鹿児島県で40年続く中華料理店「東京飯店」。地元住民の“元気の源”を支えるお店の後継者を募集!

鹿児島県
飲食店
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こちらの案件は、後継者募集中です。

譲渡希望金額
35,000,000円

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鹿児島県で40年続く中華料理店「東京飯店」。地元住民の“元気の源”を支えるお店の後継者を募集!

鹿児島県の東南部、大隅半島の東側を占める大崎町。国道220号に面し、大崎インターから車で約5分とアクセスも良く、役場や地元企業も多い中心市街地にあるのが「中国名菜 東京飯店」です。

近くには、グランドゴルフや遊具を楽しめる「大崎ふれあいの里公園」や「くにの松原キャンプ場」などがあり、地元住民の憩いの場となっています。

同店オーナーの佐藤兼広さんは、同店を引き継いでくださる方を募集しています。


福島県出身者が鹿児島で創業。地元の人の支えもあり、わずか1年で地域に浸透

東京飯店の創業は昭和58年。まもなく40周年を迎える、地元住民にとってなくてはならないお店です。

福島県で生まれ育った店主の佐藤さんは、19歳で上京し、芸能人なども訪れる銀座の高級中華料理店で5年間修行を経験。その後25歳で、鹿児島県に独り身でやってきました。

佐藤さん「こっちに来て一番衝撃を受けたのが、地元の人たちが話す言葉。なまりがすごくて外国に来た感覚でした(笑)そんな世界に来て店を開いても、認知度がまったくなくて。もともとこっちのラーメンはチャーシューがあるラーメンだけど、うちは関東のラーメンを出していたから、初めはお客さんがいなかったですね」

そんなある日、佐藤さんに転機が訪れます。

佐藤さん「 近くに呉服屋さんがあるんですが、そこの創業者と知り合ってからお客さんが増えました。と言うのも、当時、その呉服屋さんがいろいろな展示会をしていて、そこに来たお客さんに東京飯店で使える食事券を渡してくれるようになって。そのおかげで創業して1年くらいで地元に浸透したので、今でも感謝しています


その後、隣接する志布志市に2号店、鹿屋市に3号店をオープンさせ、順調に規模を広げていきました。

志布志は飲み屋が多い土地柄ということもあり、夜中でもたくさんの人で賑わっていました。1989年に開店した志布志と鹿屋のお店は、約10年間ほど経営し、現在は幕を下ろしています。

油淋鶏や酢豚、東京ラーメンが大人気。の定番ランチに

東京飯店の人気メニューは、油淋鶏や酢豚。鹿児島の人は地域柄、甘酢や甘醤油が好きな人が多いそうで、地元住民の口に合う味付けにしています。

定食やセットメニューはボリュームもあり品数も多く、近くで働く人たちからも大人気。
店主自慢の逸品である「東京ラーメン」も、地元のラーメン店とは少し違った具材や味が人気を博しています。

佐藤さん「この前、銀行に行ったときに支店長から『味が良いからね、お宅は』と言ってもらいました。この辺には他に中華料理専門店がないので、特にランチは盛況です」

お客さんは、近くで働いている地元住民がほとんど。特に、すぐ近くの地域住民や地からの人気は格別で、出前がある水曜日と金曜日は「東京飯店の日」と呼んでいるそうです。

佐藤さん「志布志と鹿屋にお店があったので、その地域に住んでいる人からいまだに『志布志から行くから』と電話が来ます。ファンがついてくれているのはありがたいです」


また、コロナ前は近くの職場の宴会や打ち上げにも利用されていたと言います。

普段は仕切っていますが、団体が入った時は店内奥が開けられるようになっており、大人数にも対応可能。
地元のコミュニケーションの場所にもなっています。

店舗やメニューなどすべてを承継。建物2階の家賃収入もあり

現在、63歳の佐藤さん。今回承継を決めた理由は、「自分が元気なうちに承継したい」と思ったからだと言います。

承継の対象となるのは、土地と建物、内装、店内什器、メニューなどです。

店舗は建物1階部分のみで、2階は賃貸しています。現在4部屋とも満室になっているため、承継する場合は2階部分の家賃収入を得ることも可能です。



県外の人が承継する場合は、自治体の窓口などで空室情報や空き家情報を得ることができます。お店が市街地にあるため、自身の住処についての心配は要らないと言います。

「東京飯店」という屋号の承継については任意ですが、常連客も多いため、引き継ぐほうがベターだと話します。

独自の取引先は特にありませんが、お米は佐藤さんのお兄さんから、福島県産の美味しいお米を仕入れています。
地域住民からも「東京飯店のご飯はめちゃくちゃ美味しい」と言われるほど人気なお米のため、必要であれば引き継ぎも可能です。

また、メニューなどをそのまま引き継ぎたい場合は、1年間は引き継ぎ期間として佐藤さんに教えてもらうことができます。

佐藤さん「自分も一人で鹿児島に来たのでわかりますが、仲間がいないと結構つらいです。県外から来て人間関係もない人だったら、そのときは友達を紹介したり、自分がお店のお手伝いをしたりはできると思います」

幅広い地域に常連客がおり、チャレンジしやすい環境がメリット

東京飯店を継承するメリットの一つは、大崎町だけでなく、志布志や鹿屋などの隣接市にも常連客がいること。

佐藤さん「常連客が多いので、一からチャレンジするよりも怖くはないんじゃないかと思います。メニューなども自分でやりたいものをやればいいし、あまり出ないメニューは削っていけばいい。そうやって少しずつチャレンジしたい人には安心だと思います」


現在は、ランチもディナーもやっていますが、今よりも利益を上げたい場合は「もう少し居酒屋風にするなど、夜営業に重きを置いても良いかもしれない」と佐藤さんは話します。

最後に、どのような人に引き継いでくれたらうれしいかを伺いました。

佐藤さん「もしかしたら家族がいる人のほうがいいかもしれないです。一人で来てやるのは精神的にしんどいので、夫婦や子どもも含めてやる人だと安心ですね。自分も悲しい思いをしてきたので、一人でやる人にも頑張ってほしいです。自分の役目は終わったからといきなり見捨てるようなことはしたくないので、自分が元気なうちは手伝いぐらいできたらなと。決してビッグにならなくてもいいと思いますが、ある水準までお店を大きくしたいと言うのであれば、できることは手伝いたいと思っています」


福島県出身の佐藤さんが一から築き上げ、地元に根付いた東京飯店を、ぜひあなたの手で引き継いでみませんか?


事業者情報

商号中国名菜 東京飯店
所在地鹿児島県大崎町
代表者佐藤 兼広(さとう かねひろ)
業種飲食
募集形態事業譲渡
選考フローヒアリングシートの回答→カジュアル面談→現地面談


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