こちらは事業を継ぎたい「継ぎ手」よる事業募集案件です。
事業を継ぎたい「継ぎ手」の方はこんな人
名前 : 新家敏規(にいやとしのり)さん/ 現在お住まいの地域 : 愛知県名古屋市
地方での仕事や地域の活性化に関心を寄せているという新家さん。これまでは経営者として、海外とのやり取りがメインの輸入業に力を注いできましたが、今後はこれまでの経験を活かし、若い世代の方々もサポートしていくと共に、事業の売り手となる方とともに歩み、将来的な地域全体の活性化に繋げたいと考えています。
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現在は名古屋市にお住まいの新家さん。生まれも育ちも愛知県ですが、大学進学のタイミングで将来のことを考え、中国の大学に留学する決断をしたといいます。
「外国の人たちと楽しく話をしながら仕事をしたいと思ったんです。親から『海外の大学に行ってみたら』と勧められたこともあり、留学を決めました。結局遊び呆けてしまい、3年位で日本に帰ってきたんですけどね。でも一応日常会話程度の中国語はできたので、貿易商社のような事業をしている会社に入ることができました」
新家さんは入社後、会社員として働きながらご自身でも事業を立ち上げたそうです。
「3年間くらい、昼間はサラリーマン、夕方6時からは自分の会社の仕事という二足のわらじを履いていました。働いていた会社と同じ貿易関係の事業ですが、会社がターゲットにしていない小口のお客様を相手にして起業しました。次第に体が1つでは足りなくなり独立したんです。そこから12年間会社を経営して今に至ります」
リレイの「とっとりお試し訪問ツアー」がきっかけに
新家さんが鳥取県での事業承継に興味を持たれたのは、リレイが2024年3月に開催した1泊2日の事業承継者交流イベント「とっとりお試し訪問ツアー」に参加したことがきっかけだったそうです。
「今まで鳥取県に行ったことがなくて、だからこそ参加してみようと思いました。鳥取県の人口は名古屋市の5分の1近くだと聞いて驚きましたが、地方だからこその魅力を感じています。雇用を生み出すことで地域を活性化できたら、やりがいも感じられるのではないかと思っています」
また新家さんは、今後の働き方として「ゼロから始めるよりも事業承継を選んだほうが良い」と考えています。
「コロナで海外に行けなくなり、心にぽっかり穴が空いたような感覚になりました。仕事のやりがいも感じられなくなってしまい、同時に海外と関わるビジネスのリスクも認識したんです」
そのような経験から国内で仕事をしたいと考えるようになり、事業承継にも興味を抱くようになったといいます。
ゼロからではなくイチから事業をつくっていく
「まずは国内でしっかりと成り立つ事業を目指したいですね。今までは人が作ったものを人に手渡すだけの仕事だったので、いちからモノを作っていく面白さに魅力を感じていて、興味を持っています」
また、事業承継においては、ゆくゆくは複数人が連携することで実現できる方法もあるのではないかと新家さんは話します。
「一人ではいろいろと負担が大きく引き継ぐことができないような事業も、オーナー制度のような形で多くの人が関わることで承継できると思っています。実現できるよう自分が率先して取り組んでいきたいですね」
譲り手が働けなくなる前に譲り受けたい
「譲り手の方にはそばにいてほしいですね。経験や考え方、お客様との繋がりなど、今までやってきたことを知るためにも半年や1年間共に歩み、その中で譲り受けた側が自分の色を出していくことが成功に繋がると思っています」
新家さんは、譲り手の方が働けなくなってから引き継ぐよりも、共に歩む期間を設けるために早いうちから承継について考えてほしいと希望されています。
これまで長きにわたって続けてきた事業を地域に残していきたいというかた、まずは新家さんとお話されてみてはいかがでしょうか?
(執筆時期:2024年3月)
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