こちらは事業を継ぎたい「継ぎ手」よる事業募集案件です。
事業を継ぎたい「継ぎ手」の方はこんな人
名前:鐵穴伸二(かんなしんじ)さん/現在お住まいの地域:滋賀県草津市
中学生の頃から割烹のお店に住み込みで働くアルバイトをしていた鐵穴(かんな)さん。おかげでひと通りの調理をこなせるようになったといいます。シーカヤック選手でもあった鐵穴さんは、将来海沿いに住むことを視野に入れ、当時の飲食業経験を活かしながら事業承継を通してお店を開きたいと語ります。
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鐵穴さんは元シーカヤックの選手。全国大会にも4度出場したことがあるんだとか。そんなご経験から海が大好きだそうで、将来的には海沿いで暮らすことを視野に入れてます。
「僕自身は鳥取にゆかりがないんですが妻が米子市出身なんです。この先、海沿いに住みながら働ければいいなと考えていて。関西が長かったものですから、元々は京都や兵庫あたりをイメージしてたんですけどね。よく鳥取には行ってますし、別に関西でなければならないというのがあるわけではないので、次第に鳥取もいいなと思えるようになったんです」
タイミングが呼び寄せた事業承継という選択肢
中学生の頃から割烹のお店に住み込みで働くアルバイトをしていたこともあり、当時の飲食業経験を活かしながら将来は事業承継を通して海沿いでお店を開きたいと鐵穴さんは語ります。
「飲食店でやると明確に決めているわけではないんですけどね。調理の経験も活かして海の近くでカフェや喫茶店を経営したいなと、以前から妻と話していましたね」
今の仕事や住んでいる家の契約更新の時期が重なっていることもあり、今まさに移住を含めた職業転換も考えられるタイミングが訪れているそうです。
「事業承継については、老舗の喫茶店に跡取りがいないといった話を身の回りでもよく聞きます。僕がそれを防げる担い手になれるのならそれもいいなと。僕という人間を見てもらって、この人なら任せてもいいと思ってもらえればいいなと思っています」
困りごとは何でも聞くという働き方を通して見つけた社会課題
高校を卒業してから50歳手前くらいまで、長らく運送会社の仕事を続けてきたという鐵穴さん。今は運送会社を辞め、ハウスクリーニングや庭の手入れ、草刈りなど家の困りごとを解決する会社にフランチャイズ加盟をして働いています。そんな「家の困りごと」のなかには、お客様のご家庭の事情が含まれていることもあるようです。
経験を活かすという観点では飲食業を検討しているものの、プラスアルファとしてそのような社会課題を解決していける働き方を視野に入れているようです。
これまでの経験をフルに活かした働き方を
「大きな夢があるわけではなくて、基本的には好きな時に好きなものが好きなだけ食べられたらそれでいいというタイプなんですよ。仕事を通して人のためになることができればそれが嬉しい。とはいえやっぱり事業を承継するわけですから、これまで先代が培われてきたものは大切に残したいと思っています」
そんなことを話しつつも、「お店をやりながらシーカヤックの指導もできれば理想的」と話されていたのが印象的でした。
先代の想いを受け継ぎつつ、次世代の子どもたちのためにできることをやっていく。そんな熱い想いを持つ鐵穴さんの今後の動きが楽しみです。
(執筆:2024年3月)
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