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飲食店の少ない街に賑わいを。宮崎県高原町の町中華「光来軒」の後継者を募集!

宮崎県
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飲食店の少ない街に賑わいを。宮崎県高原町の町中華「光来軒」の後継者を募集!

宮崎県の南西部、気高く美しい山容と称される霧島連山高千穂峰のふもとに位置する高原町。

その中心部、高原町役場からほど近い場所で長年営業を続けてきたのが町中華の「光来軒」です。地域に愛され続けてきた「光来軒」ですが、このほどお店を閉めることになりました。

そんな「光来軒」の店舗を引き継ぎ、高原町に「食」で新たな賑わいを創り出すひとを募集します。

この地に開業して20年

日本最古の書物である古事記。その中で語られている、天孫降臨伝説の舞台となった場所として言い伝えられている高原町。霧島連山の地中深くから湧き出す温泉は、近隣では珍しい炭酸泉。街全体の人口よりも牛の数が多いほど畜産業が栄えており、全国にその名を轟かせる宮崎牛の一大生産地です。海のイメージが強い宮崎県において、1,500メートルを越す山の麓に位置する高原町は悠久の歴史や雄大な自然に育まれた町です。

光来軒の店主、倉住さんがこの高原町の中心部にある店舗で営業を始めたのはおよそ20年前です。

かつて常連客に人気だった看板メニューはチャーハン。シンプルな味付けながら、その美味しさが評判だったそうです。その他にも、ラーメンや中華料理のメニューを提供していました。


倉住さん「高校を卒業後、大手餃子チェーン店で10年ほど働きました。その後高原町に帰ってきて、レストランに2〜3年ほど勤めた後開業して自分のお店を持ちました。」

最初に始めたお店は3年ほどで移転し、そこからは約20年間この地で光来軒を切り盛りしてきました。

独立された当初から、そのメニューはやはりご自身のルーツでもあるラーメンやチャーハンをはじめとした中華料理一筋でした。閉店した今でもなお、倉住さんの元には「チャーハンが食べられなくなり寂しい」といったお客さんからの声が届きます。

できるだけ安く、多くの方に来てほしい

これまで光来軒に訪れたお客様は、お店からほど近い役場の関係者や外回りの営業マン。光来軒は働く人たちを支える存在でした。

倉住さん「以前はパートさんも雇っていましたが、ここ数年は私1人で切り盛りしていました。お客さんにも『1人でやってるの!?大変だね』などとよく言われていましたが、下積み時代の経験があったからここまでこなせたと思います。」

高原町在住の倉住さん。この町の魅力を尋ねてみました。

倉住さん「高原町は自然がとても豊かで水も美味しい。そして何より、高千穂峰を望むこの景観が素晴らしいと思います。私は高原町側から眺める高千穂峰が一番美しいと思っています。」

地元のお客さんのためにと考え、できるだけ値段を安くして多くの人に来てほしいという想いのもと、長年営業を続けて来られました。

倉住さん「今の店舗になる前は小さなお店だったのでそれなりに苦労もありました。移転後はたくさんのお客様にお越しいただけるようになり、ここまで順調に続けられました。」

店舗の2階は倉住さんのご自宅ですが、宴会場スペースも併設しています。以前は宴会の対応もしていたそうです。

怪我をきっかけに閉店を決意

現在56歳という倉住さんですが、閉店に至るまでにはどのような経緯があったのでしょうか。

倉住さん「実は足を骨折してしまい、完全に治るまで2〜3ヶ月かかってしまうことがわかりました。このことが一番大きなきっかけです。この先のことを考えたときに、最終的に店を閉める決断をしました」


ごく限られた常連のお客様にだけは、閉店するという予定を事前にお伝えされたそうです。とても残念がられたばかりでなく、今でも店舗の掃除をしていると「営業していますか?」と訪れる方もいるんだと話されます。長年に渡って地域に愛されたお店であったことが伝わります。

倉住さんは、店舗を賃貸契約で引き継ぎ営業する方を募集しています。

倉住さん「厨房設備はそのまま使っていただいて構いません。これまでお付き合いがあった取引先はありますが、私が立ち入るところではないと思っているため取引先の制約などはありません。」

地域おこし協力隊としての採用も可能

高原町に移住したい方には行政が全面サポート。移住支援金事業やお試し滞在事業などもあり心強いですね(※1)。

ちなみに、今回の承継は地域おこし協力隊として応募することも可能です(※2)。高原町役場産業創生課の中武さんは、事業承継による新風に期待を寄せています。

中武さん「商工会との連携や移住支援、地域おこし協力隊の制度は準備していますので、継業を希望する人が来てくれさえすれば、その後の支援は可能です。近い将来、relayのサービスを使って継業してくれた方が高原町に新しい風を吹かしてくれることを期待しています。」


▲高原町役場産業創生課の中武さん。役場の方に気軽に相談できるのも地域の魅力のひとつ

「作る」ことが好きな方に継いでほしい

今後も店舗の2階にあるご自宅で暮らす倉住さんですが、承継者にはこれまで倉住さん自身が培ってきたものを無理に引き継がせたくはないという考えがあります。

倉住さん「後を継ぐ方の想いもあると思うので、光来軒という屋号やメニューについてもこちらから押し付けるようなことはありません。もしも引き継ぎたい、教えてほしいという申し出があるなら、その時は素直に喜んで協力します。」

高原町は、飲食店があまり多くありません。「ちゃんと食べるところがあるところだね」と言われるような町になり、そのようなお客様の要望を受け継いでほしいと倉住さんは考え、あとを継ぐ方に期待をしています。

事業の引き継ぎにあたって心配なことについてもお伺いしました。

倉住さん「もしも町外から移住してお店を引き継ぐ場合、高原町民の方言が聞き取れるかどうかは心配かもしれません。このあたりは田舎なので、お店を始めた当初から『酢豚はこんな料理ですよ』などと中華メニューの説明からしなければならないこともありましたね。」

20年間に渡って営業を続けたお店に対する思いをお伺いしたところ、「最後に他に誰もいないところで『20年間お世話になりました』と手を合わせました」とお話された倉住さん。今回お話を伺う中でも、地元のお客様や事業を引き継ぐ方の立場を第一に考える素敵なお人柄が伝わってきました。

最後に、どのような方にお店を引き継いでほしいかを伺いました。

倉住さん「やはり、『作る』ということが好きな方に継いでほしいと思っています。料理を作ることが好きで、接客が好きだという方だと続けられるのではないでしょうか。」


高原町で働く人の食を長年支えた光来軒。その店舗を引き継ぎ、再び活気あふれる店を創り出すことに挑戦してみませんか?

 

※1 高原町移住サイト http://iju.town.takaharu.lg.jp/migration/
※2 地域おこし協力隊について
都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、生活の拠点を移した者を、地方公共団体が「地域おこし協力隊員」として委嘱。隊員は、一定期間、地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組(総務省HPより引用)。令和4年度高原町地域おこし協力隊募集概要の詳細は高原町役場に事前にお問い合わせください

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