宮崎市高岡町の自然豊かな「コテージゆすの木」を運営する後継者募集！

天ヶ城公園や月知梅、去川のイチョウなど、歴史と自然が折り合う宮崎市高岡町。その高岡の一角、宮崎駅から車で25分、ソフトバンクのキャンプ地である生目の森総合運動公園から5キロの山あいに「コテージゆすの木」はあります。

ペット同伴可のコテージや、テント宿泊プラン、川沿いでのバーベキューや炭火焼き、清流での水遊びなど、自然に触れながら気軽に楽しめるのが魅力で、家族連れやバックパッカーに愛用されてきました。

2008年にオープンし、13年間運営を続けてきた「ゆすの木」。このたびオーナーの次のステップのため、「ゆすの木」を次の方に譲りたいと考えています。

8棟のコテージ、土地、一軒家自宅を譲渡

現在「ゆすの木」には、宿兼音楽スペース、調理棟、約10坪の小型犬スペースを含めた8棟のコテージがあります。

音楽会ができる宿兼音楽スペースは、学校の吹奏楽部の合宿等でも使用されています。過去には、宮崎出身のミュージシャンが演奏会をしたこともあるそうです。周りに建物がないので、思う存分音を出すことができるのだとか。

宿兼音楽スペース

利用が最も多いバーベキュースペース

約162㎡の自宅。以前は社員寮も兼ねていました

山遊び、川遊びができ、近くには温泉施設も

コテージを下った敷地には、大淀川に合流する上流の清流が流れます。そこで焚き火をしながらバーベキューも楽しめます。また、コテージに面する山林には遊歩道があり、山一周4キロコースはランナーにも人気です。毎日3周走りに来る方もいたのだとか。

オーナーが「ゆすの木」の運営を始めたのは50歳の頃。前オーナーから譲り受け、手作業で造作やリノベーションを重ね、今のゆすの木を作ってきました。

オーナー「当時は建物は和式１棟のみで、古民家に竹藪をよけながら入っていくような環境でした。でもカフェを運営する以上はスッキリさせたいので、少しずつ和を洋に変えていきました。

まずは3年、レストランだけでカフェをしたんです。炭火焼きは前のオーナーから譲ってもらったものと同じ流派でやっていたので予約は多かったんですが、やっぱりカフェを中心にしたくて。妻が亡くなってからランチは辞めましたが、当時は多かったですよ。いつも満席で。デッキを作ってからはペットもオーケーにしたので、そういう需要もありました」

オーナーさんたちが手作りで作った「Osen」

自然豊かな環境は、時として苦労に変わることもあります。

オーナー「数年前の台風で山肌が崩れ、水嵩が浅くなってしまいました。それ以前は蛍も飛び交ってすごいロケーションだったんですけどね。自然とうまく付き合って、良さを生かしていく知恵も必要かと思います。

今はできていませんが、カフェとコテージと両方できる体制や技量があれば流行ると思います。今は車社会ですから、田舎までドライブがてらやってきて何時間も喋って帰られるお客様もたくさんいましたよ。海外からのパッカーのお客様もいます。山遊びや川遊び、魚釣りをしに来る方も以前はいましたし、本当にやり方次第で面白くなると思います」

オーナーご自身は、譲渡後自分の人生計画を見つめ直したいのだそう。「昔みたいに自転車で全国一周したりテントで暮らしたり、そういうことをまたやりたいですね」と笑顔で語ってくださいました。

コロナ禍のなか3密を回避する楽しみ方として、独立型コテージの価値が見直されている昨今。withコロナの新しい家族旅行の形として可能性を秘めたコテージを、運営してみませんか。

事業者情報