新潟市で不動産業と保険業を営む「カレント商事株式会社」が後継者を募集!
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創業26年。入居者の安心安全な暮らしを全力サポート。
新潟県の県庁所在地である新潟市。その新潟市の中でも特に活気があり、上越新幹線の終着駅でもある新潟駅から徒歩数分の場所に「カレント商事株式会社」(以下、カレント商事)があります。
カレント商事の事業内容は不動産業と保険事業。
不動産業のメインは賃貸物件の管理です。新潟市内にある賃貸物件5棟は社長が個人で所有しており、その管理を法人で行っています。空室が出ると、登録している不動産ポータルサイトに広告を出し、新しい入居者を迎えています。部屋の約80%が1Kであるため、入居者は学生が多いといいます。
一方、保険事業は大手保険会社と代理店契約を結んでおり、自動車保険、損害保険、生命保険を扱っています。また、その保険会社とは別に少額短期保険も扱っており、賃貸物件の入居者に向けて火災などに備えた保険商品を提供しています。
経営者の紹介
カレント商事を営むのは、坂井征一郎さん・明子さんご夫婦です。学校を卒業後、大手保険会社に就職した征一郎さんは、定年を迎える1年前に早期退職し、それまで携わっていた保険業と、未経験の不動産業で独立するために会社を立ち上げました。
征一郎さん「父は個人で保険の代理店をしながら、賃貸物件を所有していたんです。私もいつか父のように独立したいという想いが、どこかにあったのかもしれません」
それまで保険業の経験はあった征一郎さんですが、不動産業はほぼ未経験だったため、はじめは苦労したといいます。
征一郎さん「会社員のときに社宅を探すような仕事を少しやっただけで、不動産業はまったくの素人でした。宅建の資格を取得するのに2年かかりましたし、はじめの頃は本当に大変でしたよ」
会社を立ち上げた後は、奥様の明子さんと二人三脚で会社を経営しています。
征一郎さん「はじめは契約書の作り方も分かりませんでしたから、宅建協会が用意する雛形を参考に見様見真似で契約書を作っていましたね」
創業当初には会社を大きくしたいという野望もあったそうですが、結果的にはご夫婦で26年間経営をしてきました。
明子さん「娘が会社を手伝ってくれていた時期もありましたが、結婚するタイミングで辞めたので、結局2人でやっています。主人は営業が苦手なので、あまり積極的にやってきませんでしたがお客様のおかげもあってここまでやってこれました」
後継者を募集する理由と後継者への想い
後継者を募集する理由はご年齢。
明子さん「主人も私も、もう年なので。無理して続けてお客さんに迷惑をかけちゃいけないって思って、後継者を募集しようと思いました。娘と息子がいますが、継ぐ予定はないのでどなたかにお任せできたら嬉しいです」
征一郎さん「引き継ぐ方は法人でも個人でも構いません。後継者の方のやりたいように事業展開をしてもらえればと思います」
引き継ぎの条件と要件
基本的には株式譲渡を予定していますが、所有している5棟の賃貸物件の管理については明子さんの希望があるといいます。
明子さん「現在所有している5棟のアパートは、個人名義となっており、これは株式譲渡後も変更する予定はありません。そのため、譲渡後は賃貸物件の管理業務は無くなると考えていただければと思います」
オフィス(マンションの区分所有)、各種資料、すべての什器は引き継ぐことができるほか、引き継ぎの開始時期については、後継者の事情も考慮して相談に応じられます。
征一郎さん「不動産業を営むには宅地建物取引士資格試験、保険業を営むには損保一般試験や少額短期保険募集人試験にそれぞれ合格しなければなりません。資格がない方は引き継ぎたい事業に応じて資格取得の必要がありますね」
あとを継ぐメリットと課題点
カレント商事では、不動産業だけではなく保険商品も取り扱っており、特に少額短期保険は賃貸物件入居者に必要な保険であるため、入居開始のタイミングにセットで販売できる可能性があります。
征一郎さん「少額短期保険以外の保険商品は年間取り扱い保険料によってインセンティブの金額(手数料率)が変わります。現状はそれほど手数料率が高くないので、より利益を上げたい場合には契約件数を増やす必要があるかもしれませんね。また、新しい保険商品が発売されたり既存商品の内容が変わったりするため、キャッチアップのための勉強が欠かせません」
明子さん「最近は大手の不動産ポータルサイトから賃貸物件を探す人が多いですよね。だから私たちのような会社が新しい入居者を探すためには営業にも力を入れていく必要があると思います」
新潟県新潟市ってこんなところ
新潟県新潟市の人口は約772,000人(令和5年9月現在)。新潟県の県庁所在地であり、新潟県内では最も人口の多い自治体です。
新潟駅は現在リニューアルのために工事が進められており、それに合わせて新潟駅から北に伸びる東大通りの価値を高めるための社会実験が行われました。また、信濃川沿いの万代エリアの再開発も進んでおり、より魅力的な街に生まれ変わろうとしています。
明子さん曰く、海の幸やお米など食べ物が美味しく、穏やかな県民性のためとても暮らしやすいそうです。また、新潟市は日本海側唯一の政令指定都市ということもあり、一定規模の人口を抱えています。to Cビジネスを展開するには、同地域の他の自治体よりはビジネスチャンスがあるかもしれません。
事業者情報
商号・屋号 | カレント商事株式会社 |
本店所在地 | 新潟県新潟市中央区弁天町3丁目3番5号松栄ビル205号 |
設立年月 | 1997年7月 |
譲渡内容 | 建物(区分所有)、必要書類一式、什器一式、他社株式 ※個人所有の賃貸物件は譲渡対象に含まない |
譲渡理由 | 後継者不在 |
譲渡後の関わり | 後継者と相談 |
メリット | 不動産業(賃貸物件)と少額短期保険の相乗効果 |
課題点 | 大手不動産会社に新規顧客が流れやすい |
求める買い手像 | 特になし(個人でも法人でも可能) |
許認可内容 | 宅地建物取引士、損保一般試験、少額短期保険募集人試験 |
従業員数 | 1名(奥様の明子様) |
選考フロー | 担当者ヒアリング→カジュアル面談→現地面談 |
注意・禁止事項
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