秋田県由利本荘市の民宿「弁天の宿」。帰りたくなる「ふるさと」の場所作りを承継しませんか?

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秋田県由利本荘市の民宿「弁天の宿」。帰りたくなる「ふるさと」の場所作りを承継しませんか?

秋田県南西部の由利本荘市は、東側に鳥海山、西側に日本海、中央には山から海へ一級河川が流れており、夏場はマリンスポーツや登山、釣りやカヌー、冬場はスキーやスノーボード、スノートレッキング体験など、さまざまなアクティビティの素材が揃っています。


そんな由利本荘市の東側に位置する東由利地区に、道の駅や温泉から徒歩5分程度の場所に民宿「弁天の宿」があります。

弁天の宿は客室3部屋。近くに宿が少ないため、仕事やゴルフで東由利地区を訪れた人が宿泊することが多く、県外からわざわざ泊まりに来るお客さんもいるそう。

まず宿に入ると秋田弁で「よくお越しくださいました」という意味の「恵ぐ喜多な(えぐきたな)」と書かれた看板とにっこりと笑っているオーナーの高橋京子さんが迎えてくれます。

夫と死別の後のグリーンツーリズムとの出会い

京子さんは由利本荘市東由利地区出身。高校を卒業し、1度は市外に出るものの、結婚がきっかけで東由利地区に帰ってきました。夫は食品や工具、石油まで、なんでも売る万屋を経営しており、後に20人のスタッフを抱える商店に。

ところが2000年に夫が先立ってしまい、家と商店、倉庫の建物3つと、商店の経営を京子さんと息子さんで抱えることになりました。

京子さん「夫がいなくなっても悲しんでいる暇なんてなかったです。なんとかして暮らしていかなければいけない。自分と息子でどう経営を回していこうと、不安な日々を過ごしました」


これからどうやって生きていこう、と悩んでいた時に京子さんが出会ったのが「グリーンツーリズム」でした。グリーンツーリズムとは農山漁村に滞在しながら、地域の人々との交流を図る活動のこと。京子さんはたまたま、秋田県仙北市田沢湖地区でグリーンツーリズムの取り組みをしている新聞記事を見つけたのです。

京子さん「この記事を読んだとき、これだ!と思いましたね。由利本荘でも何かできないかなと。秋田のグリーンツーリズムの会の代表者が田沢湖地区にいたので連絡し、訪ねて行きました。当時会員数は20人程度と少なかったのですが、なんとか会員に入れてもらって、講習会に参加させてもらい、グリーンツーリズムに対する知識を身につけて行きました」

「ちょっと泊まっていいい?ご飯食べてもいい?」

講習会の一環で、会員の皆さんが集まる場所として何度か京子さんのお店を使用していた時のこと。会員の方から「ちょっと泊まらせてくれないか」と言われ、次は「今度はご飯食べさせてくれないか」と頼まれるようになりました。そういった要望に応えていくうちに「これはグリーンツーリズムの知識を活かして民宿としてやっていけるかもしれない」と徐々に思うようになったといいます。


京子さん「実は、夫が亡くなった後、同じ集落に住む幼馴染が訪ねてきて『家に泊めて』と言われたのですが、泊めさせることができなかった経験があります。その時に『こんなに広い家があるのに、泊めてあげることもできないのか』と思ったんです。民宿経営をスタートする一番のきっかけはそこにあったかもしれません」

一緒に商店を経営してきた息子さんにも賛同してもらい、「帰ってきた時にホッとするような、ここがあるから帰りたい、と思えるふるさとを作りたい」と民宿を経営していくことを決意しました。

京子さん「ふるさとを持たない都会の人向けだけではなく、幼い頃由利本荘市で過ごしていたけど、今は帰る家や実家に居場所がない人も安心して帰って来る場所になったらいいなという思いがありましたね」

「やっぱり人と関わることが好きだから」と思いが詰まったノート

京子さんは農家ではないですが、お客さんが農業体験をしたいと相談すると、グリーンツーリズムの会員の仲間や、近所の農家の方にお話をして体験までをセッティング。海外から来て、観光する場所を相談された時は、一緒に市内を案内してあげたことも。宿泊業以外のことのフォーローも手厚くするのは大変ではないのでしょうか。

京子さん「民宿を経営して、決して儲かっているわけではないけれど、昔から商売をやっていて、人と関わることが好きですから。秋田のグリーンツーリズムが目指す『心の通った交流』に惹かれてこの仕事を始めたので、いろんな人との出会いがあって自分も楽しいんです。自分自身も楽しまないとやっていけないですよ」

泊まったお客様を1人1人まとめているノートには、宿泊日程のメモだけではなく、頂いた感謝の手紙や写真がたくさん貼られています。


京子さん「これはアメリカに住んでらっしゃる日本人の方、これは地質を調査しに来た博士、これは自転車旅行をしていた人が、旅が終わってからくれたハガキ、結婚したよってメールをくれる方もいる。こんなところだけどリピーターさんもいるんです」

口は出し過ぎず、でも困っていることがあればサポートしたい

今は2棟に分かれている弁天の宿。1棟は京子さんの住居とし、もう1棟を住居兼民宿として承継してくれる方を探しています。


承継する建物は、元々商店だったスペースを6年前にリフォームしていて、2階を新オーナーの居住スペース、1階は民宿としてそのまま使うことができます。民泊に必要なものは全て譲っていただけます。

京子さん「これまでの地元での交流や、泊まりに来てくれたお客さまのことを考えると、人と関わることが好きな人に承継してほしいですね。ホテル業の経験がなくても民宿のことや郷土料理などもサポートできます。普通に家事ができる人なら大丈夫だと思いますよ。雪も結構降るので、雪を楽しめる人大歓迎!定年になり、でもまだ何かやりたい!という方でも。自分も57歳から始めましたから」

移住の際にネックとなる住居に関して心配がいらないだけでなく、弁天の宿は立地面にも恵まれた環境だといいます。

京子さん「今年、ユネスコの無形文化遺産に登録された西馬音内(にしもない)の盆踊りや大曲の花火、横手のかまくらなど、人気行事を行うエリアに1時間内で行けます。他、秋田竿燈まつりや角館の桜まつりも1時間半くらいの立地なんですよ」


京子さんは地元では知り合いが多く、グリーンツーリズムを通じての知り合いも多いです。承継してからも地元の人との繋ぎ役になってくれることでしょう。

京子さん「このタイミングで事業を承継したいと思ったのも、自分が潰れてしまってから引き継いだのでは何も教えることができない、何も相談に乗ってあげられないから。まだサポートできる元気なうちに事業承継して、求められたら相談くらいは乗ってあげれないと!でも、口の出し過ぎは絶対にしないようにしようと心に決めています(笑)」

京子さんが「誰かのホッとするふるさと」を作ってきたように、あなたも誰かの「帰りたいふるさと」を秋田県由利本荘市で作ってみませんか?



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