宴会の最後、ご飯の代わりに地元の山菜を使った釜飯を提供したところ、大好評だったといいます。
雅史さん「子どものために釜飯を持って帰る人もいましたね。すごくうれしかったです」
後継者を募集する理由と後継者への想い
小川さんご夫婦は、健康面と年齢を考え、この場所で飲食事業を続けてくれる後継者を募集しています。
今も手打ちで蕎麦をつくる雅史さんですが、体の自由が利かなくなってきており、年齢も踏まえて、店をたたもうと考えていたと言います。一方で、現在も人が集まる飲食店であり、移住者なども増えている中で、この場所を無くすのはもったいないという思いもあり、商工会議所に勤める常連客に声をかけました。そこで知り合い以外への事業承継という選択肢があることを知り、後継者を探す決意をしました。
雅史さん「『閉めないで』って言ってくれるお客さんが多かったから、ちょうどいいタイミングでした。いまも人が集まってくれるし、食べながらのコミュニケーションってすごくいいよね」
後継者への希望は、地域の人が集まる場を大事にして、飲食事業を長く続けてくれること。真面目にやる気のある人なら、飲食のジャンルにもこだわらないといいます。もちろん「蕎麦處」を継ぎたい人も大歓迎です。事業継続の観点から、チェーン店を持つ企業や飲食店を開業したい個人などへの譲渡を想定しています。
引き継ぎの条件と要件
建物は、賃貸を希望しています。25坪ある1階の店舗部分と、厨房などの設備什器一式、食器や釜、家具などの備品をそのまま引き継ぎます。道路に面した場所に設置した看板も含みます。
設備は、冷蔵庫やコンロ、フライヤー、食器洗浄機、浄水器など。蕎麦屋を継続する場合は、蕎麦打ち台や、裁断機なども使えます。蕎麦打ち機械は、修理すれば使うことができるといいます。
店舗運営は基本的に後継者にお任せし、希望があれば、屋号や、仕入先、メーカーなどの取引先、レシピや蕎麦打ちの技術なども引き継ぐお考えです。
承継後、小川さんご夫婦は管理人として関わることをイメージされています。2階に住まいがあるため、点検対応や火元など、店舗管理をサポートするご意向です。
あとを継ぐメリットと課題点
メリットは、人の集まる「蕎麦處 彌生」の場所で、初期投資を抑えて飲食店を開業できることです。既存設備を活用すれば、早期に店舗を立ち上げられます。また建物は鉄骨造の丈夫なつくりで、内装などの変更もできる耐久性を備えています。
雅史さん「この辺りは自然豊かで、人や施設も集まってきていて、これからますます発展すると思っています。最近では移住者や、農家の体験者なども増えていて、将来性があることもメリット。流れを捉えてそれをうまく活かせるといいと思います」
地元とのつながりが深く、伸びしろのある土地で、地域に欠かせない飲食店を引き継ぎませんか?
神奈川県小田原市ってこんなところ
小田原市は、神奈川県西部に位置する市で、歴史深いエリアです。
小田原城の周辺エリアは、戦国時代に後北条氏の城下町として発展しましたが、「蕎麦處 彌生」がある下曽我付近は、鎌倉初期に活躍した曽我兄弟のゆかりの地。守り神である「宗我神社」は、1028年に創設され、時代の創生を見守ってきました。
また下曽我のエリアには、約3万5,000本の梅の木からなる「曽我の梅林」が広がっており、春にはあちらこちらで梅の開花を楽しめます。梅見物と、数日間かけて開催する「小田原梅まつり」には連日大勢の人が訪れています。生梅や梅干しは、地域の特産品の1つです。
事業者情報
商号・屋号 | 蕎麦處 彌生 |
本店所在地 | 神奈川県小田原市 |
設立年月 | 1989年 |
譲渡内容 | 店舗運営、設備什器等一式 |
譲渡理由 | 健康面と年齢 |
譲渡後の関わり | 管理人、希望があればノウハウやアイデアなども提供 |
メリット | 立地/初期投資を抑えられる/常連客や地元との繋がりなど |
課題点 | これまで培ったものとエリアの環境変化をどう活かすか |
求める買い手像 | 飲食店として長く店舗を運営してくれる方 |
許認可内容 | 飲食店営業許可 |
従業員数 | 2名 |
選考フロー | ヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談 |
注意・禁止事項
事業者さまに直接ご連絡をおこないご迷惑をかける事案が多発しております。
利用規約にて直接のご連絡はご遠慮頂いております。
Q&A
- 迷いがある状態でも話を聞くことはできますか?
-
お問い合わせをすると、案件担当者とカジュアルに情報交換ができるようになります。
まだ迷っているけど少し話を聞いてみたい。という方もお気軽にお問い合わせください。 - 事業承継の専門的な知識がありません。何かサポートはありますか?
- relayには、全国各地に事業承継をサポートするrelayアドバイザー・専門家が登録しています。初回は30分無料で相談することが可能です。ぜひご活用ください。
- 神奈川県小田原市で事業を引き継ぎませんか?
- この案件について問い合わせする
こちらの案件は財務・営業情報を5,000円(税別)で購入いただけます。 会員登録 / ログイン後に購入手続きを行ってください。